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わたしは生きていける(HOW I LIVE NOW) [DVDやら映画やら]

第三次世界大戦パニック映画と思わせながら、それを借りた純愛映画。開始早々、小生意気で手を焼きそうなデイジーが描かれる。持たなくていいこだわりで固まっていそうな彼女の面倒な性格は、おそらく母親に対する呵責が発端になっていて、それを都会での友達付き合いがますますこじれさせてしまったのか。そんな彼女を愛に目覚めさせてしまったのは、避難先の一家の長男であり、イケメンのエディーなのだが、二人が初めて目を合わせたときの雰囲気からして、最初からビビビとその気を感じたんでしょうねえ。いきなりロンドンで核爆弾テロというのは思い切った設定。灰が降ってきた後には雨もやってくる。そして戒厳令発令。人々は集められ、選別されてデイジーたちは離れ離れ。ある年齢以上の男たちは、別な施設に移動されるよう。そうした戦争状態で起こるだろう、いやな出来事を色々と網羅して危機感をあおります。この映画のぶれてないところは、ほとんどがデイジーの視点で描かれているところか。だから彼女がめぐり合う出来事について、そのいきさつは描かれていないし、都市部の爆撃も彼女が見るテレビ画面の中だけ。家の帰路にあった施設で見たことも、実際に何があってそうなったのかは説明されていません。それは敵によるものかもしれないし、そうでないかもしれない。敵であればわざわざあんな袋に入れないだろう。これは彼女の体験談であり成長物語なので、次に起こりえる大戦を正しく想定していないとか考えちゃいかんです。トム・ホランドさん演じる、快活で愛嬌のあるアイザックがとても不憫だが、とりあえずハッピーエンドか。でもほんのちょっととはいえ、デイジーを演じるシアーシャ・ローナンさんのムフフ・シーンが見られるとは思わんかった。表情の無いときが色白な彼女の魅力かも。映画「ハンナ」とか。子役さんも良かった。面白かった。戦争反対とかいうのではなく、愛とはなんぞやという視点で親娘で見る戦争映画かも。原題だと「わたしはどう生きるか」な感じ。「わたしは生きていける」としたのは、未来の希望的なものを含ませたかったんでしょうか。面白かった。蒸す・曇り・雨。


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