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ジャージの二人 [DVDやら映画やら]

もちろん鮎川誠さんが出ているから観た。大楠道代さんというか安田道代さんにおどろく。浮気された息子(小説家らしい)と仕事をしない父親(カメラマンらしい)が田舎で暮らす話し・・・だろうか。鮎川誠さんと堺雅人さんの組み合わせが珍しい。共通点が無さそうだがとりあえず二人とも九州の出だったか。難解な映画。時折見える山と雲の風景がきれい。雲が噴火煙のよう。この映画でジャージは重要なようだ。ジャージに着替える場面もスローモーションでゆっくり撮られている。ついでに名前と職業まで紹介される。なぜジャージなのか。その理由は「寒いから」だ。その他にも「家の中はジャージに決まっている」「だらだらの象徴」「子供のメタファー」など。もっともそれらしいのは、二人の一体感をあらわすものか。二人が住む携帯電話が通じない場所への関所は、コンビニ「ミニストップ」。携帯電話の電波が届く唯一の場所、畑の真ん中が現世との連絡場所。でも固定電話はつながっている。息子はその場所を知ると、ニコニコしながら妻に電話をかけるが切られる。息子が考えるに妻は浮気をしているっぽい。切られたあとでニコニコから険しい顔に変わる。ついでに帰り道に迷う。まるで迷宮に入ったようだ。奥さんの腕組みをよけたり、奥さんに携帯電波スポットを教えないとか、奥さんの携帯を勝手に見たりする、この息子のみみっちさは何か。二人は天気予報を見ながらその場所の涼しさに悦にひたる。二人が居る場所は孤立している。父親が程ほどの長さの薪に拘る理由は何か。オカダさんはいったい何しにきたのか。時々たずねてくるオオヤマさんは何を表しているか。彼女は死神かもしれない。偶然にも父は魔女と言っていた。野菜をもらった家では「包丁・チェンソー研ぎます」が黄色くハイライトされていたのが不気味。いちばん充実しているようなのは、独り立ちした奥さんだなあ。難しかった。


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