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はいからさんが通る [DVDやら映画やら]

記憶では東宝だったが今見ると波がどっぱーんの東映だった。開始早々面白い。タイトルロールから時間を無駄にさせない。「はいからさんが通る」のタイトル書体がちょっとおどろおどろしい。本田博太郎さんの「オレに指図した女はおまえが初めてだ」のセリフがよみがえった。まっすぐで一途な役だが、瞳の奥には何か危ないものが宿っている感じ。役でのこととはいえ。田中健さんと南野陽子さんの年の差カップルは、昔は当たり前だったかもしれない。しかし田中さんもこんな若い娘とラブなシーンを演じるとは思わなかっただろう。野際陽子さんの「〇んこはうん〇です」に笑う。大正時代の街並みの様子とか、目立った違和感がない。特典メニューのメイキングを見ると、セットが狭いので色々と工夫して撮影したらしい。阿部寛さんの軍服以外のスタイルがバブルスーツな感じでちょっと場違い。飲み屋のビールが「サンライズ・ビール」、といのはアサヒのもじりだろう。「はいからさん」をいち早く西洋物を取り入れるという意味で言うなら、それは冒頭の自転車くらい。それよりも今までの日本人からは外れた積極性とか女性の進出といったことがメイン。しかしそこまで高尚なものではなくて、早い話が「おてんば」。しかし結婚相手の消息を確かめにロシアまで行くというのは素晴らしい。コミックの映画化。柳沢慎吾さん演じる牛五郎の展開が性急すぎるかもしれないが短い時間内によくおさまったもの。話しを丁寧にして前後編に分ける魂胆よりよほど良い。しかしこの映画の目玉はなんといってもエンドロールの歌。振り返ってみれば劇中で歌は入らなかった。アイドル映画なら自分の歌を何曲か挿入しそうなもの。それだから最後の歌が身に染みる。スケバン刑事のときの「楽園のドア」も名曲だけれども、この映画の曲も負けてない。どちらも映画のタイトル曲としても独立した曲としても成立してしまうのがすごい。女優さんはちがうが「探偵物語」とか「時をかける~」とかも良かった。曲が良かったこともあるが、その映画に出ていた本人が歌っていたこともポイントだったかも。映画と全然合わない曲をエンドロールで聴かされるのはつらい。ラストは映画「江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者」を思い出した。もしかしたら紅緒と伊集院が出会っていたころに、どこかで女性が井戸水をくみ上げていたかもしれない。松原千明さんが清々しい。面白かった。疲れた。暑い。眠い。


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