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DVDやら映画やら 記事一覧
2017年03月25日:  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(Captain America: Civil War)
2017年03月24日:  仮面ライダーZO
2017年03月22日:  ヴィクター・フランケンシュタイン(Victor Frankenstein)
2017年03月20日:  テラフォーマーズ
2017年03月19日:  星ガ丘ワンダーランド
2017年03月18日:  この子の七つのお祝いに
2017年03月17日:  ポテチ
2017年03月14日:  お姉チャンバラ THE MOVIE
2017年03月13日:  プルシアンブルーの肖像
2017年03月10日:  醜聞(スキャンダル)
2017年03月08日:  デリカテッセン(Delicatessen)
2017年03月07日:  サマー・インフェルノ(Summer Camp)

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(Captain America: Civil War) [DVDやら映画やら]

その名のとおりの「内戦・内乱」映画。エゴとか罪とか自由意志とか色々テーマがあるようだが、見所はエリザベス・オルセンさん演じるワンダとアントマンを見る映画。ワンダの横向きイナバウアーみたいなポーズがかっこいい。アントマンの活躍が想像以上だった。小さくなれれば逆もありとは思うが、ほとんどプルトニウム人間状態。小さい身体でどれだけ活躍できるのかと思ったら、笑ってしまうほど攻撃のバリエーションがあったりする。性格もおとぼけそうで、デッドプールとちょっとかぶるかも。ここにスパイダーマンを入れれば、ムダ口ばかりでむちゃくちゃうるさそう。今回はソーとバナー博士は登場していない。ソーは神様だから人間のソコヴィア協定など知ったことではないだろう。バナー博士はスタークを嫌いそうだからキャプテン側かも。ピーターをアベンジャーズに入れるのはちょっとかわいそう。街の平和を守るくらいの方が良さそう。顔バレ無しで秘密厳守っぽそうだし。でもメイおばさんが若くてきれいというのは予想外だった。今までのメイおばさんはいったいなんだったのか。ロス副司令官を演じるマーティン・フリーマンさんがすばらしい映画。偉大な人なのに小物役も上手い。ウォーマシンの件でヴィジョンが悩んでいるところが分からんかったが、人間の感情を学習中であり、人間らしく手加減して攻撃するところを、A.I. の精度で攻撃してしまったことに悩んでいるのかもしれない。それにしても、力の差があるスーパーヒーローたちと、ブラック・ウィドウとホークアイという生身の人間をいれながら、戦いがうまくまとまるなあと感心する。生身といえば、シャロン・カーターの足の長いキックがかっこよかった。「シビル・ウォー」だけども、軍人対民間人とも言える。信念が揺らがない軍人スティーブと、ビビる会社社長スターク。話しが合うはずはない。ローズがスターク側に付いたのは、彼を信じたこともあると思うがその結果は非情。特にスタークには自ら作り出してしまったウルトロンとセコヴィアの件もあるし。原因に関していえば、うらまれるのはスタークとバナー博士だけだったりする。もしかしてバナー博士はウルトロン誕生に加担したことを反省して静かにしているのか。そんなトラウマと罪悪感と怒りでいっぱいのヒーローらしくない今回のスタークだが、ラストでスティーブに言う「盾を~」の台詞はちょっとジンとくる。ピーター・パーカーの部屋の Macintosh が微笑ましい。ピーター役の人の顔の形がスパイダーマンっぽくないような気がした。ミスターX とタイガーマスクが出てくるような「虎の穴」風なラストカットだった。マーベル映画は時間が長くて、最後にもちょっと映像が入ったりして席を外せない。だからトイレをガマンするのが大変。その点、DVD は楽だ。ワンダが良かった。晴れ・雪。


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仮面ライダーZO [DVDやら映画やら]

第1回 東映・バンダイ提携作品。波マークの東映映画。13人目のライダー。怪人のヌメヌメッとした感じが怖い。目に映る画像がコンピュータみたいになっていて、新しい改造人間の解釈を感じさせる。改造人間というより、機械生物といった趣かもしれない。背景の合成とか特撮加減や映像の荒さが今見たら新鮮に映る。かっこいい。これも怪人のディテールが良いからだろう。初代を尊重したのかクモとコウモリ怪人が登場する。デザインはもちろんすばらしいし、クモ怪人のパペットアニメーションも面白い。特撮マニア向けの仮面ライダー作品かも。メインの適役がバッタ怪人。つまり「悪い」ライダー。名前はドラス。グログロしさが ZO とは対照的。「真・仮面ライダー」というビデオ作品があったが、そのときのライダーはどちらかというとドラスに近いかもしれない。ZO がグログロしくないのは、子供が見たときに怪人とライダーの区別をつきやすくするためだろう。特典の「未公開・BGM集」を見ると、48分程の作品ではあっても、色々なシーンを撮っていたのだなあと納得する。音声はないが BGM が入っているので、見てるだけでも面白い。「資料集」に入っているイメージボードの美しさや、キャラクターのデザインの細かさに圧倒されます。コウモリ怪人の「手のひらに目玉」は傑作。映画「パンズ・ラビリンス」のクリーチャーを思い起こさせます。この映画の後、仮面ライダーZO と土門が長いライダーシリーズでどんな扱いを受けているのかは分からないが、リアルな怪人たちがいてこその ZO のクオリティだと思うので、この映画の状態を維持するのはチャレンジだろう。映画という画質にも関係することかもしれないし。「ZO の身体をもらうね」という展開も面白い。短い時間なので、闘いのシーンが多い。何十話を凝縮した感じ。短い時間がゆえにソリッドにまとめられた傑作ライダー。佐々木功さんも名演。特典映像に入っていた「特報」に映っているライダーの黒いシルエット、マスクの形、その中で赤く光る複眼の大きさのバランスがかっこいい。原作マンガに近いように思う。面白かった。晴れ・雪。


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ヴィクター・フランケンシュタイン(Victor Frankenstein) [DVDやら映画やら]

フランケンシュタインの怪物は有名だが、それを造ったヴィクター・フランケンシュタインは? というモノローグで始まる。モノローグの主はせむし男。後のイゴール・ストラウスマン。その容姿のためサーカスで働いている彼は人体という宇宙に興味を持っていて、医者みたいなことまでしている。その彼に手を伸ばしたのがヴィクター・フランケンシュタイン。ヴィクターが研究は生命の創造。これは彼が有名な怪物を作る前の物語なのだろう。研究なのだから色々と造られて来たものがあっても不思議ではないが、その中で初期のものと思われるゴードンの姿がおそろしい。外見はともかく生命の研究に限って出来上がった実験体なのだろう。せむしだったイゴールのアドバイスもあって、ヴィクターは改良に励む。その間で口にされるのが「好きなように造れる」という言葉。これをヴィクターではなくイゴールが言うところに意味がありそう。個人的興味の前に倫理が姿を消した瞬間。ヴィクターの場合はいつも倫理がどこかにいっちゃってる。主題は創造主である神をさしおいて生命を造ろうとする行為の是非なんだがろうが、「怪物」というか「人間」を作り出すことは、医学的なクローンを通り越して、今の世界で A.I. を作り出すことと変わらないものだったりして。なんてことは既に一般論。それよりも、ヴィクターが元せむしのイゴールに、矯正器具などについて触れながら「わたしがきみを造った」と話すほうが、なんだか紙一重の言葉で恐ろしい。医療行為は常に倫理にさらされているんだなあと思ってしまう。おどろくべきはヴィクターの立ち直りの早さ。これがなければ次に進まない。せむしのイゴールをダニエル・ラドクリフが演じているが、「ずっとあの動きなの」と心配していたら、ヴィクターが何かしてくれる。そのシーンがハラハラする。良識ある X-MEN のプロフェッサーが、マッドな科学者を演じる。でもほんとうはマッドではないかもしれない。警察たちが家の扉を打ち破ろうとするシーンで、扉に打たれた板が、X-MEN の X に見えるのは気のせいだろうか。面白かった。


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テラフォーマーズ [DVDやら映画やら]

2597年の東京。街の風景がかなりブレードランナー風。テラフォーミング計画の説明ナレーション。火星を人間が住める星にするために色々しているらしい。ファッションにこだわる本多博士が踏みつぶすゴキブリが気になります。タイトル文字にもゴキブリの絵が出ているし。本多博士と榊原の会話も意味ありげ。2599年の火星。宇宙船バグス2号で送られてきた「犯罪者」「ゴミ」以下の人たち。火星は既にテラフォーミングによって地球のように歩き回れる世界。もちろん言われたとおりの任務で終わるはずはない。開始早々、ハリウッド女優と、日本の清純派女優が退場してしまう。ハリウッド男優もわりと早い。火星に送られた男女の相手は500年前に送ったアレだった。ということはテラフォーミングにも同じくらいの年数がかかっていたということか。マリアはロシア人設定。ゴキブリを見たことがなかったというのに同意する。なんだかんだと、このマリアと空衣の変身後の立ち姿がいちばんかっこよかったりする。一見フィギュアにも見える。ハリウッド女優の方は変身したほうがきれいに見えたりする。変身中と変身後の気持ち悪さでは手塚の顔がナンバーワン。虫の特長による力が武器。しかしそれはカブトムシとかクワガタとかではなく、全然知らない虫。だからその虫の説明のナレーションが入る。確かに説明されないとどこが虫の特長なのか分からない。艦内の空気を排出する件では、自滅行為?と思ったりするが実はあんな能力があるとか言われないと分からない。この話しを作った人は、昆虫図鑑をなめるように眺めたり読んだりしたひとなんだろうなあ。どうせなら同じゴキブリにしたら良かったのではと思ったが、火星のゴキブリは超進化したものだから、現在の地球のゴキブリのままでは飛ぶか繁殖するくらいしかできなさそう。なんでみんな強い虫にしなかったのかというと、本多博士が「戦闘データを取る」云々と言っていたと思うので、なるべく色んな種類の虫の情報がほしかったんだろう。副艦長の小池さんもおどろくように、相手の進化のスピードが速過ぎる。何かの刺激を与えれば次の卵では進化している。もしかしたら闘っている途中でも相手の動きを観察することで能力を上げている。ゴキブリたちが実際に発声しているのか心の声なのか分からないが、「じょうじ」とは一体何ですか。最初は誰かの名前かと思ったがどうだろう。ちょっと疑問なのはゴキブリたちがどのように戦闘能力を身につけたのか? 刺激による進化なら何か戦いがあったはずだし、ゴキブリ同士で淘汰の歴史があったのか。それとも数年前に来ていたバグス1号で何かあったのか。最初のシーンでもそうだが、実在の名前がよく出てくる。「ヒサヤ大黒堂」の看板はスポンサーさんだろうか。飲み屋の「雨のアムステルダム」という看板は、岸恵子さんと萩原健一さんの映画のことだったりして。火星のでっかいゴキブリ駆除剤、マーズレッドPRO には「アース」のロゴ。マーズレッドはアースレッドのことなのは明白。ゴキブリ退治の映画なんて、かっこうの PR 媒体なんだろう。ハリウッド男優演じるテロリストが「意地」とか使うのがなんだか合わない。首がドーンとか顔がグチャーとか腕がボーンとかけっこう残酷シーンが多いがよく規制がかからなかったもの。規制ってエッチなやつだけなのか? もしかしてやられちゃうのが完全な人間ではないからかもなあ。そうでなければ仮面ライダーも毎回規制になってしまう。副艦長の言う「(好きな人)いたわよ」って、たぶんあの人なんだろうなあ。少し泣ける。マリアにはもうちょっと活躍してほしかった。ゴキブリの顔が秀逸。誰が生き残るのか想像しながら見るムシキングバトル映画。ゴキブリが進化するといえば「ミミック」のユダだが、いちばん嫌われていそうな虫なのに、何かと科学のために使われてしまうというのは変わらない設定。やっぱり最後に生き残るのはゴキブリなんだろうか。テラフォームと聞いて、ヴァル・キルマーさんが出ていた映画「レッドプラネット」を思い出す。面白かった。でもエンディングの歌がちょっと悲しい。インストで良いです。続編があるなら見たい。


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星ガ丘ワンダーランド [DVDやら映画やら]

杏さんの刑事姿がかっこいい。佐々木希さんの姉さんも良かった。ハルトが家捜しした後、観覧車を見あげる様子が怪獣を見るみたいで面白かった。残された遊園地というジュラ紀の中の恐竜みたいなものかもしれない。無言のシーンが多い。その分、表情が見もの。雪・昼・夜・穴蔵みたいな場所とか登場人物を代弁するような印象的なシーンも多い。最初はよく分からんかった。冒頭、子供のハルトのケガで夫が奥さんを叱咤するが、そのケガが何だったかというのが後で分かる。ハルトと兄のテツトは疎遠だったのだろうか。たぶんハルトが家を出て生活していたんだろうなあ。よその男の家庭に入ってしまった母親が亡くなって、警察が調べ始める。自殺なのかどうなのか。おそらくハルトはあの人を疑っていたのかもしれない。しかし最後の真実は子供たちにとってはトラウマになりそう。その話しを聞いてうなだれる母親の心中もなんともはや。できれば不明のままが良かったのかも。しかしそれがなければハルトの心も溶けないわけだし、物語をうまく着地させるのはきびしいもんだ。ハルトの咳が気になったがただのカゼだったか。普通なら主役級の杏さんの抑えた演技がすばらしい。そして何より佐々木さんが素敵な一本。もちろん演技が。「土俵ガール!」の共演者の奇跡の再会。二人が並んで話す後姿が子供の頃に変わっていくシーンがすばらしい。描きたかったシーンのひとつに違いない。歌が木村佳乃さんなのにおどろく。タイトルが最後に出る。こういうのは何か意味があるんだろうか。ジャンルがあるならミステリーなんだろうか。面白かった。


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この子の七つのお祝いに [DVDやら映画やら]

松竹映画と角川事務所の提携作品。人形のような女の子。留守番しているのか。そこにやってくるのは岸田今日子さん。岸田さんが出るだけでミステリーの香りが漂ってくる。彼女は、バナナにハーシーチョコに森永キャラメルと、子供の好きそうなものばかり持ってくる。でもあまり幸せそうではない様子。そして年月が経ち、現在。殺人事件が起きる。それをさっそうと取材するのが根津甚八さん演じる若いルポライターかと思いきや、アクティブなのはベテランの杉浦直樹さん。でもちゃんと根津さんがメインになる。中原ひとみさんが見せる写真にぼうぜんとする根津さんだが、これは別な意味でぼうぜんとしたのかも。昔は年は若くても大人っぽく見えたものだが、この写真はちょっと辛いかも。雰囲気的に怪しい人はすぐピンとくるし、ひどいことをするに至ってしまった理由もすぐ分かる。それではあっさり過ぎると思ったら、もう一手間ありました。でも子供時分では分かるはずの無い事実。こうした場合、計画犯はあの人で、実行犯はこの人ということになるんだろうか。杉浦さんの展開も少し意外。アパートの雨戸の隙間から外を覗く岩下志麻さんの顔が怖い。これが冒頭の子供が覗いている姿と重なるわけだ。あとは人形も怖かった。金田一シリーズの横溝正史さん風な香りがすると思ったら、原作が横溝正史賞を受賞作でカドカワノベルスの本らしい。トリックは二つある。一つは凶器。最初の事件で使われたものはなんだったのか。残るは手型、指紋にしょうもん。しょうもんについて具体的な説明もある。岩下さんの店で杉浦さん、根津さんの三人が手形や指紋について話すところも、あとから考えるとなるほどなあと思ったりする。そうなると鑑識でもからんでくるのかと思いきや、警察はほとんど活躍しない。そうかといって探偵が出てくるわけでもない。探偵の代わりをしているのがルポライターたち。そのせいかちょっと地味な感じがする。カギを握るあの人による回想がいちばん盛り上がる。会津から戻ってきた杉浦さんがハードボイルド。彼の横分けスタイルが最高にかっこいい。今だと志賀廣太郎さんか。すべてを知ってしまった杉浦さんが求めたものはなんだったのか。根津さんに仕事を手伝わせなければ、すべては迷宮入りだったかもしれない。冒頭でやられてしまうのは、畑中葉子さん。そのやられ方からみてあきらかにエロス要員。恨みと愛と血の物語。若い小林稔侍さんやベテラン戸浦六宏さん、そしてなんといっても坂上二郎さんも見られる映画。けっこう重要な役だった。なにより怖い岩下さんと岸田さんを見る映画。特報の映像が映画の映像とはぜんぜん違った。晴れ。


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ポテチ [DVDやら映画やら]

冒頭のバッターボックスの話しが面白い。今村には空き巣の親分がいるが、他にも尊敬する黒澤という空き巣がいる。その人がなんだか今村の親のように見える。車中で話している今村、黒澤と若葉。その後で今村が買い物に出たところの風景が印象的。特に駐車場のラインのレイアウトが面白い。舞台は仙台。クロサワの台詞に「~こないだの地震では~」というのがあって、これは3月11日のことだろう。この映画でいちばん印象的なのは黒澤の視線。めったなことでは人と視線を合わさない。一対一で話していても、必ずあらぬ方向を見ている。これは職業的なものなのか、心の問題なのかは分からない。本人曰く「人の気持ちが分からない」に関係するんだろうか。今村の部屋のベッドの脇にエレキギターらしきものが見える。ヘッドが Gibson Flying V とか Gibson Marauder っぽいが、ボディは B.C.rich seagull にも見えるがギターの裏だとしたら左右逆の形をしているし、なんだか変わったボディの形。ミユと男の部屋にもギターが見える。「実はこうだった」「実はつながっていた」という話し。都合よく人間関係がつながったり展開したり、夢中で叫んだりとかよくありそうなシーンだなあと分かっていても、ベタなところでジンと来てしまう。これは役者さんのせいだろう。終わって考えれば、今村が知ってしまった事実に悩まずとも、母親はとっくに知っていたかもしれない。中村監督なので見たが、空き巣の親分が監督本人だった。けっこう良いとこ取り。震災の後、宮城県でできるだけ早く映画を作ろうという思いで出来上がった映画らしい。地元アピールもあるのか、特典メニューでロケ地マップが入っていた。とにかく黒澤が気になる映画。短いと思ったら1時間を超えるくらいだった。晴れ。


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お姉チャンバラ THE MOVIE [DVDやら映画やら]

感動大作。20XX年。D3コーポレーションが何やらしたら、何やらとても物騒な事件が勃発してしまったという話し。うじゃうじゃ出てくる人たちは、死体を蘇生させたものらしいのでゾンビと考えていいかも。オープニングの音楽が大作感があってかっこいい。タイトルロールも全部英字で、ハリウッドみたい。チャンバラというタイトルだけに、しょっぱなから速い殺陣を見せてくれる。フラッシュのような効果と音もすばらしい。しかしなぜポンチョの下がビキニなのかが分からない。分からないが、いちばん動きやすい、もしくは斬られてもすぐ分かるようにするためだと納得する。斬ってドバー、撃ってグチャーと身体はバラバラ、血は飛び散るが、しっかりエッチなシーンも忘れていない。バイクアクションも少し入っていたし、グロなだけではないエンターティメントな映画。刀を使うときの特殊効果も良い。この映画で強いのは女性だけ。刀を持った彩とガンを持ったレイコ。ビキニで露出度の高い彩と革パン革ジャンで露出無く決めるレイコ。武器も見た目も色々と好対照な二人の設定がすばらしい。そして敵も女性。まん丸の勝春がどこまで生き延びられるかも見もの。彩にとってゾンビはじゃまだから倒すのみ。彼女の頭には妹のことしかなかったわけで、終わってみるとウルトラ姉妹ゲンカだったような。すごかった。彩、咲の姉妹の幼少期をつとめる子役の雰囲気が現在と似ていて違和感なし。なんといっても主役の彩を演じる乙黒えりさんが良い。立ち姿に刀を振り回す様に表情。特に彼女は、台詞が少ない閉塞感のある設定だけに表情が大事なんだろう。フランケンの映画に出ていたのが乙黒さんとは思わんかった。口数が全然ちがう。ガン・ウーマンのレイコが橋本愛実さんなのにおどろいたがけっこうかっこよかった。ちょっと勝春がうっとおしく思ったりするが、だんだん憎めなくなってくる。諏訪太郎さんがマッドな科学者、悪の根源、杉田を演じているが、これがまた怖い。ホラーみたいだが親子、姉妹、仲間など、絆の物語でもある。なぜタイトルが「お姉~」かと思ったが、確かに主人公は強い咲のお姉さんであり、お姉さんがチャンバラする映画だから。タイトルに偽りなし。面白かった。


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プルシアンブルーの肖像 [DVDやら映画やら]

ミニチュアのような学校。冬。雪道を静かな音をたてながら歩く少年。名前はアキヒト。少女、カズミと待ち合わせして交換日記を渡す。カズミから他の少年、タダシのことを「かわいい」とか「正直」とか言われて、けっこう寂しそうな顔をするアキヒト。しかも彼はカズミとタダシの交換日記の渡し役。なんだかトラウマな予感。そしてカズミはタダシに会いに学校の中に入る。初対面なのでうれしくてたまらない。そこで大変なことが起きる。これが事の始まり。そしてタイトル登場。でも「プルシアンブルーの肖像」の「プ」の字が役者さんの足と重なってちょっと見づらい。15年後。学校の屋上で一人話しているのは「冬の花」と書いてトウカと読む高橋かおりさん。映画「誘拐報道」のときからずいぶん成長した様子。シャープな子顔。他の雑な女子・男子とはレベルが違う。主役なので出番は多いし台詞も多い。頭がいい人だったんだなあ。しかし鳥小屋に閉じ込められたりプールのシャワー責めと、散々な目にあってしまうのがかわいそう。記憶ではでっかいメガネの尾花先生が高樹澪さんだったよなあと思ってたら原田美枝子さんだった。なんで子供たちは学校にいて家に帰らないのか。いっしょに帰ろうとしてただズルズル残っているだけなのか。人がいなくなったのは、だまって帰っちゃったということもあるので許せるにしても、先生があんなことになっても何も起こらない。そりゃないだろうと思ったりするが、子供なのでどうしていいか分からないということもあるかもしれない。疑問なシーンは多々ある映画。でも BGM は良い。映画のイメージはほとんど忘れていたが、水だらけのシーンで思い出した。シャワーといい雨といい噴水といい、水責めされる高橋さんがカゼをひかなかったか心配になる。つながりが不自然なシーンもあったりするが、エンドロールを見て、これは高橋さんのための映画だったのだと確信する。古い校舎の屋上部分のセットとか雨とか、舞台にはずいぶんと手間がかかっているよう。玉置浩二さん演じる用務員、アキヒトの、いわゆる「どろぼうヒゲ」が特殊メイクよりもホラーに見えてしまった。「学校の怪談」的な映画だが、実は「美女と野獣」とか「オペラ座の怪人」とか「ノートルダムの~男」とかの雰囲気もあるような。雪の上の血はおそらく女の子のあの日の血なんだろうなあ。そうだとすると原案は、純粋に少女から大人への成長物語だったのかもしれない。高橋さんが好きなら見なければならない映画。晴れ。


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醜聞(スキャンダル) [DVDやら映画やら]

松竹の白黒映画。三船敏郎さん演じる青江がタバコを断ってから吸うところがすばらしい。ポスター、チラシ、中吊りをはじめとしてバスの広告、おまけに街頭放送までと、雑誌の宣伝方法がとにかく派手すぎ。悪女ではない粋な女性を演じる千石規子さんが新鮮な感じ。志村喬さん演じる蛭田弁護士に電話を取り次ぐ男の人がほんとうに嫌そうで名演。酔って帰って病気で寝ている娘に散々話しをする父親。父親は娘に「若いころはだまされてばかりだった~」とぐちり、それが今の自分となっている原因だと話す。話す父親の顔を見る正子の表情が怖かった。映画の中で正子の存在が重要。そしてクリスマスの酒場の場面。バンドに合わせて「蛍の光」を歌う。誰も明るい顔をしていない。映し出されるのはあきらめや絶望っぽい顔と散らかったテーブルや床。あと一週間で年も終わるが、まさに終末の様相。そして自分は犬だと言う弁護士。弁護士にとってちっとも明るくない年の瀬。かたや青江はドブ川に星が見える希望めいたことを言う。二人の境遇が違いすぎ。最期の「星~」云々という台詞は正子に関係することだと思うのだが、なんだかとって付けたように聞こえてしまう。しかし青江が芸術家だとするとそんなもんかと思ったりする。この頃はまだ法廷にもカメラが持ち込まれていて、撮影のための大きな照明がそこらじゅうに立っている。傍聴席数も多く、人に溢れ、何かスポーツや演劇でも観戦しているようにも見える。西条美也子が写真を撮られたくない明確な理由があれば良いのになあと思った。「二人の関係が何でもないことを証明しろ~」って、それは悪魔の証明だ。黒澤監督作品なのだが、どうも黒澤監督な気がしない。木下恵介監督作品と言われても信じるかも。しかし、この映画のすごいところは、あれだけ冒頭のシーンで青江が描く山の絵のことを話題にしながら、その絵が一度も、多分、画面に現れなかったこと。千石規子さんが登場する個展シーンで絵が少し見られるが、山の絵は出てこなかったような。それだけ青江が画家であることは重要ではなかったということか。特に西条美也子は控えめ。彼女が声楽家なのは正子に「♪きよしこの夜~」を聴かせるためだけかも。この映画で重要な職業は志村喬さん演じる蛭田弁護士だけ。そして扱いはほとんど主役。準主役は正子。この親子の映画。最後、蛭田は守るものが無くなってしまったのだろう。面白かった。日本語字幕が付いていた。でっかいツリーでもバイクで運んでしまう青江が豪快だった。晴れ・雪。


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デリカテッセン(Delicatessen) [DVDやら映画やら]

赤みがかった景色。ホコリっぽい空気に廃墟のような建物。カメラが追うのは「デリカテッセン」の看板があるドア。中に入ると料理人らしき男が包丁を研いでいる。その奥の部屋。男が身体中を服やら紙やらでおおいまくっている。男はゴミに扮してゴミバケツの中に身を隠したようだが・・・見つかってしまう。このシーンがこの世界の様子を物語っている。食糧難の世界。特に肉が無い。あるグループは菜食主義になり、ある人は水浸しの部屋でカエルやカタツムリを飼っている。もちろん食料として。タイトルロールの壁のメモやガラクタの中に埋め込んだクレジットが素敵。デリカテッセンのある建物はアパートで、料理人にその娘の他、老婆、家族、エッチそうな女性に子供とか様々な人たちが住んでいる。新入りのルイゾンが新聞を見たと言って働きにやってくる。料理人=ブッチャーはしかたなく彼を雇い、アパートに住まわせる。ブッチャーの娘、マリーは彼に何かを話そうとするがなかなか話せないでいる。いったい何を伝えたいのか? このアパートに秘密があるのか? といっても大体分かる。ルイゾンとマリーが話すところに聞き耳を立てる父親ブッチャー。そのときのルイゾンの話しがブッチャーには何かしら響いたかもしれない。たぶんブッチャーにとっていちばん必要な言葉だったろうから。チェロを弾くマリーの横でノコギリを奏でているルイゾンの姿勢がなんだかエッチ。ルイゾンが服を脱ぎはじめててっきりアレかと期待するジュリーがかわいい。ブッチャーの死が意味するものは、肉食システムの崩壊。崩壊させないと愛が消えてしまう。人ではなくて動物の肉でも同じこと。荒廃してホコリだらけな外にくらべて水であふれているアパート。そんなアパートがオアシスに見えて、その対比も面白い。荒廃した近未来であれば携帯電話やインターネットなどはなくても不自然がない。個性的な顔立ちのルイゾンはどこかで見たなあと思ったら、映画「ロスト・チルドレン」に出ていた人だった。面白かった。DVDメニューが60年代の文化住宅と呼ばれた団地の部屋の様子に似ていた。晴れ・雪・曇り。


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サマー・インフェルノ(Summer Camp) [DVDやら映画やら]

噴水らしいものとか新聞記事、そして流れるアメリカ人が3人行方不明のニュース・・・なんだか不気味なタイトルロール。目隠しされた女性が逃げている。誰かに追われているような、なかなかスリリングな出だし。原題の "Summer Camp" は、ボーイとかガールスカウトみたいなものだろうか。場所はスペインなので地元の言葉はスペイン語。アメリカからやってきたウィル、ミシェル、クリスティの三人と地元のアントニオ。よくいる問題児はウィルのようだ。二股はかけるし犬の件はやめろと言っているのにやっちゃうおバカな奴。でも、もしかして、この犬の件が本人には良かったのかも?と思ったが、そうでもなかった。もう一人の困ったちゃんはクリスティ。お嬢様な彼女は、普段の言動でイラっとさせます。ミシェルは普通の女性かと思えば家族との関係がうまくいってなさそう。キャンプの場所の近くに住んでいるあやしい家族。ここのお父さんらしい人がまたトンデモ人間。色々と登場人物の背景に含みをもたせてくれます。携帯電話の呼び出し音の件はけっこうコメディ。電動ドリルドライバーがめちゃくちゃ痛そう。普段よく使う工具だが、あんな使い方はしたことない。されたらと思うとぞっとする。クリスティの口の開き具合がほとんどゴム状態。最初は「何故おかしくなるのか? 霊なのか? 何かの病気?」とか色々考えるが、後半でおかしくなる理由がおおざっぱでも明かされるのでモヤモヤしない。エンドロールでもニュース音声が教えてくれる。おかしくなる理由が分かった上での、バスの中でウィルが言い出した作戦に「なるほどなあ」と少しだけ感心するが、せっかくの作戦にあの人がちょっとゲスかった。そして「ウォー!」の一声でブラックアウト・・・これで終わったかと思ったら続きがあった。最後までミシェルの心配をするところをみるとウィルは、二股とののしられながらもけっこう良い奴だったかも。誰がおかしくなるのかゲームみたいで面白い。普通に戻っても「ほんとに大丈夫?」な感じで疑いが晴れない。見ている限り、おかしくなった時の記憶はなさそう。だらかひどいことをしたのことも覚えていない。これに対してもウィルは優しかったりする。人は見かけによりませんという映画かも。雰囲気的にイーライ・ロス監督の「キャビン・フィーバー」を思い出した。面白かった。雪・曇り・晴れ。


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