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ロスト・アイズ(Los Ojos de Julia/Julia's Eyes) [DVDやら映画やら]

スペイン映画。冒頭から女性サラが・・・なんだか目が変。見えないんでしょうか? 虫の知らせか双子姉妹らしいフリアが倒れる、そして・・・と、最初から引き込まれてしまいます。姉のサラがなぜ? そして妹フリアにも危険な目にあうというホラーなミステリー。犯人が人間だといいんですが。題名の「アイズ、Los Ojos、Eyes」に偽りなし。サラとフリアが視力が低下する進行性の病気にかかっているところが肝。姉妹の他にも、視力にハンディキャップを持つ人が出てくる。実際の話しなのかわからないが、彼女らは視力の変わりに臭いや気配について敏感になっているらしい。だからフリアにサラの臭いを感じるし、フリアの後を追ってきた男の臭いにも気づくという。この辺もけっこうホラー。しかしフリアはまだそこまで敏感ではなく、お墓で後ろから夫に肩をさすられていると思ってたら、遠くに夫がいるのでドキッというシーンがあったりします。目に包帯巻いて家に戻ってきたフリアは、電話に出ようとするだけで電気スタンドは倒すは、電話機は転げまわるは、転ぶは、メガネでケガするは、そして泣いてと一人ホラー状態ですが、実際、目にハンディを抱えてしまうというのは、命に関わる危険と紙一重の世界なんでしょう。しかし、いくら病院嫌いでも、ちょっとの間はがまんして入院してたらいいのにと、誰もが思うことでしょう。ホテルの用務員っぽい男、クレスプロがフリアに危険な透明人間のことを話す。そ、そんな展開? やっぱり相手は人間でないの? 実は空想科学ホラー?・・・トンデモ話しになりそうですが、それが重要なところ。面白いところはフリアが包帯をして目が見えなくなっているときの人間の撮り方。どんな体勢でも顔を見せません。最初は怪しい人だから映さないのかなあと思ってましたが、見る側にもフリアと同じ気分になってもらおうということですか。ホテルの中を歩く人の視線で撮られたシーンも面白い。ソレダトさんと二人で話しているとき、ソレダトさんが飲みものをこぼす。それをフリアが片付けるのだが、その時の胸の谷間がすごい。ゆるいセーターを着てますねえ。それと廊下を歩く看護婦さんの揺れるヒップと腰元をクローズアップした後姿。ところどころでお色気を忘れてません。冷静にみればフリアの自業自得っぽいところもあります。しかし最後、夫の目の件についてはホロっときます。良い旦那さんだった。「誰にも気づかれない」とかいった話しだと、コメディにしやすそうですが、あえてホラーの題材にするとはなあ。人は目で「物」が見える・見えないを判断しますけど、仮に見えたとしても「印象」に残らなければ記憶には残らない。そんなところかなあ。面白かった。晴れ。


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