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DVDやら映画やら 記事一覧
2017年10月20日:  ダークレイン(Los Parecidos/The Similars)
2017年10月19日:  わたしを離さないで(NEVER LET ME GO)
2017年10月16日:  DOMINO/ドミノ(DOMINO)
2017年10月14日:  花園の迷宮
2017年10月13日:  マンボーグ(MANBORG)
2017年10月11日:  tY:近況97(Logicool G700 マウスとか)
2017年10月09日:  昨日消えた男
2017年10月06日:  大魔神
2017年10月04日:  腐女子彼女。
2017年10月02日:  ミュージアム
2017年10月01日:  レッキング・クルー ~伝説のミュージシャンたち(The Wrecking Crew)
2017年09月29日:  映画 闇金ウシジマくんthe Final

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ダークレイン(Los Parecidos/The Similars) [DVDやら映画やら]

メキシコ映画だったのがうれしい。タイトルロールの自体とかの雰囲気、音楽が古めの映画っぽくて良い感じ。設定が 1968年だからだろう。ラジオが "NATIONAL" ブランドなのも素敵。最初はモノクロかと思ったが、モノクロにカラー着色したような風合いになる。正気になりかけたところでモノクロに、おかしい時は色付きなのかもしれない・・・と思ったがそうではなさそう。原題が「似ている者たち」とか「類似」といった意味。それに対して邦題は「ダークレイン」。まあ雨が関係しているようなのでまあ良いですけど。ただ DVD ジャケットの絵と映像がちょっと合わない。最初の内は大雨でバスが出発できないことで客たちが焦り気味になるのだが、だんだんウィルスか何かによる病気の発症でパニックとなる。しかし実際は何が起こっているのか? 深刻な様子なのだが、病気の症状を見ると絶対に笑ってしまうだろう。イグナシオが爆笑するのもしかたがない。意表を突かれた展開。チャプター7のあたりで不可解な現象のナゾがちょっと分かる。高いところから見ればみんな同じ。大魔神から見た人間みたいなものか。木を見て森を見ず。森を見ながら木を見ない。トワイライト・ゾーンやアウター・リミッツが好きな人には最高の映画。みんな顔は特殊メイクなんだろうか。まるっきり同じではなくて、タイトル通りあくまで「類似」。元の特徴が残っているところが面白い。「ボディ・スナッチャーズ」を思い出させるアレも登場する。ユリシスの件から考えると事件はずっと前から始まっていたのか。冒頭、シャーマンのおばあさんはユリシスに何かを感じ取っていたのか? ユリシスの電話をじゃまするように流れる音楽がグラインドハウス映画っぽい。イグナシオがバスの中で選ぶ本のタイトルが今後の不安をあおる。変な風になって不安を感じることがまだ正しいこと。治ってしまったことが普通になると、それは個性を失ったことになる。説明するシャーマンに「分かっているわ」と応えるイグナシオの母親の様子が面白い。「そのくらいとっくに分かっているわよ」という感じ。劇中で話されるトラテロルコは1968年のメキシコオリンピック前に警察・軍と学生たちが衝突した場所だった。不穏な空気の流れていた時代だったのかもしれない。イグナシオはトラテロルコにあるのだろうクリニックからの手紙を見て微笑む。そんなシーンが何回かある。最後にその手紙が大写しされるが、その訳文が出ていないのが残念。達筆すぎて "case nesesario" 「必要な場合は」しか分からない・・・。シャーマンはその病院を恐れていたようだし、その手紙にいちばん肝心なことが書かれているような気がする。そしてイグナシオが持っている本のタイトルに、この後の世界が悲惨になるだろうことが予想される。イグナシオのドヤ顔にちょっと腹が立つ。面白かった。晴れ。


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わたしを離さないで(NEVER LET ME GO) [DVDやら映画やら]

生まれ持った運命を変えることでできるのか? その希望の物語。近未来ではなくて現代の話し。最初のテロップ「1952年~」云々は SF 的設定だが、臓器移植が確立したという設定は実際にありそう。配役が良い。現在と子役の雰囲気がよく似ていて、特にルース役のキーラ・ナイトレイさんと子役の女の子がよく似ていて自然。キャシーというかキャリー・マリガンさんがかわいい。残酷な表現が無いなか、唯一恐ろしさを感じさせるのが、ルースとキャシーが言葉を交わした後の唐突なカット。キャシー役の方も演技もうまい。そんなキャシーをよそにもくもくと手を動かす人たちも怖い。衝撃的。私小説的で青春でソフトなシーンが続くなか、忘れかけていた物語の柱を思い出せるシーン。「オリジナルを探す」といったセリフからがキャシーたちはクローンなのか?と考えてしまうが、子供を産む「母」という知識が薄いだけなのかもしれない。現実的な設定を考えるなら彼女たちは女性から産まれた。しかし寄宿学校の校長やマダムが言う「魂」云々には人であることを疑っているのではとも思える。はたから見ていれば「さっさと逃亡したら良いのでは?」と考えてしまうが、彼らには人として生きるためのものが何もないのだろう。市役所に行っても普通に生活するための書類が存在しないとか。市民ではないし国民でもないどころか出生した事実さえ無いとか。ID があるとすればそれはプログラムのものだけ。公になってはならないプログラムであれば、その ID すらないかもしれない。車を運転しているけれど、それはプログラムによって付与されるものだろう。移植であれば病院だが、それもごく限られた病院かもしれない。ルーシー先生の件で、このプログラムが公に知られていること、望まれているものではないことが薄々分かる。彼女も最初から知っていたのではなく、着任してから知ったのか。彼らが育った寄宿学校の教育も興味深い。彼らはひとつの曇りもなく成長することだけを目的とされるのだろうから、疑問を持たれるようなことは教えないだろう。重要なのは健康な身体を作る運動、同意書のために自分の名前を書けることくらいか。あとは映画の中であったような外界での対応方法。その他といったら美術で人間らしさを保つだけ。どれも想像で映画だけでは分からないところが多い。しかし分かったところで圧倒的などうにもならなさの前では意味がない。悪い状況の時ほど噂は流れるものかもしれない。そんな噂ほど残酷。SF とかミステリではくくり切れない物語だった。タイトルにもなっている曲の存在感が、デビッド・リンチさんの「ブルー・ベルベット」と重なるような。寒い。


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DOMINO/ドミノ(DOMINO) [DVDやら映画やら]

ドミノが賞金稼ぎの道に入ったのは新聞で目にした「保釈・保証業入門セミナー」の広告。このセミナーで保証業に付きものの「賞金稼ぎ」という職業に出会うことになる。レポゼッション・メン(Repo Men)みたいなものか。ベスト賞金稼ぎにも選ばれるのだからよほど気に入った職業だったのだろう。危ないが違法な仕事ではなさそう。リアリティ番組に登場するまでに顔が知られる。ドミノことドミノ・ハーヴェイは実在の人物らしいが、彼女がなぜ誕生したのかというより、彼女が関わった事件がメインで、ドミノによるモノローグとともに進めらる。モノローグが多いとうざったくなりそうだが、画面の切り替えが早いのと予想外が多くて気にならない。ビバリーヒルズ高校白書が、彼女にとってハリウッドの悪しき象徴のようにネタにされているのが痛快。ビバリーの登場人物二人がリアリティ番組に同行するが、良いように扱われないのは目に見えている。トム・ウェイツさんが出るとは思わなかった。盗聴を恐れてプールの中で電話するなんて初めて見た。ドミノはスリルを求めて賞金稼ぎになったが、人を殺したりする趣味はなかった。それだけが救いでもある。アレをトイレに流すのはいかんと思ったが、そんなことより袖とアレと切り取るものの違いが恐い。エドがモーテルで見ているエッチテレビの男優がガンズのアクセルに見えた。大型バスが転げまわったり爆発ドーンとか爆破がすごかった。おまけにヘリまで墜落するしスケールでかすぎ。腕の件とかここまでアクションがすさまじいと、実在する人物の物語というより、彼女をモチーフとしたフィクションなのだろう。羽目を外したい不良娘の映画では終わらなかった。役者の名前だけを映すエンドロールがかっこいい。最後には本物のドミノが見られる。特典映像でも本人が登場する。父親が映画俳優で母親はモデル。坊主頭の彼女は怖いが、幼なじみはけっこうかわいい。この特典で分かったがなんと彼女は亡くなっていた。この特典映像が映画のほんとうの結末に思える。スタイリッシュというのか、場面の切り替えや、ズームとか静止画とか映像効果が忙しい映画。時間を行ったり来たり、フラッシュバックみたいな画面とか、なんだかトリップしているような映像。これらの映像手法については特典映像でも触れられていた。面白かった。


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花園の迷宮 [DVDやら映画やら]

波マークの東映が映画か・・・と思っていたら速攻でタイトル登場。前触れなしにタイトルロールが始まる時短なオープニング。場面は現代らしい。鉄球の登場にあさま山荘事件を思い出す。鉄球が壊す建物は古びた洋館。何やら解体作業中。そしてシーンは昔のきらびやかな様子に戻っていく。時代は第二次大戦の頃。島田陽子さん他、女優さんが豪華。建物内を巡っているのだろうダクト内を動くカメラがかっこいい。なんだか「屋根裏の散歩者」的展開。というよりは物語全般に江戸川乱歩さん的な味を感じさせる。グロ的要素は少ないがエロと猟奇に変態チックな人、地下と迷宮、そして洋館。時代も古い。江戸川乱歩賞受賞作に恥じない設定。島田陽子さんが中尾彬さんとやりあうシーン。島田さんのタンカがかっこいい。彼女を取り調べる警察がまたひどい。ほとんど拷問。時代からして特高扱いなんだろうか。黒木瞳さんの踊る姿はさすが宝塚といったところ。踊る姿はプロフェッショナルだが演技には固さが見られるような。島田陽子さんを前にしたらしかたがないか。エンディングの曲は喜劇の終幕を思わせる。現代のシーンで人物が登場しないところが面白い。普通なら工藤夕貴さんあたりの老後が出てきて「あれはよ・・・」と昔を振り返らせてもおかしくはないが、それはそれで別な事件になってしまうのであえてはぶいたのか。ラストであの人の姿が現れるかと思ったがそうでないところがすばらしい。88年新春公開の映画だったんだなあ。島田さんと内田裕也さんのシーンで、ああこんな映画だったなあと色々思い出す。今見ると島田さんのあの部分への光の当たりかたが照れくさい。監督の伊藤俊也さんといえば代表作は「女囚サソリ」。犬と女の祟りという「犬神の悪霊」も伊藤監督だった。新聞屋に偏り気味だが重厚な「誘拐報道」では小柳ルミ子さんが光っていたし、恨み節と情念の女を描けば世界一。本作も本領発揮で、島田さんをいじめるわ追い込むわ。島田さん対警察、対中尾彬さん、対内田さんのシーンが見物の映画。野菜くずとかを放り込んだ川に落ちる工藤さんもけっこう大変。ああ面白かった。晴れ。


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マンボーグ(MANBORG) [DVDやら映画やら]

ドラキュロン伯爵率いる悪の帝国対人間の戦い。マンボーグとナンバーワンとかジャスティスたち人間は捕えられ、怪物との決闘ショーに出場させられる。造られたばかりのマンボーグは戦い方をよく知らない。おそらく何のために動いているのかもあいまい。やられそうになりながらも武器が発動してなんだかんだと勝ってしまう。マンボーグはなぜ造られたのか。誰が造ったのか。家族愛と絶望のテレビゲーム的感動巨編。そういえば登場人物がみなさんゲームのキャラクターに見えるし、決闘大会シーンなど、戦うところはアーケードゲームっぽい。合成や特殊効果は粗いというかマンガっぽいというか、それを狙っているもの。CG というよりパペットに見えるが実際はどうなのか。チープに見せている CG に対して、バロンとかドラキュロンとかのグロい風貌とか身体がグチャーのシーンはけっこうリアル。イメージビデオのように登場するドラキュロン側の美女シャドー・メガはミーナの知り合い。二人には訳ありの過去がありそう。悪の側が美女というのが憎い。美女のくせにその正体が形容できないほどすごい。過去や最期を含め、おそらくこの映画でいちばんかわいそうな人。彼女の魅力は話さないところで、バロンから「囚人7号はちょっと待て」と言われたときのすねた顔がかわいい。シャドー・メガにもうちょっとがんばってほしかった。ヌンチャクが武器のナンバーワン。声がもろ吹き替えと分かる。そこらへんがB級風。ジャスティスの識字率の低さは頭がB級。彼らとミーナの関係も、兄妹に恋人というラブコメな関係。マンボーグは動きがカクカクしておそいところとウィーン・ウィーンという機械音がマンガ的だが現実的でもある。映画「バイオコップ」の予告編が作品の一部となっていて、それに登場する溶ける警官が怖い。映画「溶解人間」と「吐きだめの悪魔」が合体したみたい。予告編によると死にたくても死ねない男のようだ。目玉が外れてサングラスの件がブラック。全編見たい。製作費がとても安いことも有名らしいが、「バイオコップ」も「マンボーグ」も、それぞれのディテールを見ているとけっして安っぽく見えないところがすばらしい。案外安っぽさを背景や合成に上手くまぎれこませる手法なのかもしれない。面白かった。曇り・晴れ・雨。


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tY:近況97(Logicool G700 マウスとか) [DVDやら映画やら]

面白かったページ
「インスタ映え」する写真を撮るために…涙ぐましい努力をする人々の写真いろいろ:らばQ http://labaq.com/archives/51889236.html
発想力を鍛えるクイズ「4本の直線を使って全部の点を結べる?」:らばQ http://labaq.com/archives/51888974.html


Logicool G700 のホイールスイッチのスプリングをクッションゴムで代用してみたが、やっぱりちょっと押しずらい。少しばかりクッションゴムが厚かったようなので調整してみる。
もう一回開けて、ゴムの高さを何度が調整した結果、2.5mm くらいにすると割と軽いタッチで確実にスイッチが入るようになった。ゴムなのでいずれへたるけど・・・。

gg171008-1.JPG

ついでにホイールの透明なハウジングの両脇にゴムを置いて安定させてみる。

gg171008-2.JPG

最後にソール押さえを兼ねて滑るテープを貼る。
充電コネクタのへこんだ部分が面倒。

gg171008-3.JPG

後で思いついたが、ネジ穴に合わせてソールに穴を開けておこうかと思ったりする。いちいちはがすのは面倒なので。

gg171008-4.JPG

amazon を見たら替えソールも売っているらしい。

ゲーミングマウスLogitech G700 / Logicool G700S 交換用マウスソール マウスフィートReplacement Parts Teflon テフロン Tape Computer Gaming Mouse Feet Sliders Pads Skates Fast ( Pack of 2 , 0.65mm)

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G700 はホイールのラチェット・オン/オフがスクロールとか便利で、慣れると手放せない。

軽いタッチで押せるようになったホイールスイッチだが、ときどきホイール左側スイッチとごっちゃになってしまうようで、ゴムを高くするか固くした方が良いかもしれない。とりあえずホイールスイッチ押しの機能は外した。ああバネが欲しい。新品の G700Sが欲しい。



AutoCAD LT でファイルが開けなくなって困る。「ファイルが壊れている」とエラーが出るわけでもない。

まずLT 2013 でファイルを開いた。

コマンドメッセージ
AEC Base をロード中...
AEC Base Extended をロード中...
AEC Project Base をロード中...
AEC Architectural Base をロード中...
モデルを再作図中。

コマンド:

Autodesk DWG ではありません。この DWG ファイルを保存したアプリケーションは、オートデスクによって開発された、またはライセンスを受けたソフトウェアではありません。オートデスクはこのファイルの互換性や完全性を保障できません。

開いたので作業して保存して閉じる。このとき 2004形式で保存している。

また開いて作業しようとするがファイルが開かれない。エラーメッセージも出ない。コマンドウィンドウを見ても何もアクションがされていない。

保存したファイルを TrueView で開く。
修復が必要と言われる → 修復する → 開かれた。壊れてはいない様子。
コマンドウィンドウでは修復過程の後、最後に開いたときのメッセージ
COMMANDLINE Autodesk DWG です。このファイルはオートデスクの開発した、またはライセンスを受けたアプリケーションによって保存された、TrustedDWG ファイルです。

これは一度 LT 2013 で保存したファイルだからだろう、と思う。

Web で調べるとこのページを見つける。
新しいバージョンの AutoCAD で図面ファイルが開かない | AutoCAD | Autodesk Knowledge Network https://knowledge.autodesk.com/ja/support/autocad/troubleshooting/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/DWG-files-only-open-with-older-versions-of-AutoCAD.html


ブロックで書き出してみようと思ったが、TrueView では【ブロック書き出し】ができない。

終了して、LT 2013 で何度か開いてみるがやはり開けない。

古い PC の LT 2006 で開いてみると無事に開けた。
ここで保存しなおして LT 2013 で開いてみるが、やはり開けない。
古い PC の LT 2006 で開き、【ブロック書き出し(図面全体)】を行う。

そのファイルを LT 2013 で開いてみる。

開けた・・・

もし古いバージョンの LT がなかったら開けなかったかも。

ファイルを開いた後、作業して保存して閉じるのではなく、「開く・名前を変えて保存・閉じる」を行う。保存したファイルを開けないことが確認できたら、オリジナルのファイルをもう一度開き、作業する前に一旦【ブロック書き出し(図面全体)】を行う。そのファイルを開いて作業したら良いかも。作業した後、しかも終わった後では大変。

長いこと使ってきてこんなことは初めてだった。これが Autodesk DWG Trusted かそうでないかの違いなのか。ああ、焦った。



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昨日消えた男 [DVDやら映画やら]

大映映画。退屈な将軍が身分を隠して城下で遊ぶというのはよくある話し。しかし乗組員が消えた幽霊船なんて出だしはあまり聞かない。時代劇ながらミステリっぽい内容かもと思ったら、市川雷蔵さん演じる吉宗が、同心という組織から離れ、探偵の体で事件の謎を追うという話しだった。それをサポートするのが寺子屋の先生の宇津井健さん。バディムービー。シャーロック・ホームズっぽくもある。ちがうところはどちらも良い男。良い男ときたらいい女で、藤村志保と大魔神の高田美和さんが花を添える。大岡越前守が「忠公」と呼ばれる設定が面白い。最後には子供にまで忠公と呼ばれたりする。なかだるみ無し、軽快なテンポ、面白い。男二人で酒を飲んで長屋に帰ったら死体が転がっていたなんてなかなか無いシチュエーション。「お主も悪よのう」の安定の勧善ちょう悪展開かと思ったら、そんなこともない。常に将軍はおごることなく反省しなければならないのだった。開始早々の吉宗が退屈している様が面白い。お伽衆にとんちの効いた謎解き話しをさせて暇をつぶそうとするのだが、全部簡単に分かってしまうので退屈でしょうがない。当時の将軍ってこんなん楽だったの? うらやましいよりも不安になってしまう。寺子屋の子供、タロサクが子役の名にふさわしい子供な演技を見せてくれる。素の演技だったらほんとに天然記念物的子供。この子供が忠公に手紙を届けるシーンは多くの人が笑ったに違いない。橋の上を提灯を持った男たちが走り回る様がかっこいい。ラストはなんだかんだと意表をつかれてしまった。面白かった。晴れ。

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大魔神 [DVDやら映画やら]

日本語字幕かと思ったら英語字幕だった。小源太が山中を逃げるときの BGM がかっこいい。門を締め出されるところは、日本沈没で皇居だったかのシーンを思い出す。見張りやぐらに迫ってくるところは「ゴジラ」のテレビ中継を連想させる。大魔神の大きさは今だと建物2、3階建てくらいだろうか。大魔神を映しながらも人の表情がよく分かる。手に持っているのは人形でも、大魔神の動きのせいでブラブラする腕が生きているように見える。あらためて見ると大魔神が村人などでも容赦しないところにおどろく。狙うものは悪者に決まっているが、行く道をじゃましていたら誰でも容赦しない。磔台を抜く様も容赦なし。最後に悪い奴はやられるが、勧善懲悪ではないのではと思ったりする。大魔神にとってはアリの大軍を見ているようなもので、人間たちの見分けがつかない。魔神は話すつもりもない。大魔神はその名の通り「神」かもしれないが、「自然」でもある。結局、怪獣とかでっかいものは「自然」というくくりになるような気がする。人の手に負えない防戦一方という点で。「魔神さま~」と神頼みするのは雨ごいをするようなもの。魔神にちょっかいを出した後、崖がくずれ、埋まった人の手が動き、嵐・突風で人が飛ばされ、地割れが起こり人が落ちていく。その地割れがまたふさがるところが怖い。大魔神の力によるのだろうが、実際に手をくだしたのは自然。目の前で味方がやられてしまったときの忠文の表情が上手い。基本、姉ちゃんの言うことと涙には弱い魔神様だった。その後の民の様子を描くことなく、いさぎよく「終」になるところがすばらしい。特典映像でインタビューが収録されていたが、監督や俳優さんではなく、大魔神の中の人の橋本力さんだった。この人はダイモンも演じていたのだなあ。ダイモンも目が怖かった。ついでにオーディオコメンタリーもあったらうれしかった。ガム、ではなくて忠文の少年時代にちょっとイラっとする。特報では本編に無いカットがあって興味深い。あとナレーションが無くて効果音だけというのも面白い。壮大な特撮民話。晴れ。

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腐女子彼女。 [DVDやら映画やら]

「腐女子な彼女のとの戦いの記録」とあるが、戦いというよりそのカルチャーへのおどろきの記録といったところ。結ばれて、とある事情で別れ・・・という普通の物語。しかし中だるみ感無し。無駄台詞無し。カルチャーをあまり深く突っ込まないところが良いのかも。無茶苦茶面白い。ヒナタとコージを見て呆けるヨリコの顔がすばらしい。店で同人誌を探す姿がはっちゃけすぎで面白い。「お主もまだまだよの~」がかわいい。ちょんまげみたいに髪を縛っているところもおかしい。その反面、普通にアパートの部屋に帰って、普通に静かにしている姿にドキッとするのはなんでだろう。ヒナタによるサンタとトナカイの妄想ショーも面白い。ヨリコが三国志を読みだしたのは、ヒナタの事を理解しようとしたためだろう。彼女の心の変化がちょっとだけ分かってくる。最初のノックで会わないところが良い。宅配便の兄さんはダルさんだろうか。二人はエッチしたのか?というところが気になる。エッチっというか性的な描写が少ない、というか無い。入浴シーンは有っても沐浴な感じ。二次なエロも無い。エロなゲームに恍惚となるシーンがあるが、そのときもプレイ画面を映したりしない。「腐女子」というかオタク的な受けを狙うなら、実在するコアで深いものをどんどん紹介していくところでしょうが、大衆向けに割り切っているところがすばらしい。そのおかげでヨリコの腐女子ぶりとコメディエンヌにだけ集中できる。彼女が学生ではなくて働いている設定もよかった。社会的責任を全うしている彼女が何を好きになろうと文句を言う人はいない。エンド・ロールの曲が良い。歌が上手い。これは声が良いのかも。出演しているほとんどの人は存じ上げなかった。ひたすら松本若菜さんを楽しむ映画。面白かった。晴れ・曇り。


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ミュージアム [DVDやら映画やら]

日本語字幕付き。最初の数秒で沢村の家族生活の破綻がよく分かる。カツラでしょうけど髪のある伊武雅刀さんがめずらしい。松重豊さんの髪形もちょっと気になる。沢村一家の別居状態や新旧父子の関係、カエル男の過去についての子細な説明にこだわることなく展開が早い。2時間を超えるのに短い印象。面白いのは沢村がカエル男の刑の執行対象ではないところ。はたしてカエル男は沢村をどう思っているのか? 2件目の事件の被害者は引きこもりだが、その素振りがちょっと極端すぎではないか?と思ったりするが実際にこんな人がいるのかもしれない。面白いのはこの引きこもりが、外人が日本人を演じているような雰囲気なところ。台詞のせいだろうか。台詞と言えば子供の話しで「第二子のときよ」と言うのは「二人目のときよ」の方がしっくりくるような。医者にわざわざ「〇因性」と言わせるのは、ラストカットでこの人も素質有りとモヤモヤさせたいためだろう。でもちょっとくどかったか。この映画に限らず、刑事ドラマ一般で食堂で事件の話しをするシーンはどうも不自然な気がする。普通の主婦という役の、派手さの無い尾野さんがすばらしい。2件目の事件を見つけるカップルの男がやられてしまえと思ってしまった。沢村に提供されたハンバーガーの肉は結局何肉だったのか。吊り下げられた骨の雰囲気から見ると人間にしては大きい気もするが、雰囲気的にやっぱりあの肉だったのか。ああ怖い。レジン事件で捕まった人の件はもみ消し? 警察がどういった会見をしたのかは分からないが、カメラマンの言葉によれば冤罪は公表されたのかしれない。裁判員制度や冤罪に対する問題提起という側面、というかそれが柱である映画。犯人は裁判員制度を批判している訳ではないが、間違ったことに対して報復しているのは明確で、カエル男でなくとも恨みや憎しみを持つだろう。最終的に決めるのは司法だとしても、間違った判決に加担してしまうのにはぞっとする。しかし陪審員という制度が普通な国もあるしなあ。映画の中で裁判員たちを追いかけるカメラマンが登場するが、実際に行われていることなら怖い。ああ怖かった。晴れ・雨・曇り。


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レッキング・クルー ~伝説のミュージシャンたち(The Wrecking Crew) [DVDやら映画やら]

曲は知っているが演奏しているミュージシャンは知らないというよくありそうな話し。静止画ではハワード・ロバーツさん、バーニー・ケッセルさんといったジャズ畑のギターの方も見られる。ジャズ畑だが生計のためにロックを好きになろうとしたドラマーの人。チャック・ベリーみたいなリフをやらされては「14歳の頃にやったやつだ」と奥さんに文句を言うギターの人。奥さんの夫に対する「今の方が上手い」という返しがすばらしい。おそらくレッキング・クルーとしてレコーディングに参加していた曲には、やりたいものとは離れたものが多々あったのかもしれない。会社専属のミュージシャンたちではないので、曲を問わず、レコード会社を問わず、セッションの日々だった。ある人は「大統領よりも稼いだ」なんて冗談か本気か分からないことを言う。「ビートでOK」と言う曲の、T・ボーンズというバンドが面白い。テレビのセットにはその名のとおり肉の T・ボーンが下がっていて、バックの書割には牛の肉の部位が描かれている。ドラムがメインでギターもモズライトでサウンドもかっこいいので、そこまで肉アピールしなくても・・・。ウッドベースを弾くチャック・バーゴファーさんは、「ベースラインは不評だがシンプルな音を出せるのが良かった」なんて言われて、結局良いんだか悪いんだか。でも彼はスターらしい。大勢のミュージシャンが登場するが、中でも見もの聴きものは、ブライアン・ウィルソンさんとトミー・テデスコさん、そしてキャロル・ケイさん。テデスコさの奥さんがすばらしい。クラシックギターを持った姿の他、エレキ・シタール、レスポール他のギブソンを弾いている姿も見られる。バレリーナ姿で登場するザ・ゴング・ショーも興味深い。このシーンではフランク・ザッパさんが「歌詞が重要」とコメントしているのが面白い。まさにテデスコさんの経験によるものだろう。ケイさんはフィル・スペクターの音楽を「脱力感がある」と言い、それはエコーと幾度も重ねる演奏によってできあがる「浮遊感」なのだが、何度も演奏するのでおしまいには疲れてしまって、それが脱力となったとも話す。「イカレタ男だが尊敬している」そんな彼が捕まっているのはなんともはや。「ビー・マイ・ベイビー」を歌っている白黒のテレビショーがノスタルジー。グレン・キャンベルさんのシーンでは、堂々とテスコ・デル・レイ、いわゆるビザールギターを堂々と使っている様子が誇らしい。しかしベースのケイさん曰く「彼はピックアップ、ブリッジ、弦を特注してレコーディングに挑んだ」なので、やっぱり素の音は気に入らなかったのかもしれない。ブリッジまで変えるほどだし。おまけの Disc2 でも色々話しを聞けて面白い。ギターうんぬんより、どうして参加するようになったかということ。キャロル・ケイさんが抱えているベースは、ヘッドのロゴは Fender で Precision の名があるように見える。PU は Precision だがネックは短そうだし、ボディの外周にはトリミングがありそうだしなんだか分からない。最初はギターを弾いていたらしく、現在でもアイバニーズを爪弾く姿を見せてくれる。サム・クックさんのレコーディングでギタリストして雇われたのは知らなかった。トミー・テデスコさんの「空飛ぶテレキャスター」も面白い。モータウン映画との違いは、当時の映像も若干残っているところ。モータウンに縛られていた彼らと違い、自由さがうかがえる。面白かった。晴れ。


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レッキング・クルー ~伝説のミュージシャンたち~ 本編ディスク
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レッキング・クルー ~伝説のミュージシャンたち~ 特典ディスク(The Wrecking Crew)
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映画 闇金ウシジマくんthe Final [DVDやら映画やら]

中学校時代にさかのぼり、主要人物の過去をあきらかにしてくれる大作。ポリ袋をかぶった相手を助けようとする竹本も、あれだけひどい告白をされたらやってられん。カウカウのチームがいったいどうなるのか。犀原の叫びがこんなシーンにつながるのか!とか、これは予告が上手。今までも色々凶暴な方が登場したが、その総仕上げのような鰐戸兄弟がまた凶暴。ちゃんとファイルを持って出ていくモネがえらい。前回はネット商材に関する話題だったが、今回は過払い金請求の話し。最近でもまだまだ CM が多い話題。CM では「ATM でカードを使って借りたものが対象です」とかやっているが、こうした違法な会社へ請求しても戻ってくるんだろうか。冒頭で過払い金請求について六角さんに喋らせるのが上手い。正義の竹本とその他悪人の戦い。理想と現実。天使と悪魔。なんだか哲学的。竹本はバカだと思わせながら、自分の命を賭けている。死なないと思っているのか死んでもかまわないと思っているのか、自己犠牲の塊。犀原の部下、村井の身代わりにもなろうとする。しかし見ていると、竹本は他人を信じるというより他人を試し、賭けているのかもしれない。それが彼の生き方。それはウシジマたちの前に現れる以前からの生き方で、そのせいで彼は文無しになっていた。子供の頃にウシジマと話す場面では「~を知らない」と話してしていて、それを知るため故の行動かもしれない。悪く言えばあえぐことなくただ流されているようにも見える。何かが欠落したか過去になにかがあったのか。もしかして「修行」中でイエス様にでもなろうとしているのか。目からうろこなところは親を大事にするウシジマさん。酒浸りなのか寝たきりなのか分からない父親の食事の心配はするし、柄崎や情報屋の母親受けも良い。情報屋からは今でも「ウシジマくんが食べに来たら母親がよろこぶ」と言う。中学生のウシジマが食べる姿を見る柄崎母の表情も面白い。てっきりウシジマさんは偏食なのかと思ったらそうではなかったか。母親と食事とウシジマさんの関係が少しだけ分かってしまった映画。面白かった。晴れ。


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