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ゴジラ対ヘドラ [DVDやら映画やら]

ゴジラ映画を観るとどうしても浅草東宝を思い出す。子供が海岸で遊んでいるところにヘドラが迫ってくる合成はとてもよくできていると思う。その他の特撮も良い。暗い場面が多いのであらさもあまり目立たない。何が足を引っぱっているかというと、やはりゴジラの造形か。映画には子供・大人・社会・文化・音楽といったすべての要素が盛り込まれていて、それまでのゴジラ映画とは違う。よどんだ空はPM2.5のようだし、海中でサンゴとかがヘドラに犯されていくところは今話題のサンゴ密漁。日本のヘドロやスモッグを解消してきた知恵はすごい。シビックCVCCが排ガス規制をクリアしたのも企業努力。ゴジラがヘドラを振り回すと、ヘドラからヘドロがちぎれて人々に降りかかる。ゴジラには知ったことではない。ほとんど人類の自業自得なので。女性の絵の横顔がそのまま地図上の被害地域の輪郭に変わるところが良い。富士裾野に若者が集まる時のギターの調べが悲しい。海岸で子供が立っているとノンマルトを思いだしてしまうのは、セブンのあの回がよほど印象に残ってしまったのだろう。異才による傑作ゴジラ映画。


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