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アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ2(I SPIT ON YOUR GRAVE 2) [DVDやら映画やら]

ニューヨーク。モデル撮影スタジオに電話してしまうケイティ。電話しちゃいかんと思ったのに・・・そこにいたのは最低なジョージーにその兄貴アイヴァン。惨劇は彼女の部屋の中で終わったかと思ったらまだ続く。何かガタガタするなと思ったら、気がつけばなんとちがう国。なんとかがんばって運よく警察の人に保護されるが・・・。揺り椅子に座る兄弟の母親アナが人形みたいに見える。ラストの話しで彼女がなぜ人形みたいなのかとか、ケイティに「私も同じなの~」とか言って見せた腕のこととかを察することができる。ケイティが下水路みたいなところをさまよっているのは妄想に思えたが、いつのまにか這い出していたようだ。這い出したというより落ちたという方が正解か。前半でじゅうぶん腹がたったので後半は痛快。復しゅうは良くないがあれだけひどいことされたら目をつぶる。目には目を。やられた方法の百万倍返し。デブのニッキーはアレで湯気が出る、ジョージーはかわいくメイク、もう一人には汚いアレを、アイヴァンの復しゅうでアソコに何をされたのか? ボカシで分からない。見たところ万力だろう。アイヴァンはきついのが好きなのでやり方もきついものというわけ。やるなあケイティ。輸入版なら全部見れるんだろうか。第1作はヒロインの孤独な戦いだった気がするが、今回はちょっとだけ外野がいる。ラストで現れるあの人は必要だったかと思ったが、それによって「見逃してもらった」という安堵感をケイティに与えたと想定したなら正解だったかも。アメリカ大使館がめちゃくちゃでかい。何人の職員が働いているのか? DVDメニューのケイティの顔と本編の顔がちょっとちがう気がする。前作からの直接の続編ではないが、前のヒロイン、ジェニファーとかアヴェンジャーズになって女性バンザイの男リベンジチームになってほしい。ほんとに頭に来る野郎どもだった。夏晴れ。


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ノミ・ソング(The Nomi Song, He came from outer space to save the human race) [DVDやら映画やら]

クラウス・ノミさんのドキュメンタリー。情報があまりに少なかった病気ゆえ、関係者のほとんどが彼を看取っていない。後になってそのことを後悔する人々。彼のし好を理解できない人たち。ドキュメンタリーの目玉は、なんといっても人形みたいな衣装のデビッド・ボウイさんと共演したテレビ番組でのライブ映像。よくボウイさんが収録を許可したなあと思う。それまでもパフォーマンスを行ってきたノミさんの方向性が決まったライブであって、これをきっかけにあの独特な三角形の衣装が出来上がった。ライブでは "The man who sold the world" で B.C.Rich の Bitch ダブルネック と Eagle のベースが、"TVC 15" では Alembic ギターが登場する。面白いのは、パフォーマンスを始めたころは口パクだと思っていた人が多いこと。エルビスの代わりにマリア・カラスを聴かされたという、オペラな歌唱があまりに美しかったのだろう。ビニールをまとったり宇宙的な見た目ながら口から発せられる歌は透明で美しい。ノミさんの ”N” を模したステージセットが秀逸。縦のボーダーが美しい。ノミさんが登場するためのドアの幅が狭かった件が微笑ましい。このセットに影響されたシンボルマークがかっこいい。直線で現わされるところがすばらしい。BAUHOUS のマークを連想させる。アメリカ中西部では受けたが、奇抜さや芸術を歓迎してくれる土地ばかりではない。ニュー・ジャージーは最悪。全然関係なさそうなツイステッド・シスターが登場する。なぜ彼らが登場するかというと、ある関係者のつてで彼らの前座を務めることになったから。労働者のバーでアートを演じるというのはまさにアウェイ。演じる方にとっては恐怖を感じたかもしれない。ドキュメンタリーの構成も面白くて、オープニングとエンディングは古典SF映画からの引用だろう。宇宙からやってきたのがノミさんという設定。最期は見送られていく。「会うのが早すぎた・・・また戻るさ」という映画の中のセリフがとても印象的。彼のお母さんのインタビュー音声が登場するが、その時のお母さんは顔写真を貼付けた切り絵とドールハウスみたいなジオラマの体裁。映像がなかったのか本人が拒否したのか分からないが、実際の本人が語る映像が出るより良かったかもしれない。顔写真自体も本当に母親のものであるか分からないし。関係者のインタビューも彼に肯定的な人ばかりではない。ある人は曲のクレジットやお金のことで散々だったことを話している。今では普通に聞こえる病気によって命を落とした最初のアーティスト。関係者が彼の症状について語るインタビューシーンもある。日本で宣伝された「人間、音楽だ」のポスターが少しだけ登場する。顔出し看板のように、書割がそのまま衣装になるのは、原始的でも良いアイデアなあと思った。ポスターのコピー "You don't Nomi" を見て、"Nomi" が "Know me" とも考えられるとあらためて気が付いた。意外だったことは、彼が有名になるほど困窮し、そのあげくアーティストに不利な契約を投資家と結んでしまったこと。なんだかありがちな状況。音楽や美術監督をしたがえた彼のステージは大きくなるほどお金がきつくなっていったのだろう。なぜかレコード会社も手を挙げない。投資家との契約により出来上がった音楽は彼の趣旨に合わないものだった。その頃のライブでは長髪のバンドに女性ダンサーが付き、それまでの前衛的で物語性のあったステージはただのロックコンサートになっていた。つまり商業主義。しかしそれがヨーロッパのレコード会社との契約につながった。ノミさんを欲していたというのはよろこぶべきことなのだろうが、会社は売り方が分からない。しかし彼のアリアはクラシックファンに、奇抜さは若者に受けた。その結果、会社の重要なアーティストになる。でもテレビ局での扱いはちょっとずさん。ほぼ物珍しさだけに思える。ノミさんは困窮しなければ何をやりたかったのか。何をやりたかったのか分かってしまえは、それはもうパフォーマンスやアートではないのかも。ショービジネスに流されてしまった最期に思える。そして彼を死に追いやった病気が「〇〇の癌」と呼ばれていた時代もあったのだ。副題の "the human race" はカート・ヴォネガットさんの「ガラパゴス」を思い出す。面白かった。


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大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン [DVDやら映画やら]

タイトルロールの背景がかっこいい。ウルトラQっぽくもある。青のような水色の文字も良い。面白いのは役者さんの名前が出てこないところ。ガメラと大魔神を輩出した大映はすごい。開始早々からガメラを堪能できる。第1作でのガメラの登場と活躍と最期、そしてその復活を2分程度で見せてくれる素晴らしさ。前作は白黒だったが今度はカラー。ジャングルでのヘリコプター到着シーンがけっこうリアルに見える。背景は書割でしょうけど。そして登場する日本土人たち featuring 江波杏子さん。土人たちの踊る様子はハワイアンに近い。その中で江波さんの色が白い。スーツを着て都会にやってきてもとても洗練されている。彼女の「それを疑うことは神を疑うことです」の言葉に感動する。バルゴンの武器は冷凍液。ガメラは最初の格闘でなかば凍ってしまうが、もともと氷漬けにされていたガメラにはとても辛くて痛い武器にちがいない。とにかく金・ダイヤに執着する小野寺がすごい。彼のおかげで映画が面白い。せっかく江波さんが持ってきた当時の時価200億円のダイヤが・・・。小野寺と関係ないとは言えない本郷さんがかわいそうすぎる。藤岡琢也さんがただの船医ではない。民間人の意見をふんだんに取り入れる作戦室がすばらしい。そしてバルゴンについて語るとき、「〇形児」というセリフがどんどん出てくる。そして登場するのがルビー殺人光線発射機。いったい何てものを研究していたんだ。打つ手がなく苦悩する本郷さん。バルゴンの卵を持ってきてしまった罪の意識により、誰よりうちひがれている様子。お兄さんも小野寺もいないなか、悪いのは彼だけ。そして江並さんを前にして最期の決断は予想どおり国外逃亡だった。クライマックスはガメラとバルゴンの戦いだが、人類対バルゴンの攻防にも重きを置いているところが良い。バルゴンの虹色光線にジープが消しさられてしまうシーンが、あとあとヒントになるところも上手い。このシーンが無いと、本郷さんが鏡を手にしたとき、それがバックミラーだと分からない。ガメラの血が緑色に対して、バルゴンは紫色というの面白い。小野寺を捕まえる舌のぬめりが怖い。ナレーションは若山弦蔵さんだった。声が若い。江波さんのりりしさを堪能する一本。劇中のテロップで「神戸」には "KOBE" とか都市名に英語が並記されているし、字幕で英語が選択できるところから考えると、海外展開を考慮されていたと思う。そうするとエキゾチックな雰囲気で美人の江波さんが出ているのも納得できる。子供が一切出てこない大人な恋のガメラだった。面白かった。夏晴れ。


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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(The Taking of Deborah Logan) [DVDやら映画やら]

大学の学生による記録映画という体裁。娘サラがアルツハイマーな母親デボラのインタヴューや記録を承諾したのは助成金のため。病気の治療にはお金がかかる。背に腹は代えられない。サラの様子を見ても化粧っ気は無いし、父親のシャツにジーンズが普段着のよう。ブラウスなんて持っていない。介護に負われて楽しむ様子もなく、アルコールだけが人心地をさそってくれる。このあたりを見るとどこでも介護の問題は変わらない様子。デボラの症状が急激に進むが、ちょっと悪くなりすぎになって、どうなってんだとみんながあたふたする。いちばんなんだかなあと思うのはミア。クルーのギャビンやルイスにあれをやれこれをしろ。サラをほっとけないとか言いながらギャーギャーとどうにも足手まとい。ギャビンの報酬上げろ云々はちょっとクズでない?とか思ったりするが、リスクに見合った報酬をねだるのがアメリカ人というか正当なところ。ホラーなクリーチャー的なものは登場せず、グロいところは皮をベリベリとか疱瘡みたいな皮膚くらい。でも最期に信じられないくらいでっかいデボラのアレが見れる。この映画ですごいのはデボラを演じるジル・ラーソンさん。ほぼ出ずっぱりで緊張感のある演技。細い身体や髪の毛の様子も怖いが特に目がすごい。手を洗ってくれるミアをうかがう目つきが怖いったらない。お年みたいだし、まさか細い身体は見せないだろうなあと思っていたら、本物かどうかは分からないが胸まで見えてしまう。彼女が見せる症状には、その原因たりうる理由がある。おそらく100%そうなんだろうが論理的にではないので何の立証にもならないんだろう。これも一種の悪魔裁判。単純にスーパーアルツハイマーとでも診断されてしまって終わり。責任だって取りようがないとされるんでしょう。これはもしかしてアルツハイマーの人に犯罪を犯させることができるかもという警告か。なんだか「怪奇大作戦」の「狂鬼人間」を思い出させる。タイトルの "Taking" は「撮影」の意味もあるんでしょうが、「乗っ取り」とも考えられそう。ラストのカットの表情が不穏。まだ続くよという感じ。サラがいちばん大変だ。ハリスは病室でなんであんなことをしたのだろう。あれしか解決がないと思ったのか。彼にはもう少しやりようがあった気がする。サラやミアの他、女性保安官もいたし、主演のデボラを含めて女性比率の高い映画だった。ああ怖かった。暑い。


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レッド・ドーン(RED DAWN) [DVDやら映画やら]

FILMDISTRICT のロゴアニメーションが「ブレードランナー」みたいでちょっと派手。経済危機、サイバー攻撃を危惧する報道。そして北朝鮮の正日が倒れ、正恩が最高指導者になった話し。北朝鮮は不可侵条約を破棄。正恩は大人になるべきと言うが聞き耳を持つはずなし。そしてアメリカらしいアメフトの試合。チーム名が「ウルヴァリンズ」で登場するのが「ソー」ことクリス・ヘムズワースさん。これはなんかの洒落でしょうか。"Just a place" と "Home" の違いに少しウルっとくる。そして始まる定番の戦いの準備。「イラクでは正義の味方、ここでは暴れるだけ」と話すジェド。ベトナム戦争でベトナムの人がやっていたことを今度は彼らが自国でやっている。後半のマットの奮闘ぶりがすばらしい。アメフトやっていたので実は運動能力がすごいのかもしれないが、彼よりも素が学校新聞記者のダリルがいちばんすごいかも。スケボー爆弾もなるほどなあと思った。警官である父親にまつわるものが登場するシーンが憎い。チョウさんは「計画がある」というが、彼のやったことは計画と呼べるのか。ただ派手に攻撃しただけのようだが。ジュリーがかわいそうだった。あとロバートも。皮肉なことに今が旬な映画になってしまったかも。今ならどんどん ICBM が飛び交っていることだろう。単純に "Red" =「アカ」、社会主義・共産主義による侵略だとしたら、あの中国が入っていないのが不思議。ここでは北朝鮮。そしてバックはロシア。式典のメンツをみたらなんだかプーチン大統領に似ていなくもない人が座っている。製作段階で色々かっとうがあったのかもしれない。だがふと気が付く。たぶん助けにいかなければならなかったのは日本だった。もしかしたら沿岸に補給船をつけている設定かも。さらっとしか触れられなかったが、電源やネットワークがすべてダウンさせるというサージ電流を応用した兵器がけっこう怖い。そのために何の抵抗もできなかったという。「ダーク・エンジェル」でもそのおかげで世界が荒廃したような。ダリルが80年代のオリジナルに出ていたパトリック・スウェイジさんにちょっとだけ似てるような。チョウさんは沢村一樹さんに雰囲気が似ている。戦いの映画であり家族の映画でもあった。暑い。


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カラスの親指 [DVDやら映画やら]

能年玲奈さんのパーカーのプリントが "The Runaways" でかっこいい。村上ショージさんが普通過ぎてかっこいい。5人が歩く道路の先に見える「止マレ」のラインが印象的。姉妹役の能年さんと石原さとみさんだが、しっかり者と甘え者の役設定が意外で面白い。でっかい石屋の汗ダクダクは、その前の公園の破裂音のシーンのときに何か負ってしまったかと思ってしまった。終わったようで終わらない。「実はこうだった」なラスト。黒幕はあの人だろうなあとだいたい想像がつく。振り返ってみればあの人だけ過去の話しがなかったような。ヤクザの鶴見辰吾さんの手下、古坂大魔王さんがいかにも悪人。同じヤクザ事務所で電話番をしている上田耕一さんが怖い。ベテランがなんで電話番役なのと思ったが、無理やり恫喝するのではなくて、じわじわと話して相手にボロを出させるタイプみたい。電話応対役なのかよく分かる。オープニングのメガネにスーツ姿の阿部寛さんが、「奇談」の稗田礼二郎に見える。阿部さんの髪形に負けずと、石原さんも髪形を変えるが、その雰囲気がけっこう能年さんと似ている。石屋を演じる小柳友さんも、村上さんや姉妹にくらべてあまりにノッポな阿部さんの身長が目立たなくなってバランスが取れている。配役で色々考慮されたのではないだろうか。能年さんはメイクしない方がかわいい。コンビニでアレを買うシーンで、横目でチラ見するときの表情が面白い。伊坂幸太郎さんの作品を思い出させる雰囲気。セリフに出てくる「仙台~」という言葉に、何か関連があるような気がしてしまった。人情やミステリーを掛け合わせは、油断するとみんな伊坂さんや宮部みゆきさんになってしまいそう。「カラスの親指」というタイトルはどういう意味と思ったが、劇中でしっかり説明される。素人の「しろ」転じて「白」。玄人は「くろ」が「黒」、そして「黒色」は「カラス」ということで、タイトルの「カラス」につながる。それでは親指は何?というのがまた人情。終わってみればけっこう長かった。面白かった。暑い。


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何がジェーンに起こったか?(What Ever Happened to Baby Jane?) [DVDやら映画やら]

1917年。ベイビー・ジェーン・ハドソンのショー。バンジョー持った男。舞台袖から彼女を見ている女の子と大人の女性。彼らは親子のよう。ジェーンのわがままとそれに従順する父親に、出待ちをしていたファンの親子連れたちはがっかりする。そして女の子ブランチの憤りと母の願い。1935年。子役のジェーンは映画女優になったが、演技能力の低さとプライドの高さ、酒癖の悪さのトラブルとかで評判が悪い。しかし同じ映画女優の姉ブランチがジェーンもいっしょという約束で契約しているので、むげにやめさせることができない。車いすのブランチが部屋の中をただぐるぐる回るシーンが、回ってるだけなのにけっこう怖い。腕の力だけで手摺をつたって階段を下りるシーンもまた怖い。ピアノを弾きながらジェーンを見るエドウィンの表情がうまい。太目な彼は過保護な親と二人の生活では頼りないが、人前ではけっこう口が上手い。ベビー・ジェーン人形をいたずらする様子はヨッパライそのもの。なんとかエルバイラを住み込みにしたら問題無かったはずなのに。ジェーンの縦ロールが何とも子役時代を引きずっている様子満々。海辺のラジオがかっこいい。過去の人気や絶頂をひきずっているジェーンの心がおかしくなっていく。普通に見ていれば悪いのはジェーン一択。タイトルの "What Ever Happened to Baby Jane?" を考えさせる様子もない。なぜなら単純に人気がなくなって忘れ去られた元ベイビー・ジェーンが焦っているだけと思ってしまうから。しかしタイトルのとおり「何が起こったのか」そして「それが何の事をさすのか」が重要なよう。落ち目な妹を捨てないブランチ。ひどいことをされても気を使っている。そしてラストで真相が語られる。ああそういうことがあったのと感心する反面、果たしてそれは本当のことだろうか。立ち直らせるための最後のやさしさかもしれない。事故状況や当時の警察の事故検分能力の程度は分からないが、どうなったらどんなケガするかくらい分かるんでは? 終わってみれば、ある言葉にしばられたある人の物語。そして人目があるにぎやかなところにいても誰も気が付かない。それが話しの主題かも。でもタイトルロールが終わった後、なぜ "Yesterday" ~「昨日」のテロップから始まるのかと思ったが、この場合の "Yesterday" は「昨今」とか「最近」とかに訳されるんだろうなあ。面白かった。暑い。


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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(Rise of the Planet of the Apes) [DVDやら映画やら]

SCREEN GEMS というとバイオ・ハザードの映画会社か。すぐにタイトルが出てくるところがすばらしい。希望・挫折・感傷・喜怒を盛り込みながらも早い展開の出だし。怒とうの後半もすごい。「病気が猛反撃を始めた」というのが化学が分からなくてもなんだか怖い。シーザーの目と口元は他のチンパンジーとは確実に違う。知性が身に付くとイケメンになるのだろうか。棒を三本にして「強い」なんていうのはどこの国でもやる例えなんだなあ。チンパンジーには知性がないとしても身体能力だけでも絶対負ける。アメリカ杉の森の中、ウィルが襲われるところをシーザーが助けて、立場が逆転。ラストはナショナルジオグラフィックで猿の生態を見ているよう。次に確実に続くラスト。エンドロールは何かが広がる様を表現しているんだろうなあ。イカルス号がどう関わるのか。いちばん幸せだったのはジョン・リスゴーさん演じるウィルの父親だったかも。そしてかわいそうなのはウィルの同僚のフランクリン。エンドロールのキャストで、チンパンジーの役者名が "Apes: " と名無しになっているのが面白い。シーザーたちチンパンジーの知能が高くなるのは突然変異などではなく、人間によるものなのが分かりやすい。薬品が脳細胞を修復する瞬間はどんな感じなのだろうか。脳がしびれたり、知恵熱でも出るのか。映画では薬を打った翌朝には結果が出ているようだしなんかすごいことが脳の中で起こっていそう。知性が付くたびに人間との差を認識していく様子に、いつ反乱を起こすのかハラハラしてしまう。そしていつ言葉を発するのかドキドキ。声を発する前は表情による演技で、チンパンジー同士はアイコンタクト。故意でないとはいえ、初めて人の命をを倒してしまったときの表情がすばらしい。ひどい奴だったけど。シーザーと最後に対面するウィルの様子も興味深い。"You know what ~" の "They" は人か仲間の猿たち、どちらを指しているのか。シーザーに "Caesar is home" と耳打ちされたときの表情はシーザーに対する恐怖か感動か。「ここが家」というより「シーザーが家」=「シーザーが起源」ともとれそう。シーザーが描く丸印のシンボルは、ウィルの家の窓が元なんでしょうが、「家」とか「自由」とか「世界」とか、もしかして「ウィル」とか色々と意味がありそう。チンパンジーの中の一人がコーネリアと呼ばれていたが、もしかしてシーザーと結婚でもするんだろうか。こうしてチャールトン・ヘストンが遭遇したチンパンジーの世界につながるのだなあ。面白かった。暑い。


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アサイラム・バスターズ(Villmark Asylum / VILLMARK2) [DVDやら映画やら]

"TWA" が "TOWA" に見えてなんだかなつかしい。ノルウェーの映画らしいので見た。タイトルが "VILLMARK2" なので、続編なのかもしれない。タイトルロールに挿入される記録映像のような白黒カット。最初はもしかして P.O.V. な映画かと思ったがちがった。見終わってみると飛行機が落ちるところとか、この記録映像っぽいカットがけっこう大事そう。深い森の山の中。ヘリコプターでやってくる人々。目的は廃病院らしい。建物を壊す前の調査。アスベストや水銀など害になるものが残っていれば大変だというわけ。ありがちな財宝発掘とか霊研究家とか肝試しではなかった。調査開始でドアを破ると早速サイレン。これが怪しい。みんなが調べていると怪しい影が・・・というのは定番な展開。私がトップなのよ!の管理職リーヴェ、頭の固い昔かたぎなフランク、現代っ子のエヴァンにシュンネ、お調子者のオーレなどキャラクターも様々。エッチシーンは無いがセクシーなシーンがある。リーヴェの様子を見ているともしかして男勝りな彼女は同性好き? テントごと引っ張られるところから建物のアップに移るところがかっこいい。みなさんの最期が怖い。おそらく戦争時のドイツ兵の恨みとか呪いに関わるものだろうが、怨霊とか心霊ではなく、実在しているところがなんだか「ヒルズ・ラン・レッド」に通じるものがある。特に最後の目玉の男の人。そうなってしまったシチュエーションはちがうが、どちらも化学とか科学によって汚された点では一致しそう。ラストの少女がかなり怖かった。会った時にさっさとやれば良いのに、わざわざあそこでやるなんて。いっしゅんゲスになった?と思ったら最後は良いところを見せてくれたりするが、なかなか都合よく展開してくれないのが北欧っぽい。助かった!と思ったのに・・・とか。明確にされない原因、何が解決されるでもない、おそらくダメなんだろうがはっきりしないラスト。残るもやもや。上げて落とす映画。あの少女の赤い糸はたどって帰るためのものだったんだろうなあ。メガネのシュンネがキュートだった。こういう映画の題材になるということは、飛行機が落ちた話しはほんとうにあったことなんだろうか。邦題がちょっと適当というか投げやりかなあと思った。"VILLMARK2" なのでできるものなら "VILLMARK" も見てみたい気もするが、やっぱり絶望物なんだろうか。なんだかんだと見てしまった。面白かった。夏晴れ。


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スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間(Contracted) [DVDやら映画やら]

原題が "Contracted"。「契約済み」という感じだろうか。サマンサとアリスの雰囲気がよく似ている。変化の過程が外観に見えることは普通だが、聴こえ方がおかしくなるのはなるほどなあと思った。「~3日間」という副題だが、中盤でもう "DAYS3"。展開が早い。面白いところは女性同士なところ。女性同士の親子関係に三角関係、嫉妬や愛情がうごめくなか、あきらめない男が一人。恋人の他、母親とも色々あったようで、詳しくは語られないが、女性関係にクスリにおぼれてしまった時期があった様子。それから時々フォーカスされる彼女の腕も色々あったんだなあと想像させます。それがあるからこいつは痛いやつなんだ先入観ももたれそう。男には分からない女性の成長期の悩みを極端に拡大した話しかもしれない。アソコが人を食っちゃう映画もあったし。オープニングは軽く流してしまったが、サマンサが変な目に会ってしまったことに何か関係があるのでは。車の飾りも似ているし。仕事なのかなんか変な菌も持っていそう。邦題は「ゾンビ」とあるが、何かの病気かもしれない。警察が男を捜している話しも並行して進んでいくが、果たしてその男によって事件は解決されるのか。シーンの時系列によるのか、男が捕まったと言われつつまだ捕まっていないようにも見える。誤認逮捕というやつか? それにしてもあきらめないライリーはバカだ。なんか臭いとかで気がつきそうなものだが。せっぱつまってきて道連れを作るように恋人や男を誘うサマンサが恐い。アリスの顔が異常にやわらかそうだなあと思った。ちょっとC級な映画ならエッチシーンがありそうだが、この映画では無い。その分ちょっと上品。そんなシーンがなくても引き付けられる。最初に行く病院の診察室の様子が興味深い。おそらく性についての悩みについてだろう啓発するようなポスターがやたらと貼ってある。わざわざ「自分で言えなければ~」とかポスターのコピーの字幕を付けてくれるところが、この映画のテーマが性であることを訴えている、なんて思ったりする。面白かった。サマンサが出るのか分からないが続編もあるらしいので見たい。


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ヤマトタケル [DVDやら映画やら]

宇宙的解釈なヤマトタケルの物語。字幕付き。エンドロールでも役名が出てこないので助かる。それに漢字も分かって便利。オウスは小碓、ヤマタノオロチは八岐大蛇。そのヤマタノオロチが暴れる様子はまさにキングギドラ。オロチの他にも巨大生物が二体出てきて、それぞれが見せ場になっている。剣で刺すシーンがけっこう怖い。クマソタケルの脇腹が刺されるとか、ヤマトタケルの首元とか。タケルの行動に対するお供のベンガルさんの呆け具合が面白い。ラスト前、オトが消えていく様子にジンとくる。しかしヤマトタケルをフルアーマー化する必要はあっただろうか。平成メカゴジラとタッグを組んでも違和感の無い姿。ヤマタノオロチは確かにでかいが、普通の人間サイズで知恵を働かせて戦っても良かったのでは? このあたりは「日本誕生」のような神話映画が構想にありながらも、人気のゴジラ路線も捨てられなかった東宝の苦しいところかも。オロチに立ち向かう鳥が出てくるところは、ウルトラQ第1回のよう。「次に現れるときに良い神かもしれない、神とはそういうのも」というセリフが印象的。結局すべては神様の言うとおりなのか。特典映像のメイキングで、東宝スタジオの怪獣倉庫の様子が見られる。モゲラも見えるが平成に入ってからのものだろう。タケルたちを助けにくる鳥は最初の案では生物的な鳥だったが、だんだんメカメカしくなってしまった。映画を見る限り、実物大の鳥メカもいたと思う。「日本神話を題材」にして「新しさを追求」したら新時空アドヴェンチャー大作になってしまった。普通に「日本誕生」をスケールアップしてくれれば文部省推薦とかになったのでは? しかしウツ=宇宙と何かしらのつながりがあったというのはロマン。狂った海に登場する巨大生物はいかにもウルトラシリーズな造形だが、今にも炎が噴き出さんばかりの人型クマソガミはけっこうかっこいい。変形 CG にも力が入っている。ヤマタノオロチは見るからに巨大そうで、操演が大変だったのだろうなあ。首の数はキングギドラどころではないし。ヒーローであるタケルを演じる高島さんは後半になるとノッてくるが、最初は「おれはいったい何をやってるんだ?」という感じでちょっと表情が固い。そこをベンガルさんや沢口さんがうまくサポートしていて、特にクマソタケル、つまり藤岡弘さんとの対決シーンになると息をつけない。このシーンは「タケル」の名の意味について語られて重要なものだろう。面白かった。「アマノムラクモノツルギ」と入力するとちゃんと「天叢雲剣」と変換されるなんて PC の日本語変換はすごいと思った。夏。


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タオの月 [DVDやら映画やら]

れんげを演じる吉野紗香さんがキュート。口を開いて呆ける表情がかわいい。ときどきすごい眠そうな顔をする。特に目が寝てる。DVDメニューの表情もちょっと眠そう。彼女と永島敏行さんの酔狂、阿部寛さんの疾風の三人が怪しい刀の出自を探るロールプレイングな物語。男二人ならちょっとはケンカしそうなものだが、二人とも人が良い。達観の域に入った人たちなんだろう。疾風はハヤテと読む。森山裕子さんが重要なカギになるが、アビラとかマリエンとか二役かそれ以上をこなしていて大変そう。でも変わった役で、彼女は話さない。れんげだけにテレパシーで話しかける。前半、空から降りてくる森山さんたちがかっこいい。三人は森山さんなので、「森山さんたち」というのは森山さんの複数形。違いは髪が白だったり黒だったり、おさげ髪だったりするところ。ヘルメットのようなマスクからは水中のブクブクみたいな気泡がもれていて、なんだか独特な解釈。もしかしたら異星人にとって空気も水なのかもしれない。マスクが破られると中から水がドボドボ出てくるところも面白い。最初はマスクが彼らの顔かと思った。そのままウルトラQとかで宇宙人役で違和感なし。イメージは虚無僧の天蓋だろうか。ラストではマスクをかぶるところが見られる。戦いの果て、崖から落ちるときの落差がとても大きく見えてスタントが大変そう。それとも映像マジックだろうか。異星人が連れてきた甲虫のギミックも面白い。ギレルモ・デル・トロ監督の初期作なんかに出てきそう。生きていて生物のようだが機械でもある。マリエンが「武器」と説明する怪物マカラガのデザインが例えようがなく、あえて言うなら花かもしれない。酔狂の術のかけ方が面白い。筆でお札にサラサラっと書いてペタッと貼れば自由自在。人間だけではなくて物にも通用する。でっかいものにはでっかい筆が登場する。とってもユニークな術。彼の古い仲間の形見の使われ方がちょっと憎い。タオという道具を鳴らせばすぐに済むのに、そう簡単には終わらせないのが映画の世の常。最後に登場する大きな女の人におどろく。どこかで聞いたことのある名前。榎木孝明さんが演じる悪者、角行の頭巾の漢字が「肉」に見えてちょっと笑える。谷啓さんの淡々としたセリフ回しも良かった。森山さんといっしょに常連っぽい螢雪次朗さんが出ているところも面白い。しかしなんと言っても吉野さんのストレートな演技とタメ口セリフが見もの聴きものな映画。DVDメニューの資料集にはストーリーボードや絵コンテが収録されていて、ストーリーボードには木の飛行機で滑空しているのもあった。映画では出てこなかった。面白かった。晴れ。


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