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亜人 [DVDやら映画やら]

ひたすら戦う映画。普通なら登場人物たちの背景とか過去を描いても不思議ではないんでしょうが、そんなものをすっ飛ばしてとにかく破壊と戦いの連続。葛藤は少しだけ。展開が速い。これは主人公の性格設定にもよりそう。死なないことだけでこんなに濃密になるとは。厳密には彼らの能力、黒い幽霊みたいなやつのおかげもありますが。テロリスト、佐藤の話し方が独特。これは幼いころから繰り返された実験の中で、学者たちの話しぶりが移ってしまったんではないだろうか。彼が「亜人」について人に説明するところも学者とか先生っぽい。その説明のおかげでラストの展開がよく分かる。佐藤はとにかく人を殺すが、彼はその人数以上殺されてきたのだから彼を否定しようとは思わない。永井だって20回は死なされているようだし。疑問の余地なく淡々と進む実験の様子には背中が寒くなる。しかし佐藤の行動は復讐と言うよりは楽しみのよう。普段もゲームやってるし。限りなくリセットされてきただろう実験もゲームと思わなければやっていられなかったかもしれない。さんざん殺してもし生き返った人がいたらボーナス!と思っていたりして。政府側の玉山鉄二さんと川栄李奈さんの関係も興味深い。他の人の背景を含め、分かっていないところも色々あるので、続編とかもあるものか。「佐藤」に「田中」、「永井」と名前が変に凝ってなくて分かりやすいところも良い。映画を考えるにあたっては、心情とか、親子関係にフォーカスとか、色々なプロットがあったんでしょうが、これだけしぼった人はえらい。こんなんだったら劇場で見ればよかった。日本語字幕もうれしい。オルフェノク対電王+モモタロス的な世界を見た気にもなる一粒で二度美味しい映画。役者を抜きにしても、もしかしてこれは形を変えた仮面ライダー映画かも。「東京喰種 トーキョーグール」とならぶかっこいい実写映画。


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