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丑三つの村 [DVDやら映画やら]

驚くのは、大場久美子さんの大女優扱いです。エンドロールの最後から2番目に名前が出てきます。ちなみに最後は五月みどりさん。格でいえば夏木勲さんが最後だろうなあと思うところですが、最後だからえらいということもないんだろうか。古尾谷雅人さん演じる継男は、村では突出した人の良い人間に見える。インテリで言葉遣いも丁寧。彼の住む村はなんとも閉鎖的で、夏木勲さん率いる自警団がよそ者を排除して守られている。継男が言う「どんどん血が濃くなる~」というのはとてもショッキングで、田中美佐子さん演じるヤスヨとは知らずに親戚関係になっているであろうという狭い世界。これではうかつに人を好きにはなれない。継男に負けず、ヤスヨも悲劇者。新井康弘さん演じる先輩はその辺をよくわかっていて、エッチは他所でする。さすがズートルビ。こうした状況を嘆く二人に対し、何の危機感を持たない、あるいはあきらめきっている・知らないふりをしている他の村人は変。エッチしたければするし、血のことなどおかまいなしに縁談を手伝うおばさんも変。「わしが生きている間は勝手なことすんな」と言った継男のばあさんもいかんかったか。ばあさんがいなくなれば何でもできると思ってしまう。古尾谷雅人さんはこの前年に「女教師」にでているが、それを100倍しても足らない、あっち側に行ってしまった役をどう思っていたのか。大きな映画会社の大作とはいえ、色々と複雑な思いがあったんではないでしょうか。とうぜんながら犯人に感情移入してはいけない。とはいえ継男はまともであり続けようとしたのかもしれない。ここで描かれている村はホラー成分満載で恐ろしい。ビートきよしさんが出ていたが、冒頭の一瞬だけだった。ああ、怖かった。家族鑑賞には向かない・・・天気良い。


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