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悪を呼ぶ少年(The Other) [DVDやら映画やら]

おおげさな邦題だと思いきや、それに負けずかなり残酷な話し。Other の O が白丸塗りつぶしになっているのは、卵の意味なんだろうなあ。つまり「何とか卵生」の卵・・・などと見た後で想像する。森の中、正座している子供。ホランド。もう一人ナイルズ。最初から気になるところはこの二人がひとつのカットに収まっていることがない点。一人二役でもなさそうだし。ここからもアレな話しだろうなあとうすうす分かってしまう。しかし最初のステンドグラスの天使がダブってくるとは思わなかった。このシーンはとても印象的。事件のきっかけを与えたのはおそらくあの人。そしてラスト以降、真実を知るのは残されたあの人だけになったのだろう。気になったところは、ネズミ嫌いのロウおばさんが、捕まえた子供を「ホランド!」と言ったところ。ロウおばさんの記憶があいまいなだけだろうか。ナイルズとエダの初会話シーン。どうもエダに何か能力があることをうかがわせる。ナイルズがエダにロシアのことを訊ねるが、どうもエダの素性というか出自には何かあるようだ。「わたしの手が嵐を予感した」って、天気も分かるのか? とおどろいたが、「古傷が痛いので雨」みたいなものかも。ナイルズとエダの初会話は次のピギーのシーンにもつながっていくが、ここではナイルズの関与が分からない。ベビーについても直接の関与がはっきりしない。最初はアンジェリニが濡れ衣を着せられたと思ったが、そうとは断言できない。行動や言動はじゅうぶんあやしいのだが。でもやっているところ見せてしまっては、ネタばれになってしまう。なかなかかっとうするところ。もし何もしていなければ邦題どおり「悪」い事を呼び込んでしまう少年。片われがやっていたとしたら、「悪」であるそいつを呼んでしまった。適当そうだが、色々と受け取れる秀逸な邦題。原因が心の病ではなく、外的な原因があって、それを明確に語られるところが良かった。ウルトラQのリリーみたいなものだろうか。ラスト近く、ナイルズが母親に食事をあげるシーン。絶望的な母親の表情がすばらしい。それに反して絵本を読むナイルズの無邪気なこと。ありがちなラストカットならニヤっとさせそうなものだが、そうでないところを見ると当人は今の事態が非常にまずいということをまだ理解しているのかもしれない。エンドロールによるとホランドとナイルズ兄弟は、どっちも名字が Udvarnoky だったが、ほんとうの兄弟なのかも。もしかして名字だけの堂本兄弟だったりして。見世物小屋の人たちが怖かった。都会が出てこない。ずっと農村。納屋の壁に道具をかけるフックがあるが、そこには道具をかたどった形が描かれていて、子供には整理整頓しやすい工夫だなあと思った。面白かった。さわやかな夏。


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大巨獣 ガッパ [DVDやら映画やら]

〇にKの日活マーク。怪獣ではなくて巨獣というこだわり。DVDメニューのカットアップが秀逸。山本陽子さんの側にあるコカ・コーラがレギュラーではなくてホームサイズというのがすばらしい。むさくるしい男ばかりの船で山本さんは怖くないのだろうかと思ったら、もう一人女性が乗っていた。日本人が扮する島の人たちを見て「人食い土人だ」なんていうサブちゃん。なんだか危険。今は茶色く塗って土人役をやっていると難癖付けられるんだろう。その人食い土人の子供役が映画「D ディー」では主役の相棒役だった町田政則さん。長い芸歴の方だなあ。ガッパの卵がなんだか巨大なウズラの卵。暗い海に光がふたつ見えて、そこからガッパが登場するシーンが良かった。ガッパ本体はあまり良い造形とは言えませんけど、それよりも雰囲気が勝っています。色々と演出を考えたのだろうなあ。熱海の街を壊すシーンも建物に重厚感が感じられて迫力がある。ガッパは街を壊すが、最初の頃は歩く先に建っていてじゃまなので壊すといった様子。やはり目的は子供探し。子を呼ぶような鳴き声の他、ガッパの何かを語っているような目線が特徴的。観る者にそれを悟らせたいようなアップが多い。ガッパの飛ぶ姿が特徴的。背中の羽根の力によるというよりも、身体自体が無重力になるような飛び方。羽根は方向を変えるだけのものかも。最後は飛び方を教えていたのか。最後の社長の表情が良い。年をとってから生まれたのだろう小さな娘はかわいいが、この後のガッパ騒ぎによる天文学的な損害賠償請求をうれいているにちがいない。それにくらべて、川地さん、山本さん、小高さんたちの気楽なこと。山本さんを追いかけている場合ではないと思うのだが。山本さんたちのラストシーンだけ見たら怪獣映画とは思えない。DVD の画質が、劇場で再映を見ているようで良い雰囲気。ときどきフィルムのキズらしいもの見えた気がする。以前も何度か観たが、ガッパがくわえていたのはおそらくタコだったんだなあ。食べたのか落としたのか途中で無くなっていた。ヒューマンなラスト。面白かった。雨の次は暑い。


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トランスフォーマー ロストエイジ(TRANSFORMERS: AGE OF EXTINCTION) [DVDやら映画やら]

字幕がタイ語とか色々選び放題。「ロストエイジ」・・・「消された世代」とは微妙な邦題。原題なら「絶滅世代」。「これから消される世代」という感じだろうか。早々に登場する CIA があやしいと思ったらあやしかった。ロミオとジュリエット法とは初めて知った。KSI の社長がちょっとだけスティーブ・ジョブズな雰囲気。前半、どとうのカーチェイスがすごい。展開が早い。かっこいい車からデザインとかを取り込めるところが便利というか都合が良い。後半は「パシフィック・リム」でも見た中国を舞台にした戦い。伝説の騎士あたりが出てくると「ジュラシックワールド」の様相。「政府に頼もう」とか「政府が香港を守る」がなんとも不自然なセリフに聞こえる。しかし長い。MARVEL とか DC の映画も長いが、これもけっこう長い。150分越え。宇宙船から脱出したあたりで大団円でもよさそうなもの。劇場なら絶対トイレをがまんする長さ。新作を見るための下調べと思って見たけれど、それもまた長いんだろうか。ケイドの娘、テッサの文字通り目ん玉を丸くする表情が良い。家族思いなヤンキーで魅力的。オプティマス・プライムの話しによると、彼やバンブル・ビーといったオートポッドたちの創造主がやっかいな奴らのようだ。オートポッドは創造主によって、勝手に繁栄している地球人を監視するために作られたらしい。いつかはこの創造主も明らかになるのだろうなあ。社長にお金まで使いこまれるルーカスがかなりかわいそう。彼の最期の様子が何度も映し出されるので、もしかしてオートボットみたいにされるのか?と勘ぐってしまう。ロボット対ロボットの戦いは人間のように血はでないが、機械がバラバラになっていく様はけっこう残酷で怖い。前半、ケイドたちのところにやってくる悪党たち。その場に現れる速そうな車。もしかしてオートボット?と思わせるところが上手かった。子供向けかと思ったが、車で逃走中に「テッサに握ってくれ」とかエッチな想像をさせるあたりは子供向けとは言わせない。しかし長かった。晴れ・暑い。


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アイ・ソー・ザ・ライト(I Saw the Light) [DVDやら映画やら]

アベンジャーズのワンダとロキが歌う映画。ロキの歌が堪能できるグランド・オール・オプリに初めて登場するシーン。ハンクの地位を決めた人生で重要なイベント。ハンクは Gibson、バックバンドのギターが使っているのが Bigsby。ヘッドまで見えないのでロゴは分からないが、もしかするとコピーかも。けっこうきれいだし。ハンク・ウィリアムスさんについては名前以外ほとんど知らなかった。カントリー・シンガーかと思っていた。裏声で歌ったりするし。知っていた曲はエンドロールのジャンバラヤだけだった。映画は音楽に対する葛藤というより、奥さんオードリー他、女性関係の関係がメイン。仕事が忙しくなって奥さん、家族と溝ができてしまうのはよくある話しかも。グランド・オール・オプリに続く見どころだろうアラバマへの凱旋公演ハンク・ウィリアムス・デイでの姿は、腕のひらひらがプレスリーかロジャー・ダルトリーな感じ。確かにルーツ・オブ・ロックな姿かもしれない。他にはウィスキーを飲みながら記者のインタビューを受けるハンク。彼の闇が見える。案外このシーンがこの映画の要点かもしれない。夜、外でボビーとビリー・ジーンとの結婚や、愛の形について話すシーンも興味深い。映し出される CBS TV のビルが印象的。ラジオ、テレビ局、そして MGM 映画スタジオというメディアの登場が何だか歴史的。MGM では帽子を脱いだ姿を見たいと言われる。それに対応するハンクも面白い。二回目のグランド・オール・オプリでは Martin を弾いている。ハンクの治療にやってくる医者がうさん臭くて、マイケル・ジャクソンにお付の医者を連想させる。アルコール依存もいやだが、大病や大けがなんかで使われるモルヒネの大量投与というのも怖い。鼻に押し込むメンタムみたいなやつは鼻通りをよくするだけではないだろう。女たちとどうなろうが、自滅していく運命だったのかもしれない。1944年で始まり、1952年で終わるハンク・ウィリアムスの物語。ハンク役のトム・ヒドルストンさんはギターがよく似合う。バンパイアの映画ではエレキをいっぱい弾いてたし。面白かった。晴れ晴れ晴れ暑い。


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エルサレム(JeruZalem) [DVDやら映画やら]

イスラエルの映画。原題が Z なので、普通に邦題にするなら「エルザレム」にすべきだったのでは?地獄の入り口は三つ。そのうちひとつはエルサレム。昔に起こったことの記録映像。そして現在。スマートグラスを買ってもらったサラ。これで記録する映像を見せられるだろうことは想像がつきます。彼女はスマートグラスをつけっぱなしで、画面には Wi-Fi か携帯電話だろうネットワークを探しているインジケーターや、人の顔見るたびに、人相を認識する動作が映し出される。VR でゾンビが現れるゲームをやったり、左下にはアプリ用の枠があって、アドレスが引っ張ってくるであろう個人情報や YouTube みたいな動画が再生されたりする。音楽も聴いているが、これはもしかしてメガネのツルを利用した骨伝導とかだろうか。必要な時は「グラス、写真を」「グラス、何時?」とか言えば、カメラで撮ったり、時間が表示される。あと地図なんかも。これが Google Glass とかを付けている感覚なら一度試してみたくなる。サラの声はよく聞こえるのだが、彼女のグラスによる映像がほとんどなので彼女の顔をあまり見ることができない。その代わりちょっとビッチな感じの友だち、レイチェルの姿はよく見れる。そのサラとレイチェルがイスラエルのテルアビブに旅行に行って始まる物語。恐怖に巻き込まれるサラたち。門を閉められ、街に閉じ込められる様子は「〇撃の巨人」風味もある。意外な人が役に立つ。イスラム教では堕天使。ユダヤ教ではゴーレム。キリスト教ではゾンビ。テルアビブには各宗教が集まっているからどうなることか・・・。ホテルのロビーでおじさんがウードかリュートを弾いているシーンが良かった。「2週間~匂い」とかいうセリフは、案外 Nirvana をもじったものかも。いくらなんでも女性に言いそうなセリフではなさそう。グラスを買ってあげるただただやさしいパパも印象的。パパの見た目からして、サラは年を取ってから誕生した娘なのかもしれない。きっとむちゃくちゃ甘甘なんだろう。グラスのズームイン、ズームアウト機能が興味深かった。これがあると双眼鏡が要らないのか。ついでに暗視機能があれば・・・と考えるとどんどん犯罪用になってしまう。ラストもスマートグラスならではのカット。スマートグラスを使いたくなる映画。でもスマートグラスはどんだけ電池がもつんだろうか。面白かった。雨。晴れ。曇り。寒い。暑い。


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シング・ストリート 未来へのうた(Sing Street) [DVDやら映画やら]

意外なラスト。楽しい音楽映画かと思ったら、家族のこととか学校とか色々ハードな映画だった。開始早々、一目で YAMAHA FG と分かるギターが登場する。メガネのエイモンが持つギターが ARIA の Jackson とか Charvel コピー。彼の家には他にも2、3本ギターが置いてある。Precision 風ベースもヘッドのトラスロッドカバーがご愛敬。高校のステージで PV を撮るシーンは妄想だろうなあと思って見てしまうのでちょっと悲しい。おそらくコナーが「こうあってほしい」という世界だろう。音楽にのめり込んでいくコナーだが、始めたきっかけを忘れないのがえらい。初心貫徹。デモテープではなくてデモ PV を作るのがすばらしい。さすがは MTV エイジ。学校でのパーティ。「茶色い靴」の歌詞がすばらしい。普通ならこれで生徒と学校も楽しく和解で大団円っぽいけれど果たしてどうなるか。ダーレンがコナーに紹介するギターのエイモンがすばらしい。コナー自身も明確には把握していないであろう大雑把なイメージをエイモンが明確にする。ゆっくり怒らずにコナーの話しを聞き、アイデアを与え、曲を完成させていく姿はなんともたのもしい。ギグでバラードを演るときやラストの曲での、コナーへの一言もかっこいい。この二人の間にいるのは小柄で赤毛で巻き毛のダーレン。学校の廊下で話すエイモンとコナーの間にダーレンがいるカットが面白い。ダーレンはすぐそばにいるのに、小柄なせいもあるんだろうが、なんだかすごく遠くにいる様子。でもいるのといないでは全然ちがう。笑ってるだけのダーレンかと思いきや、彼には後で重要なとてもかっこいいセリフがある。エイモンの家のバスドラムに描かれているロゴが Easy Livin。「安息の地」といったところか。Uriah Heep の曲名でもある。このロゴは後で SING STREET の名前に貼りかえられる。コナーと彼の兄が居間で見るテレビでは、Duran Duran の他に Spandau Ballet の MV も登場する。時代は CD が全盛になる手前。LP レコードやカセットテープがたくさん登場する。スマホどころか携帯電話さえない。だから SNS もないし、ロンドンにだって行かなきゃどうなるか分からない。学費の安いという理由でコナーが転校す学校名が、SING ではなくて SYNGE STREET 高校。SYNGE というのはアイルランドの劇作家の名前らしいが、それにちなんだ学校名なんだろうか。学費に比例しているというかなんというか、この学校の荒れ具合がすばらしい。エイモンとコナーが木の下でギター片手に曲作りをする風景が、忌野清志郎さんと仲井戸 CHABO 麗市さんが北海道で撮ったデュオの演奏シーンを連想させました。面白かった。晴れ過ぎ。


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tY:近況91(Radiko アプリ とか) [他]

面白かったページ。

「性格はせっかち。夕刊をタモリと間違える」 都議選候補者15人のプロフィール | netgeek http://netgeek.biz/archives/98891
歩きスマホが歩き方を変え、時に人を愚かに見せる - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20170704-texting-on-mobile-walk-sillily/
「インターネット」出現より以前からフランスでは「Minitel(ミニテル)」がオンラインネットワークを構築していた - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20170704-minitel/
契約しとけばよかった!逃した魚は大きい?ドル箱に大化けした成功者たち | ガジェット通信 http://getnews.jp/archives/1811942
河川が氾濫する度に見返したい画像 | netgeek http://netgeek.biz/archives/99071
イギリス料理「ウナギのゼリー寄せ」はどのようにして人気を博していったのか? - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20170706-jellied-eels/
視聴者が続編の制作を決める 「第9地区」監督の実験的スタジオ「Oats Studios」の最新作「God: Serengeti」 - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20170710-oats-studios-volume-1-god-serengeti/

私は”サバイバー” | NHK オーディオドラマ: http://www.nhk.or.jp/audio/html_fm/fm2017023.html
保険下りたことを確認する男がゲスかった。

Sim無しで Wi-Fi だけの Xperia SOL21 で Radiko を聴こうと思ったら、Radiko が立ち上がってくれない。「位置情報を~」云々というメッセージが出るが、そのまま落ちる。
Airplane モードを ON/OFF したり、
GPS を ON/OFF したり、
Radiko アプリを再インストールしたり、
キャッシュを消したり、
再起動したり、
位置情報の設定を変えてみたり、
とか色々するがダメ。端末本体のリストアをしようかと思うが面倒くさい。Android のバージョンは 4.1.2。古いからかなと考える。Radiko アプリを使えなくて何が困るかというと、Raziko が使えなくなること。

困った結果、古い Radiko アプリの古い Apk ファイルをバックアップしてあったのでインストールしてみた。

gg170714-1.JPG

動いたくれた。以前からだが、Wi-Fi で使っているせいなのか位置情報サービスを OFF にしていてもつながってくれる。

gg170714-2.JPG

日付をみたら 2012年のもの。アプリのバージョンを調べてみたら 3.1.1 だった。古い。有料のエリアフリーになる前のアプリ。画面も白色。確か今のは青色。でも聴けた。そのおかげ Raziko も使えるようになった。
そもそもなんで最新版の Radiko アプリが使えないのか。Android のバージョンが古いのか。Sim が入っていないとダメなのか。でも前は使えたし。
ふと考えたのが、Radiko + Raziko 専用 Android 端末の作成。どっちも古い Apk ファイルを用意したら、エリア設定ができた頃の Raziko に戻れるかもしれないと思ったりする。



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探偵ミタライの事件簿 星籠の海 [DVDやら映画やら]

波マークの東映映画。日本語字幕付きで登場人物の名前がよく分かる。開始早々ひどい目にあっている人たち。英字表示のタイトルロールがかっこいい。劇中で出てくるテロップも英語だし、海外向け瀬戸内の海アピールだろうか。音楽が「相棒」な雰囲気。ストレートな探偵もの。火サス映画版ともいえる。しかしラストはさすが映画という展開。この世には色んな末裔がいるが、この映画の末裔もすごい。ミスリードっぽい人は何人か出てくるが強力なのはあの人。絶対関係あるなあと思ったが・・・。「罰」の件での「漢字文化圏であること」とか「粘着質」によって犯人像を広げるのが上手い。他に「外国人」という言葉もキーワード。事件と地元の歴史探求、この二つにどんな関係があるのか。企画協力に少年マガジン編集部の名があったが、もしかして UMA とか都市伝説のマンガの人たちだろうか。主人公のミタライはめちゃくちゃ頭が良い人。探偵というより大学の先生っぽい。きっと奥の深いストーリーを持つ役なんだろうが、その説明は広瀬アリスさん演じる小川みゆきの言葉によってものの数分で語られる。その後は会う人みなさん彼の存在を知っているという状況。彼にいちばん近いと思われる「石岡先生」も名前を連呼されるだけで姿を現さない。広瀬アリスさんの目がでかい。うるさすぎる彼女が、ミタライの口数の少なさを引き立てるという正統派脇役。ミタライが真相を語るシーンで彼を見るときの表情が良い。ミタライの「気になると訊かずにいられないんです」というセリフ、船を操縦する寺脇康文さん、そして「特命の件」とか、そのまま「相棒」オマージュ満載。もしかして「相棒」のゲストになって右京対ミタライという予定でもあるのか。ミタライの瀬戸内滞在期間は 4月28日 から 5月4日。一週間かからないところが天才であり、一日で解決しないところがけっこうリアルかもなあ。アパートの死体役の人が大変そうだった。意外過ぎるラストといい、けっこう面白かった。晴れ過ぎ。


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COP CAR/コップ・カー(COP CAR) [DVDやら映画やら]

タイトルロールがなんというか男らしい。てっきり短髪の少年がミッチの少年時代かと思ってしまった。靴ひもを使うシーンは「うそだろ?」と思って笑ってしまうが、あきらめないミッチ保安官の性格が恐い。そして車の運転も怖いがトラビスとハリソンが銃をあれこれいじっている場面がさらに怖い。車のウィンドウを触る手の血のドロドロ具合が恐い。知らなかったがパトカーの後ろのドアは外からしか開かないのもまた怖い。夜中の無灯火暴走がまた怖い。なかなかミッチ保安官が声を出さないので、もしかしてずっと話さないのか?と考えたが、一人しかいなければ話すこともない。ミッチが一体何をしたのかは、彼が家のトイレでやっていることや少年たちが助けた男の話しに頼るしかない。ミッチは悪人だろうが、相手をすぐにやってしまわないところとか、今ひとつ極悪にはなれていない・・・気がする。車を盗るにしても何も考えない奴なら窓を破って盗っていくだろうし、なるべく穏便に済ませたいんだろうと思ってしまう。自宅にしまってあったカードとかゴールドとかを見ても彼には計画性がある。つまりこういう日が来た場合の保険。計画から外れるととにかく元に戻そうという性格。普通の映画ならミッチの行動をもっと暴力的に描くんだろうが、そうでないところが意外で怖い。終わってしまえば超怖い「スタンド・バイ・ミー」といえる。少し気弱そうなハリソンを引っ張るトラビス。大事なものは必ず懐にしまうハリソン。保安官とか大人サイドは極悪でも、子供二人の関係はお互いの成長物語。あることがきっかけでハリソンが一歩踏み出すところが感動。その時点で大人たちはどこかに消えてしまった。子供が頑張っているけれど、エロ無しだけど、PG12 なのは仕方がない。面白かった。


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はいからさんが通る [DVDやら映画やら]

記憶では東宝だったが今見ると波がどっぱーんの東映だった。開始早々面白い。タイトルロールから時間を無駄にさせない。「はいからさんが通る」のタイトル書体がちょっとおどろおどろしい。本田博太郎さんの「オレに指図した女はおまえが初めてだ」のセリフがよみがえった。まっすぐで一途な役だが、瞳の奥には何か危ないものが宿っている感じ。役でのこととはいえ。田中健さんと南野陽子さんの年の差カップルは、昔は当たり前だったかもしれない。しかし田中さんもこんな若い娘とラブなシーンを演じるとは思わなかっただろう。野際陽子さんの「〇んこはうん〇です」に笑う。大正時代の街並みの様子とか、目立った違和感がない。特典メニューのメイキングを見ると、セットが狭いので色々と工夫して撮影したらしい。阿部寛さんの軍服以外のスタイルがバブルスーツな感じでちょっと場違い。飲み屋のビールが「サンライズ・ビール」、といのはアサヒのもじりだろう。「はいからさん」をいち早く西洋物を取り入れるという意味で言うなら、それは冒頭の自転車くらい。それよりも今までの日本人からは外れた積極性とか女性の進出といったことがメイン。しかしそこまで高尚なものではなくて、早い話が「おてんば」。しかし結婚相手の消息を確かめにロシアまで行くというのは素晴らしい。コミックの映画化。柳沢慎吾さん演じる牛五郎の展開が性急すぎるかもしれないが短い時間内によくおさまったもの。話しを丁寧にして前後編に分ける魂胆よりよほど良い。しかしこの映画の目玉はなんといってもエンドロールの歌。振り返ってみれば劇中で歌は入らなかった。アイドル映画なら自分の歌を何曲か挿入しそうなもの。それだから最後の歌が身に染みる。スケバン刑事のときの「楽園のドア」も名曲だけれども、この映画の曲も負けてない。どちらも映画のタイトル曲としても独立した曲としても成立してしまうのがすごい。女優さんはちがうが「探偵物語」とか「時をかける~」とかも良かった。曲が良かったこともあるが、その映画に出ていた本人が歌っていたこともポイントだったかも。映画と全然合わない曲をエンドロールで聴かされるのはつらい。ラストは映画「江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者」を思い出した。もしかしたら紅緒と伊集院が出会っていたころに、どこかで女性が井戸水をくみ上げていたかもしれない。松原千明さんが清々しい。面白かった。疲れた。暑い。眠い。


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ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦 [DVDやら映画やら]

日活映画。世界一周旅行という冒険の旅から帰ってきた「田辺昭知とザ・スパイダーズ」。出だしは報道ビデオの雰囲気。映し出される会場は、垂れ幕に「日活映画 あの虹をつかもう」とか「帰国記念リサイタル」、「発表パーティ」、「フィリップス・レコード主題歌」とか書かれていて、実際にこの映画製作を発表した時の様子だろうか。報道陣相手に演奏していて、ムッシュが 3PU のファイヤーグロー、井上さんがジェットグローの Rickenbacker 330 を弾いている。大磯ロングビーチでのライブ場面では山内賢さんが Gretsch を、木下雅弘さんは Fender Jaguar のコピーっぽいギター。杉山元さんはヘッドのブランド名が消されたバイオリン・ベースのコピー。歌う松原智恵子の衣装が、ブレードランナーでレプリカントが着ていた衣装っぽい。彼女がインタビューを受けるシーンで Jaguar コピーのネック裏が見えるが、ヘッドの形状がかなり Fender に近い。山内さんがインストを弾きまくるシーンになるとギターが Gretsch から白い Fender のコピーに変わる。ノリノリで弾いているがシールドはささっていない・・・。前から映らないのではっきりしないが、一瞬見えるヘッド形状だと Elk 製かもしれない。しかしなぜ山内さんがギターを持ち替えたのか? それは見ていると分かる。あの Gretsch を抱えてこんなアクションはできない。ヴィレッジシンガーズが「バラ色の雲」を演奏する。YAMAHA のセミアコ SA と Fender Jazz Bass を持った彼らに感化されてか、スパイダースもたまらず「風が泣いている」を演奏。「夜更けのゴーゴー~♪」という歌詞はすばらしい。ムッシュと井上さんが手にするのは 冒頭の Rickenbacker。ムッシュがピート・タウンゼンドっぽく見えたりする。ベースは白の Fender Precision Bass。ビクター工場の後でまた演奏シーンが見られる。「あの虹をつかもう」。赤い衣装のスパイダース。井上さんは同じ Rickenbacker だが、ムッシュは赤い VOX Teardrop。黒い衣装のスパイダースでは、ムッシュが Rickenbacker で井上さんは緑の YAMAHA SA。歌詞が面白い「恋のドクター」は堺さんと井上順さんのコントで演奏無し。名作「サマーガール」ではファイヤーグローとジェットグローが登場し、キーボードの大野さんはペダルスティールを弾いている。飾ってあるスポーツカーがまるでマッハ GoGo。雰囲気的に大団円での演奏シーンっぽいが実は劇中映画。まだまだ終わらない。ヤング・アンド・フレッシュの乗るオープンカーがかっこいい。ラスト、松原智恵子さんの家で演奏する山内さんたち。木下さんのギターも割と大きく映るが、どうしてもヘッドの文字が読めない。もしかして Fender Jaguar かと思ったりするが、6弦側ホーンの形がなんだか変。終わってみればヤング・アンド・フレッシュ対ザ・スパイダースという構図。演技力は間違いなくヤング・アンド・フレッシュの勝ち。オープニングタイトルの下にわざわざ「(主題歌 あの虹をつかもう)」と付け加えられているのは、レコード会社様対策なんだろうか。面白かった。


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進め!ジャガーズ 敵前上陸 [DVDやら映画やら]

富士山の松竹映画。ジャガーズの中でもシンちゃんこと岡本信さんがメインの映画。彼と尾崎奈々さん、中村晃子さんの三角関係。娘大好きな親父も入れたら文字通り血みどろの四角関係。オープニング早々の飛行機内、大泉滉さんの「酒はおいしいし、ねえちゃんは~」は「帰ってきたヨッパライ」からだろう。5色の水着の女アサシンが戦隊ものみたいでかっこいい。エンドロールによれば「パンチガールズ」というグループらしい。オレンジの水着で「あたしのすべてを~♪」と歌っているのは泉アキさんだろうか。中盤で突然モノクロになるのはなぜなのか。中村晃子さんのフラメンコシーンでは、彼女のスレンダーさがよく分かる。唐突に始まるヒガシマルうどんスープの CM。おにぎりを握っているシーンでは、しっかり一升瓶のヒガシマル醤油が堂々と鎮座している。さすがタイアップ。かなり出資されたのだろうと思う。秘密結社のようなものに狙われるのは、ビートルズの「ヘルプ」な雰囲気。アイドル映画だから無難なラブラブ展開、無難なラストかと思っていたら甘い。スラップスティック。支離滅裂な展開のようで、ちゃんと話しがつながっていて、不自然なようで不自然でない。テンポが速くて、考えさせる前に進んでしまうせいか。見事というか不思議な脚本。考えた人はすごい。バカな事やってると思わせながら、女アサシンたちの処刑シーンとか尾崎さんのラストが怖い。GS なので歌がバンバン挿入される。ジャガーズの歌はもちろんだが、目玉は中村晃子さんの湖の歌。秘密結社はどちらかというとレインボーマン的スタイル。けっこう日本が嫌いらしい。しかもアジトがあるのが「硫黄島」ならぬ「硫黄が島」。後の横井さんを連想させる、大東亜戦争が終わったことを知らないまま一人戦争続けている軍曹。それに比べて「憲法で戦争を放棄している」「ベトナムでは戦争をしているが日本は平和で良い」と平和をおう歌する若者。このときに歌で説明される戦後23年が秀逸。バカな戦争はもちろん、皇太子の結婚にまでチャチャを入れている。戦争反対一辺倒かと思えば、軍曹に戦争の訓練をさせて意気揚々と戦いにのぞむ若者たち。手りゅう弾は投げるし万歳するし突撃するし、戦いのラストは硫黄島で旗を立てるアメリカ人のパロディ。役者さんを紹介する舞台挨拶のようなエンドロールも面白い。彼女に娘に両想いに片想いの一途な愛のラブだけはないストーリー。すごい映画だった。曇り・暑い。


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