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ラブ&ピース [DVDやら映画やら]

音楽がすばらしい。部屋でカメといっしょのシーンの音楽が「時計仕掛けのオレンジ」風。これは話しの節目でも流れたりする。地下シーンは「バットマン・リターンズ」も思い出す。オープニングから最後まで、ところどころに漂うノスタルジー。レプリカの部屋での鈴木の笑みが何か気になります。西田敏行さん演じる老人は、彼がやっていることが信じられないことばかりなので、ただの人ではないことがよく分かります。もしかして人でないかもしれない。いったい誰なのかというのも楽しみなところ。すさまじく情けない変顔を続ける良一に困り顔の裕子。ちょっと大きめな顔は群衆の中でも目立っていて分かりやすい。ピカドンとか戦争とか、反戦に平和とか愛がテーマかもしれませんけど、その本質は欲求ではなかろうか。そのために良くなったりダメになったり、何かを見失ってまた見つけて。そんな鈴木良一の忙しさったら大変なものだ。そしてこれはリンネの物語でもある。彼はもしかして「新しい」振り出しに戻るのかもしれない。みんな繰り返しにちがいない。鈴木良一は時の流れに永遠にほんろうされるんでしょう。西田さんの演技も泣ける。スペシャルドリンクの件はうっすらと分かっていても、琴線にふれるシーン。西田さんの老人含め、地下の彼らもまたリンネにある。麻生さん演じる裕子のラストカットも良かった。映画の原点な感じ。ビデオとかが普及する前、映画を振り返るにはパンフレットやサウンドトラックしかなかった。なんだかそのころを思い出させてくれる映画。たぶん画面を見なくても音だけでも楽しめる。音を聴いてどんな場面か思い出せる。壮大なウルトラQ的世界。ウルトラQの「育てよカメ」であり「燃えろ栄光」も連想させます。ほんとに面白かった。いったい裕子は事務所でなんと言ったんだろう。晴れ。


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