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DVDやら映画やら 記事一覧
2017年04月27日:  四万十川
2017年04月26日:  ゼイラム
2017年04月24日:  催眠
2017年04月22日:  闇のカーニバル
2017年04月21日:  ラザロ・エフェクト(THE LAZARUS EFFECT)
2017年04月19日:  スパークス(SPARKS)
2017年04月17日:  ヘイヴンハースト(Havenhurst)
2017年04月16日:  ブライトン・ロック(Brighton Rock)
2017年04月14日:  世紀末の呪い 増殖
2017年04月13日:  フルリベンジ(HIDDEN IN THE WOODS)
2017年04月11日:  ロック・ザ・カスバ!(ROCK THE KASBAH)
2017年04月08日:  ヘリウッド

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四万十川 [DVDやら映画やら]

主役は男子小学生アッちゃん、そして姉弟たち。チヨコちゃんに泣ける。いつか大きくなったチヨコちゃんとアッちゃんが出会うなんて話しがあるなら良いんですが。家を手伝うという理由で休んだらいじめらるというのは何ともおかしな話し。これには「あそこ親はぐうたらだ」とか「なまけ病だ」とかいう大人の噂に子供が乗ってしまうせいだろう。親を鏡にしてその倍以上のことを同じ子供にしてしまう。狭い村だからこそかもしれない。石橋蓮司さん演じる教師は行きすぎな感じがするが、時代的に過去の戦争が影響しているのは間違いないだろう。あの大きな暴力に巻き込まれたおかげで、子供たちの小さな暴力を見逃せないのかも。働くために家を出るアサコ、つまり高橋かおりさんの表情がすばらしい。年代からしてまだ金の卵と言われていたころだろうか。良い職場であることを祈るばかり。主役がアッちゃんなら、彼女は若くしながら名バイプレーヤー。普通なら主役よりで目立ってしまうところをうまく控えてます。この映画の面白いところはいじめっ子の親とか、はなやかな都会の様子が出てこないところ。母親が仕入れにでかける市場がせいぜい大きな場所。都会はこうでとか、いじめっ子の親は派手な金持ちでとか、そんな余計な描写が無いおかげでアッちゃんにじゅうぶん感情移入できる。アッちゃん自身、都会の様子など想像がつかないかもしれない。子供たちの思いや純情さに感動する映画ではあるが、いちばん良かったことは父ちゃんと母ちゃんが仲が良かったところかも。足を悪くした父ちゃん。「もしかして闇落ちする?」と考えてしまった。あんなすっぴんがきれいな母ちゃんがいてやる気の出ない父ちゃんなんていないか。退院した夜、二人で床についたときはちょっとドキドキしたがそんな映画ではない。労災、猫、チヨコちゃん、採石業、井戸、野外上映、雨、出稼ぎ、残される年寄りなどの数々の小さなエピソードが不自然無く集まり、見事にアッちゃんの家族、そして彼の成長が描かれてます。「四万十川」というタイトルから最後はアレが来るだろうなと思っていたが、どんなすごいことがやってきても、この家族は母ちゃんをエンジンに生き抜いていくのだった。井戸の件は、ホニャララと言わず、どうせ怒られるならもっと大きいものを入れてやればスッキリしたかも。高橋さんを始め、子役の名演に泣かされ、ジンとくる映画。製作会社名の「山田洋行ライトヴィジョン」が「山田洋次~」に見えてしまった。名作。寒い・曇り。


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ゼイラム [DVDやら映画やら]

ヒロイン、イリア役の森山祐子さんがすばらしいのは言うまでもないが、井田州彦さんと蛍雪次朗さんのコンビの存在が大きい。特に蛍さんは、ガメラといい、怪獣とか特撮が似合う人の一人。シーンとしてはパワーショベルで登場するところと電気をつなごうとするところが良い。汗だくで情けない男がなぜかかっこいい。おかしな状況にすんなり納得してしまう井田さんと、常識すぎる設定の蛍さんというような対比が面白い。普段のゼイラムは三度笠を被ってマントを羽織った浪人風。マントだけかと思ったら、ちゃんとズボンをはいていた。これも重厚でかっこいいですが、見どころはやっぱりパペットアニメーションや変態するところ。最後の変態は予想外。もしかしてゼイラムはメスというか女性だったのか? と思ったらボーナスコンテンツのインタビューで監督も女性だろうと言っていた。そうするとこれは女の闘いだったのか? 自分の身体から生物を作り出すのも出産と同じことかもしれない。戦闘のためにゾーンを作り出す設定は自由な戦闘がし放題という利点もあるが、なんといっても予算の都合もあったのでは。それでも予算以上の内容なのは間違いないだろう。ほとんど戦いのシーンで色々なクリーチャーも登場するし。ミニラみたいなやつもいる。ゼイラムの能面みたいなギミックも不気味。確かに女性っぽい顔をしているような。能面は普段は寝ていてゼイラムが勝手に動いている様子。というか、能面がゼイラムで、動いているのは乗り物みたいなものか。AI操縦の戦車な感じ。クリーチャーばかりではなく、今となってはすぐ分かる、タイトルバックの絵もすてき。空に浮かんでいる雲はゼイラムの頭を連想させる。火花とか電光とかの特殊効果も自然。蛍さんと井田さんが車に乗っているシーンで、榎本健一さんの歌がかかっているのはどなた様のアイデアだったのか。イリアの片手に当たった弾が塔みたいな建物に跳弾してしまうシーンの微妙な間がかっこいい。蛍さんの電気屋は派手好きな設定のようだけど、あの作業着はちょっと幼児番組にお兄さんっぽい。しかし見ようによっては「何とか戦隊」っぽいとも言えなくもない。モニターに表示されるアラブ風な文字や音楽、ゼイラムがやられようとするときお経みたいな言葉など不思議な世界を演出してくれる。イリアは今で言うツンデレ風だが、実際の口調や対応は丁寧で、もしかすると彼女はアンドロイドとかではないの? と思わせる。イリア役の森山さんは、アクションはもちろん、ボブという AI に対するセリフとか演技は、独り言みたいになりそうだし、タイミングを合わせるとか大変だったのではないだろうか。なつかしくもあるが、今見ても面白いというのがすばらしい。そういえば前に見たときに、ゼイラムが産み出したのにエイッとやられてしまったあの白塗りの人はいったいなんだったのか? と思ったが、あれは単に言うことを聞かないでイヤイヤしてたから怒られただけだったのかもなあ。晴れ・曇り・雨。


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催眠 [DVDやら映画やら]

エクストリーム自殺な事件が同時多発。それは果たして自殺なのか、なぜ起こるのか、そのきっかけはなんなのか等々を宇津井刑事と心理学者の稲垣吾郎さんが追いかける。大杉漣刑事のラストは「ミッドナイト・エクスプレス」の看守さんを思い出す。ただの催眠術の域を超えて、オカルトみたいになってしまったのは良かったのか悪かったのか。「リング」に始まるホラー映画の影響かもしれない。ラスト近くでテレビ画面に映る菅野さんは、ほとんど顔を隠さない貞子。映画「富江」といい、菅野美穂さんはホラーのヒロインというより、ホラー役がよく似合う。よく彼女をホラー映画にキャスティングした人は天才。宇津井刑事の下で働く女刑事は、何もされなくてもすでに仕事という催眠にかかっているのではと思わせる仕事っぷり。そのキーは宇津井刑事の怒鳴り声。菅野さんが浮き上がってみんなぼーぜんとしているのだと思ったら、ただ椅子の上に立っていただけなのに少し笑ってしまった。多重人格が認めらていない医学界に驚く。中丸忠雄さんが登場すると一気に昭和東宝特撮・ホラーにタイムスリップ気分になる。考えてみると電送人間とスーパー・ジャイアンツのダイナミック・デュオ。すばらしい。中丸さんは常連とは言わずとも、「地球防衛軍」とか「メカゴジラの逆襲」、さらには「日本沈没」と、東宝の重要な特撮に顔を出す。この映画に配役されたことも何だか因縁のような気がします。今となっては公開当時よりも目玉シーンが増える。ひとつは星野亜希さん。今は「ほしのあき」さんと及びするのか、大胆なアングルで色っぽい声を聴かせてくれます。そして木村多江さん。医学生を演じていますが今の方が良いなあと思ってしまう。堀部圭亮さんの髪形もかっこいい。高橋克実がふさふさ真っ黒毛。小木茂光さんが良い人で良かった。自殺行為をしてしまう人たちには色々と理由があるらしく、どんどん進んでしまうと「もしかして良い世界になるんでは?」と考えてしまうジレンマ。女刑事の様子だと、交通事故だろうがどんなショックでも催眠は醒めない。覚醒させるきっかけがあるように、稲垣先生には目を覚まさせる方法を考えてほしい。音楽会で稲垣さんがドアを開けるシーンは、「もしかしてみんな狂ってる?」と期待させてくれますがはたしてどうなるか。秀逸なのはオープニングの白黒ヴァーティゴマークとラストの人の顔。大きいスクリーンで見たら気持ち悪かった。エンドロールが自主映画作品、良くて ATG 作品に見えてしまう。それと一緒に流れる歌が味があってちょっと辛い。菅野さんにひどいことをしていた男の告白が重要なのだが、声が切れ切れで聞き取るのが大変。その代わり稲垣さんの声がでかいのなんの。しかし事の次第や菅野さんに何があったのかは、ラストの対決できちんと話してくれるのがやさしいところ。結局菅野さんもただの器だったというところか。セットの仕上がりによるのかもしれないが、1999年頃ってこんなに汚かったか? と思ってしまった。宇津井さんの怒鳴り声を堪能できる映画。映画館で観た覚えがあったが、封切り時でないのは確かなのでたぶん東宝オールナイト。今となって見返すと、大御所や有名俳優さん山盛りの映画。薄い紫と銀色が目を引く、フロッピー外付けの VAIO 505、それに初代から流線形にフォルムを変えた PowerBook G3 も登場する。G3 が出たのは 2000年前だったのだなあ。面白かった。晴れ。


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千里眼


闇のカーニバル [DVDやら映画やら]

どなたかに捧げるようなテロップ。登場人物を人ごみのなかで追いかけるカメラ。カメラ目線がちょこちょこ見えるのは、これがゲリラ撮影だということだろう。ある飲み屋通りの一日。日が暮れ、夜になると暗いライブハウスの中。主人公だろう女性がバンドで歌を歌う。タイトルロール。コクシネルの野方攝、スターリンのミチロー、FOOLS のメンバー、じゃがたらの江戸あけみに EBBY、AUTO-MOD のじゅね 等々の名前がずらり。そして室井滋さんも。山田久美子さんという方は、今だと女優のりょうさんの雰囲気。これは山田さんのドキュメンタリーっぽくもある。そして何かの前日譚ともいえる。話しの中の地下ボイラー室というか設備室の男。今後につながるストーリーに思える。これから何かが起こる新宿の一夜。山田さんが着る Aria ProII のTシャツがバンドの人っぽい。この他に赤軍派指名手配のTシャツも登場する。ライブハウスではストーンズのエモーショナル・レスキューがかかっている。ここで殴られて血を流しているのがもしかしてミチローさんだろうか。カメリアダイアモンドの店。古美術屋。たぶん換金した様子。具合が悪そうな山田さん。夜明けのカラスを捕まえる少女。そうかと思えば火葬場で焼け残った骨を盗む。いったい彼女は何をするのか。意味なく襲われる牛乳配達と真っ白い牛乳に混じっていく赤い血。赤といってもこのシーンは白黒。カラーならかなりグロくなりそう。夜のコンビニでは「歌うヘッドライト」が流れている。大変な目にあってしまう男娼。JRではなくまだ国鉄の駅のずらりと並んだ公衆電話で電話を掛けながら具合が悪くなる山田さん。殴られ倒れた山田さんの股間からは血。もしかして生理だったのか。脈絡がなさそうな出来事の連続。夜が明ける。ボロボロの山田さんだが、新宿の朝の雑踏の中、また一日が始まる。でもこの世界もドーンと消え去ってしまうかもしれない。なぜなら、設備室の男が色々と調べていたから。新宿サブナード地下街の地図、地下埋込ケーブルの図面、新宿街図、ガス配管図などなど。彼はどこに何を仕掛けるか色々と思案中。タイトルどおりの「カーニバル」な日常はいつか必ず消えるだろう。見終わって考えてみると、話しの核は設備室の男のテロ計画で、地上ではすでにみなさんが自ら破滅に向かって騒乱にふけっているということなのかも。破滅させられる前に自ら破滅に向かってしまうんです・・・とか色々勝手に考えてみろよ!という映画だった。曇り・雨。


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ラザロ・エフェクト(THE LAZARUS EFFECT) [DVDやら映画やら]

死んだ人を生き返らせたら大変なことになった映画。エヴァの存在が重要。科学素人の彼女がいるおかげで、ちょっとはやさしい説明が聞けたりする。人間の脳は100%使われていないという。しかし使っていない部分があるということではなく、一度に10%くらいしか使う能力が無いということらしい。よく医療ドラマで一度心肺停止になったところを投薬、マッサージ、AED とかで復活させるなんてことはよくあるが、今回の場合は完全に死んでしまったということか。どうも違いがよくわからない。生き返ったというのはタイトルにもある「ラザロ」という血清によるものだろう。これが脳を活性化させたのだろうか。結果はどうあれたいした薬です。でも結局科学者が悪い。科学者のエゴや倫理的とか神に反するとか言われることは必至。けれどもそれはよく使われるテーマ。生き返ったらすごい能力を身に付けていたというストーリーは派手で見ていてとても楽しい。定番の白目の無い黒目だけのブラック・アイも堪能できるし。でも死んで生き返ったはいいが、その人はほんとうに元の人なんだろうかというような点に焦点を当てた話しも見てみたい。ラスト近くのゾーイは、「X-MEN: ファイナル ディシジョン」のジーン・グレイ状態。もともとこの女優さんがちょっとファムケ・ヤンセンさんに似た感じなせいか、ちょっとアレな能力を発揮すると、X-MEN っぽく見えてしまう。彼らのラザロ血清って、もしかしミュータント血清だったりして。この次があるとするなら、科学者たちを監視していたであろうスポンサーの製薬会社がどう出るかというところか。でもゾーイが強すぎて誰も太刀打ちできなさそう。タイトルロールの液体・流体みたいな映像がきれいかと思ったらグロっぽくなったりして面白い。エンドロールはエレクトリックな音楽が良かった。X-MEN のジーンが見たくなる映画。終わってみると「X-MEN: 番外編」みたいだなあと思ってしまった。でも脳を100%使ったら超常的な力を発揮しちゃったというのはよくありそうな話しなので、単に頭がよくなったとか記憶力がむちゃくちゃ上がったとか、そんな普通の話しでも面白いと思うんですが。でもブラック・アイがいっぱい見れて面白かった。晴れ。


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スパークス(SPARKS) [DVDやら映画やら]

The Who の曲と同じ名前だということと、ヒーロー物ということで見た。原作がグラフィックノベル。こんなヒーローコミックがあるとは知らなかった。1920年、ロチェスターから始まる。オープニングでは「隕石が堕ちた!」という白黒ニュース映像とアナウンス。何かの記録フィルムの引用でしょうか。その16km圏内では異常気象が多発。放射能を浴びながらも生きながらえている13人。それから26年後という世界。でも26年経ったとはいえ、まだ1946年。戦争が終わったばかりの時代。これは面白いヒーロー映画。映画「ウオッチマン」の壮大さはない。地味。かなりせまい範囲でのヒーロー物。なんたって、ヒーローが美人局なことまでやってしまう。それも自分の上司のために。舞台が 1940 年代という、現在のようなハイテクが何もないという時代設定も面白い。映画の中ではヒーローたちのことをスーパーと呼んでいる。ハードボイルドな雰囲気だが、主人公のスパークスは人間らしいというかけっこう情けない男。登場人物でいちばん可哀そうなのはドーン。きっとスパークスにホの字だったのだろうに。スパークスは気が回らないだけといえ、あまりに非道。面白いところは、基本的にスーパー、つまりヒーローはただ強いだけというところ。やられるときはやられてしまう。相手の人数次第では立ち上がれない。スーパーといえば同じように普通の人がヒーローになる映画「スーパー!」があったが、それよりは SF。でも「スーパー!」の方がシリアスな世界。「スーパー!」+「ウオッチマン」+「シン・シティ」的な世界を目指しているのかもしれない。しかし変身エッチは人としてまずいんではないか? 人として・・・。風・雨・寒い。また見たい。


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ヘイヴンハースト(Havenhurst) [DVDやら映画やら]

想像はつくけど面白い。予告編だけでもかなり分かる。冒頭の三分でおかしなアパートなのが分かる。あれだけ悲鳴を上げて誰も出てこないなんて。いったい何人住んでるんだ? 最初はジャッキーとダニエルが同一人物かと思ってしまった。なぜなら雰囲気が似ていると思ったので。立ち退きを言い渡されるホープスが持っているのが招き猫のミニチュア置物。ただの小道具かと思ったら、けっこう目立つ。ホープスのあの行為の最中に、お金に移っていくカットがかっこいい。これでは何も語らずともアレな仕事中なのだと察してしまう。彼女の顔のアップを見ると、少しアジア系も入っているような。暴力夫ウェインのやられっぷりもすごい。この映画の中でいちばんのグロシーンだろう。健全な生活とかっての悪癖に戻らないことがヘイブンハーストに一生住むための条件。何かをやってしまったらアウト。家主のエレノアが何かを知っているのはまちがいない。仮に素行が悪かった人が集められているとして、もしかして子供のサラも何がしたの?と非常に気になる。サラの表情、特にラストが印象的。サラの言う「先に私、次にあなた」が何を意味するのか。単純に順番を守れということか。でも何の順番だ? エレノアがジャッキーに話す内容に納得してしまうのがちょっと複雑。少ない情報で動く刑事ティムがえらい。彼とジャッキーの間にはよほど深い信頼関係があるのだろう。しかしヘイブンハーストについて「俺は知らん」と即答する同僚もなんだかあやしい。それにカウンセラーのメガネさん、マイケルも実はツーツーだったりして。ジャッキーが務める食堂の先輩女性の目つきもあやしい。逃げ込んだ先がアソコだったり、仕掛けがあったりとお化け屋敷の様相。夜中の出来事かと思ったら外は昼間。確かにジャッキーとサラが朝食を食べていた。このあたりもお化け屋敷感がある。お化け屋敷とはいっても、事件を起こす側にとってはゲーム感覚なんてない。絶対に出してはいけないお化け屋敷。「ヘイヴンハースト2」のやる気が満々のような後味。ただのミスリードだったのかもしれないが、登場人物の裏の顔設定とかいろいろ用意されていたりして。何にしろ一回で終わらすのはもったいない。ホラー映画ではジェイソンとかブギーマンとかジグソーとかホラーアイコンが登場しますが、片腕に武器を着けたこの映画の人も、シンプルな見た目だが威圧感あり。けっこう動作が素早い。「ヘイヴンハースト」の邦題カタカナフォントもけっこう好き。映画の中で出てくる "H. H. Holmes" の肖像画がリアルだったので Web で調べたら、なんと実在した人だった。マジェットという名前も同じ。仕掛けを凝らしたホテルも持っていたらしい。これを基にした「クロール・スペース」という映画もあるみたいで、そっちも見たい。面白かった。晴れ。


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ブライトン・ロック(Brighton Rock) [DVDやら映画やら]

1964年 ブライトンでのギャングの抗争物語。主人公のピンキーは、映画「コントロール」でイアン・カーティス役をやった人だった。時代的に、モッズやロッカーズ真っ盛り。カフェにはスーツやパーカーをまとったモッズたちが溜まっているし、店の前にはミラーで飾ったベスパがずらり。スーツにコート姿の若いギャング、ピンキーは映画「さらば青春の光」のスティングっぽい。新聞記事の "YOUTH RIOT" なんて「怒れる若者」みたいな感じでかっこいい。山場は早々にやってくる。ブライトンの海岸道路を走るベスパの大群。作り手側が見せたかった気満々のシーン。先頭真ん中を走るのがピンキーで、なんだかモッズ族の頭みたい。段々と増えるモッズとスクーターたちに、沿道からちゃちゃを入れるのがバイクに革ジャンのロッカーズ。沸き起こる "We are mods, We are mods, We are, We are, We are mods" のシュプレヒコール。そして始まる映画「さらば青春の光」でもあった大暴動。この暴動騒ぎにギャング抗争をからめてくるとは。面白いなあと思ったのはパーカーの襟首に仕込んだアレ。ああいう身の守り方もあったのか。なんだか参考になりそう。店の掃除をしているときのアイダ、つまりヘレン・ミレンさんの立ちアングルがかっこいい。彼女は大御所ながら色っぽさを武器にする。アレもコレもする気満々。彼女に反して同じ大御所のジョン・ハートさんの役がちょっと情けない。初エッチのシーンで、ベッドから赤く熱くなっている電気ストーブにカメラが移っていくところが、なんだかジェントル。そして60年代なのか汚さがすごい部屋の中を歩くローズの下着姿がけっこうエッチ。どっちかというと事の起こりがヘイルにあることをアイダは分かっているのか? 映画「さらば青春の光」外伝というかスピンオフともいえるドラマ。そうでなければモッズの時代背景にはしていないだろう。ジミーとステフが狭い路地で立〇エッチしていたときに、こんなことがあったとは。ラストのシスターのシーンも、「心」という意味では四重人格とも関りがあると言えないこともない。崖から落ちてしまうということも何かの象徴に思えてくる。ギャング抗争がメインのようだが、主題はピンキーとローズのとてもいびつな愛情関係を描いている。特に悪い奴と知りながら離れらないローズ。そして逃げるために仲間を、そしてローズすら疑うピンキー。最初は若気の至りなんでしょと理解を示すも、だんだんとゲスくなっていくピンキー。でもやっぱり若さゆえの訳のわからなさなんだろうなあ。この若者の病み方はイギリス特有なのかなあと思いました。ダローがいちばんまともだったかもしれない。タイトルの "Rock" は音楽のロックではなくて、海岸の岩場を示しているように思ったがどうだろうか。オリジナルは 1947年の映画で、時代をモッズ・エラにしたリメイク映画だった。ローズ役の方は、トム・クルーズさんの映画「オブリビオン」に美人パートナー役で出た人だった。面白かった。晴れ・風。


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さらば青春の光(Quadrophenia)

世紀末の呪い 増殖 [DVDやら映画やら]

ジャンルで言うならフェイクドキュメンタリー物なんでしょう。幼女云々にリンチ、通り魔の三つの事件を取材し関係者に果敢にインタビューするドキュメンタリー作家、戸田直子。加害者に関係する人たちだけではなく、加害者目線で聞いたほうが早いと、1981年に親に手をかけて今は更生しているらしい男性にも話しを聞く。それぞれの事件は理由なきとか、突発的な犯行と思われるが、戸田は何かにひっかかる。それは何だろうという話し。インタビューを受ける人の顔にはボカシがかけられている。しかし VTR の中はみなさん顔出しなので、VTR は再現という設定かもしれない。しかしコンビニの防犯カメラ映像は本物だろうから、これらの映像は戸田の取材による VTR ではないことが分かる。たぶん、戸田がヒアリングして作り上げた彼女の脳内イメージなんだろう。防犯カメラに写った女性と VTR の女性が同じはずはない。もしかすると戸田のイメージではなく、見る人にだけ伝えられる事実かも。戸田は何も分からないしイメージできていない。このあたりからして混乱させてくれる。凶器がドーンとか血や肉体がドバーッとかいう残虐シーンは描かれない。ショックを与えるような物音・音響もない。登場人物の表情によって恐怖を感じさせてくれる。登場する事件は実際にあった事件が基になっていると思うが、女子高生の件はコンクリートの事件だろう。男子は登場しないが、遊びっぽい暴力に始まって、接骨ギブスを壊そうとするところにはムカッとしてしまう。戸田の「その時に何か話しかけていれば~」「~だとは思わなかった?」といったしつこい問いにカチンとくる。だんだんと正義感満タンでたちの悪い人権派インタビュアーになっていくような。それもタイトルにある「増殖」と関係してくるのかもしれない。レストラン厨房のお姉さんも恐い。彼女が元凶にも思える。すぐに名前が分かる役者さんは田中要次さんと森下能幸さんだけだったというのもドキュメンタリーっぽく見える。河原やファミレス、自宅とか低予算っぽいロケ場所。映像面での特殊効果は歪んだ静止画くらいで、ホラーにつきものの派手な効果は一切登場しない。でもジワジワ怖いというか気持ちが悪くなる。幼女の事件では、2階で物音がしたら1階で食事をしていた母娘が無言で席を外し、息子が降りてきて冷蔵庫をあさる。終わると母娘がまた戻る。こんな日常がホラーだし、戸田のしつこいインタビューもまたホラー。いったい共通するものは何だったのか? 中村義洋監督だから見たかった DVD。晴れ。


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フルリベンジ(HIDDEN IN THE WOODS) [DVDやら映画やら]

最初から息をつかせない。連続ドラマを一瞬で見ているような展開。元々はチリの映画らしい。事実に基づいた話しらしいが、ほんとうですか。狂犬な親父に監禁・暴力を受けるアナとアニー姉妹と子供マイケル。この親父オスカーはいったい何を仕事にしているのかと思ったら、ひそかにコカインだかヤクを扱っている様子。親父、逃げる姉妹、追う売人ギャング、巻き込まれる一般人。子供のことを「宝物」と例える親は珍しくないが、このオスカー親父は同じ「宝物」でもかなり違う。子供とか人とかではなく、「物」「人形」としての宝物なのか。それはオスカーだけではなくて、麻薬売人の親玉もそう。でもオスカーの方がきついか。彼らだけではなくてヒッチハイクのおばさんもそう。この町は変態しかいないのか。冒頭からオスカーは飛ばしてくれるが、妻に男の名をしつこく聞くのは、後から分かる事実とつながってくるのだなあ。子供と見るには過激すぎるシーンが多い。しかしエッチに関して振り返ってみると、その行為は生々しくても、肌は見えてもバストとか大事なところとか性的な部位の露出がなかったような。これは良心によるものか規制によるのか分からないが、この映画が「グロだけじゃないの」という思いを表しているのでは。実際に被害にあった姉妹への最低限の配慮かもしれない。普通の復讐ものならバンバン見せていると思う。アナが町で仕事しているときの音楽がちょっと悲しい。邦題が痛めつけられた女性たちの復讐劇っぽいが、彼女たちは復讐したいわけではない。いつもの映画と思ったらびっくりしたしおどろいた。雪。


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ロック・ザ・カスバ!(ROCK THE KASBAH) [DVDやら映画やら]

タイトルのイメージだとクラッシュの音楽がかかりそうだが、かからなかったような。でもかかってても違和感はない。カスバの名のとおり、アラブの砦に近いものが出てくるので。そのシーンでは、ボブ・ディランではない誰かが歌う "Knockin' On Heaven's Door" が流れるが、"ROCK THE KASBAH" でもおかしくない状況。なんといっても熟熟したケイト・ハドソンさんと、安定のズーイー・デシャネルさんを見る映画。ズーイーさんが演じるのはロック歌手ロニー。飛行機内からアフガンのホテルまでのビビりかげんが最高に面白い。「わたしはスティービー・ニックス~」云々という件は、年を取った男たちにとって、歌手の基本は自分たちが好きだったスティービー・ニックスだということなんだろうか。マドンナすらちょっと新しい。そうでなければもっと今風な歌を歌わせているだろうし。彼女の歌う、メレディス・ブルックスさんの "Bitch" はマドンナよりも新しいが、なんだかスティービー・ニックスっぽくも聴こえる。どこの国でも "Got Talent" みたいなオーディション番組があるんだなあ。エンドロール前のテロップで、イスラム女性がオーディション番組に出て歌ったという事実が基になっていることが分かる。しかしイスラムの女性が公衆の面前で歌ってはいけないとは知らなかった。ベテランのブルース・ウィリスさんが地の性格で華を添えるがかなり控えめ。バカな脇役に徹するところがすばらしい。でもギャラは高そう。マネージャーのリッチー、つまりビル・マーレイさんの "Smoke on the Water" にしびれる。とにかく叫ぶ、しつこい、繰り返すリフ、本来のロックを見たような。ノリかたが分からないのか、ノってはいけないのか、周囲の様子にも笑う。その中で子供は正直で、ただおかしいだけなんでしょうけど、ニコニコしていて微笑ましい。世の中が子供の国なら平和なんだろう。家の窓越しに別れた妻が引き取った子供と話すリッチー。その様子が憎めない。だまされるところも、なんだかんだとお人好し。出だしのシーンで事務所にやってきた歌手志望の女性に話す「イラつかせてくれた奴の方が売れる」という自論が面白い。これもまた古い人間な証拠。単純に新しい歌を受け付けないのだろう。自分は受け付けなくても売れてしまう。だからイラつかせてくれる歌なら売れると思っている。しかしサリーマの村で武器商人がらみの男たちを迎え撃つシーンでどうやって助かったのか? オープニングで、リッチーが合成されている白黒写真の中で、ジョー・ウオルッシュさんとリンゴ・スターさんが一緒のものがある。これはたぶんリンゴ・スター・オールスターバンドの一枚だろうなあ。タイトルロールのキャット・スティーヴンスさんの歌に訳詞が付いていると分かりやすくなったかも。車のフロント部から飛行機内に変わるカットがかっこいい。ロニーがトラベルギターを持っている。スロッテドヘッドでかなり小さい。もしかしてサンバーストの YAMAHA ギタレレだろうか。アフガンの埃っぽい映画だった。晴れ・曇り・風強い。


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ヘリウッド [DVDやら映画やら]

きちがい生体学者パンク(PANK)・ポンプ・シンバル・悪漢ダンス。ダンスは "DANS" と書く。彼らによる地球侵略。そのカギを握るアップルくんが消えてしまったことから話しが展開する。主役になるのは、悪漢ダンスたちと、蘭子、白菊、姫花の美少女探偵団三人。ストーリー云々よりも、単純にキャラクターと登場するもののディテールを楽しむ映画。そして東京ワッショイを始めとしたエンケンこと遠藤賢司さんの曲が聴く映画。桃は反対にするとなおさらオ○リに見える。あらためて「なるほど」と思いました。ダンスのギターがセルロイドとかパーロイドっぽい装飾満点の Telecaster。パンク博士によるネズミの○剖がグロい。それだけでなくて通しでグロい。パンクの○みそグチャーとか、トイレの○み取りとか、極めつけは○ンコみたいなカレーみたいなのを美少年に食わせるダンス。そしてそれを美少年の裸の背中に塗ったくるダンス。あー気持ち悪い・・・と思わせたら演者の勝ちなんでしょうか。勝ち抜きデュエット合戦が、なんとも昭和くさい。顔のパーツを付けていくクレイアニメみたいなシーンが味わいぶかい。ここに限らずクレイアニメっぽいシーンが多々あって、変な特撮合成より落ち着く。人間の動きもコマ飛ばししたりしてアニメっぽかったりする。時々出てくるオブジェがどうしてもアソコに見える。特に大王はまさしくアソコ。アソコの型をとって怒られる世の中ではちょっとまずそう。キンチョールのスプレー缶がなつかしい。佐藤B作さんがかっこいい。カレーの他に銭湯とか、男関係とか、表現の面では映画「ソドムの市」をイメージさせるシーンが多い。それにパンクやポンプとか汚い人が多い。ダンスも髪は固めてキラキラの衣装ですが、顔とかが何だか汚い。そしてくさそう。肥しをカギに人間と植物は同じなのだと言う、地球征服を隠れ蓑にした一大メッセージ映画。なわけが無い・・・。晴れ・曇り・雨。


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