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パンドラ 永遠の命 [DVDやら映画やら]

堺雅人さんと鈴木浩介さんの尖りっぷりを堪能する映画じゃなくてドラマ。WOWOW のドラマW枠の作品らしい。最初の5分のシーンと音楽で、何かいけないことをしているのだなあと分かる。誕生した子供を世界に公表し、認知されるはずはないと思うので、どういったラストに持って行くのか興味深く見る。十字型の切り方には学術的に意味があるのかと考えたが、おそらくは教会からきたものだろうなあ。それとも何かにくっつきやすいのか。クローン胚の着床技術とか、科学とか化学の世界でも「職人技」というのが存在することにあらためて感心する。左官とか大工とか和風総本家の世界。「心臓止まるかと思った」に「止めてあげましょうか」と返す尾野さんがかっこいい。いつも思うが、食堂や飲み屋の席で刑事たちがでかい声で推理を披露しあうというのはなんだかなあ。伊藤歩さんの死体の演技が怖い。ぽろっとボロを出す伊武雅刀さんがかわいい。ちょっとだけ刑事役の高橋克実さんが浮いているような気がするが、クールな堺雅人さんと大人な伊武さんと並ぶと、その水と油かげんがけっこう良いかも。当たり前の話しだが、堺さんの首尾一貫した演技がすごい。彼の笑ってない目が怖い。上司の伊武さんを殴るときの感情が、怒りなのか何なのか分からない表情で、それがまた怖い。それに対照的な感情を隠せない尾野真千子さん。彼女が演じるナツミには退場してほしくないがどうでしょうか。尾野さんのタバコの吸いっぷりが良い。鈴木さんがこんな役をするとは思わなかったが、けっこう似合っていた。堺さんと同様、目が笑っていない役者さんの一人かもしれない。子供の顔が怖いカットがある。これが話しの中で言われていた本能が覚醒する瞬間を現しているのだろうなあ。子供にこんな顔されたら怖い。ささやき声が多くて字幕がほしい。パンドラの箱の「パンドラ」とは、箱を開けた女性の名前だったのか。クローン研究ドラマのパターンとして、どのようなラストを迎えることか。面白かった。晴れ。


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