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シムソンズ [DVDやら映画やら]

常呂町カーリングチームの映画で日本唯一のカーリング映画かもしれない。オリンピックがあったのでまた見た。ホタテと玉ねぎが有名で特にホタテはたくさん登場する。今なら赤いチーズケーキも出てくるだろう。もう10年以上前。実在のチームの物語なのだが、色々と盛られているところもあるんだろう。映画なんだし。授業中の玉投げスタイルとかはほんとにやってたら笑う。トイレのドアを使ったポーズ練習、玉ねぎとかぼちゃのスウィーピング、四人五脚は実際にやっていそう。久しぶりに見ておどろいたのはラストの試合でのシムソンズのエンド。逆転にトライするところは、オリンピックでのイギリス女子チームそっくり。12年後を予測していたようなもの。加藤ローサさんの「おりゃ!」がかわいい。加藤さんや藤井美菜さんの横顔や鼻の高さが素晴らしい。ラインを出る出ないの反則が取り上げられているが、今でははちゃんと判定されるんだろう。藤井美菜さんは経験者という設定だけあって、最初から投げる姿が決まっている。他の三人も話しが進むにつれて上手くなっていくところがすばらしい。観衆が見守る中のラストショットのシーンは転んだらまずいしけっこう緊張したんではなかろうか。「目を閉じろ・開けろ」のシーンは、「目を開けたら誰もいなかった」というのが定番だと思うが、そうでないところが面白い。ラストの試合前の目をつぶって輪になるシーンは思わせぶりが上手い。テレビと聞いたあとの「ニューハーフみたい」な化粧がおかしい。演説が空振りのコーチを前にして気まずそうに横を向いたり、仲直りした後でコーチの家にいったときの藤井さんの表情がかわいい。田中圭さんや山本浩司さんが少年に見える。北海道ならではの長い一本道がすばらしい。自転車に乗りながら「鼻が凍りそう」というセリフは本心からだろう。常呂町の寒い中でのロケだろうし、カーリングをすることも初めてだったろうし、色々苦労されたのではなかろうか。カーリングを知らない人のためにも、劇中で登場する解説者やビデオ映像が、自然な流れで説明してくれるところが上手い。加藤ローサさんが真人にあこがれるのに対して、畜産農家の女の子が夏八木勲さん演じる伝説のカーラー好きなのは、海月姫のジジ様好きみたいで面白い。真人と藤井美菜さんはほんとは兄妹だったとかいうオチかと思ったら名字がちがってたんだな。コーチ役は天パ全開の大泉さん。スリラー全盛時のアル・ヤンコビックさん風。コーチの背景設定が物語に深みを与えている。軽トラの荷台送迎は見つかったら怒られそう。ラストの観客の喝さいは、勝ったチームにはちょっとかわいそすぎる。星井七瀬さんを見つめる父親役、芦川誠さんの表情がけっこうホラーだった。さすが呪怨の不動産屋さん。それにくらべて農家の女の子の家庭はほのぼの。藤井さんの家族については語られていないが、彼女のセリフから厳しそうな親に思える。屋外のシーンが清々しいのは、カット面積の半分以上が空や海、サロマ湖だからかもなあ。トレーニングを重ねていくシーンにお母さんが SIMSONS のワッペンを縫い付けていくカットが挿入されるところに意外と感動。この映画がカーリングチーム誕生からオリンピック出場までの記録としたら、今度は銅メダルへの道という映画か。タイトルをチーム名にしなければ「なんたらパート2」とかにできたのでは。加藤ローサさんを始め、配役が良い。これだけかわいいチームがあれば応援したくなるのは当たり前だが、これでいいのだろうかと思ったりする。カフェ「しゃべりたい」のマスターが会計しているシーンが無いことが気になる。高田延彦さん相手に無銭飲食とは恐ろしい。もぐもぐタイムは無かったが流氷ソーダがおいしそう。面白かった。


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