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機動警察パトレイバー2 the Movie [DVDやら映画やら]

劇場版第1作にくらべてアニメの質感が重いというか暗い感じ。あきらかに手描きではないところもあって、地下経路を説明するシーンなどはデジタル作画なんでしょうか。キャラクターもマンガ風味からちょっとハードボイルド。かわぐちかいじさんのマンガっぽくも見える。主役は特車二課の後藤隊長なのだろう。彼と仲間の刑事の暗躍が光る。しかしそのおかげで同じ隊長の南雲に怒られたりする。PKO 活動中に受けた攻撃から生き残った一人の男。PKO というから自衛官なのだろう。この自衛官が騒動の発端。前作のコンピュータ・ウィルステロにくらべてちょっとは理由がありそうですが、それは見ないと分からない。携帯電話が登場する。「あの人にも携帯電話~」とか南雲が口にするところも時代的。この映画を観ていると、後の実写映画「首都決戦」はこれに関係するものだと容易に分かるし、「首都決戦」はこの映画の世界を実写で再現したかったのかと思う。同じところが攻撃されているし偉い人たちの会議シーンもそっくり。時代は繰り返すということもあるが、作り手側はよほどこのテーマや筋に思い入れがあるのでしょうか。戦闘ヘリをあやつるパイロットの口元とか表情も女パイロット灰原に似ているような。雪の中、特車二課たちが玄関先で決起するところは、二・二六事件のクーデターのよう。特に雪の白さが戒厳令とか決起の雰囲気に見えるのは、忠臣蔵とか時代劇からの定番かも。雪の白と血の赤は国旗のようだし。失礼とは分かりながらもロマンチックだしノスタルジーに思う。自動販売機の上に置かれた空き缶がリアル。実際にそんな風景を見なければ描けないのではと思う。無人飛行船による「情況」もなるほどなあと思う。試しに小っちゃい爆発で脅しをかけたりする話しはよくあるが、この飛行船は被害を与えていないだろうところが上手い。最後の飛行船も不気味。常に標的にされているという印象を与えてくれる。どうしてもいやなシーンは、特車二課の隊員が我が物顔でコンビニで買い占めするところ。後はどなってばかりの太田の勉強しなさすぎな行動。アニメとかマンガにはお約束なキャラクターかもしれませんけど。これらが無かったら息をつかずに見ていられたはず。実に良い話しなのにちょっともったいない。でも面白かったから良いか。


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