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ユリゴコロ [DVDやら映画やら]

こういうのを述懐ミステリーと言うんだろうか。殺人のトリックとかではなくて、「実はあの人って」とか、人と人の交差を楽しむ映画。アレの前にボトルをラッパ飲みかと思ったら、ちゃんとグラスに入れて飲むところが、暴力と正気の狭間にいることを現わしているようですばらしい。ドアを一発で蹴破れなかったり、最後には手を回して開けるのも現実的。松山ケンイチさんがかっこいい。多分あのときの人なんだろうなあと思ったらそうだった。吉高由里子さんのイっちゃった感に負けてない佐津川愛美さんの安定な役っぷりが見事。何だか頬がこけてしまったように見えるのは役作りか髪型によるものか。中学時代を演じるのが清原果耶さんのイカレ具合もけっこう自然で恐い。あの後はあのまま去ってしまったのか。服にくっつく「ひっつき虫」が吉高さんにとっての何か象徴のように描かれていて、何かをするたび溜まっていったそれが、エッチというか愛によって消えていく様が鮮烈。エッチでの「ひっつき虫」のイメージや、人ごみが背の高い草むらに見えたりするところも面白い。子供が池に落ちてアレしてしまうシーンは非常にリアルで恐い。この子供や吉高さんの少女時代の子など、最近の子役の方はみなさん演技がうまい。大人も大変。少女時代に人形のアソコに注入するところは、大人の目から見ればエッチ一択に思ってしまう。彼女も大きくなるわけで、そのときに人形の思い出をどう感じたものか。いちばん印象的なのは松山さんの黒いコートと吉高さんの赤いコート。結局、松坂桃李さん演じる息子が読んだものは全部アレっぽいが、料理屋のコックと丁稚だけはやられてすっきり。この役ではもう家具屋のほのぼの CM には出れなさそう。いちばん見たかったのは後半の山千商会での出来事。どんな風にしてああなったものか。あの人のユリゴコロ能力10000% だろう戦いが見たかった。案外撮ってあったりするものか。最近はテレ東でのアクションも話題になったし。口から泡を吹いてるようだったので、何かクスリでしょうか。ダムの上、吉高さんが飲まされた錠剤はなんだったのか? 旦那さんが持っていたあれだったら、すぐに効果が出そうだが。 ささやきと叫びの音量差が大きくて字幕がほしい。叫びに合わせると静かなセリフがちょっと聴こえない。あと登場人物の漢字名が分からない。スマホとかパソコンが出てこないところが素敵。息子の血は清野菜名さんが抑え続けるのだろうなあ。観る人によるんでしょうがハッピーエンドだと思いました。今後何があっても安心。セコムが付いているようなもの。エンディングの歌詞はわりかし映画の内容に近い気がするが、ちょっと元気良すぎ・明るすぎかなあと思った。なんだかんだいって殺人犯の話しだからなあ。けれどもウツな感じを晴らすにはこんな感じがいいのかも。でも面白かった。

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