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ポテチ [DVDやら映画やら]

冒頭のバッターボックスの話しが面白い。今村には空き巣の親分がいるが、他にも尊敬する黒澤という空き巣がいる。その人がなんだか今村の親のように見える。車中で話している今村、黒澤と若葉。その後で今村が買い物に出たところの風景が印象的。特に駐車場のラインのレイアウトが面白い。舞台は仙台。クロサワの台詞に「~こないだの地震では~」というのがあって、これは3月11日のことだろう。この映画でいちばん印象的なのは黒澤の視線。めったなことでは人と視線を合わさない。一対一で話していても、必ずあらぬ方向を見ている。これは職業的なものなのか、心の問題なのかは分からない。本人曰く「人の気持ちが分からない」に関係するんだろうか。今村の部屋のベッドの脇にエレキギターらしきものが見える。ヘッドが Gibson Flying V とか Gibson Marauder っぽいが、ボディは B.C.rich seagull にも見えるがギターの裏だとしたら左右逆の形をしているし、なんだか変わったボディの形。ミユと男の部屋にもギターが見える。「実はこうだった」「実はつながっていた」という話し。都合よく人間関係がつながったり展開したり、夢中で叫んだりとかよくありそうなシーンだなあと分かっていても、ベタなところでジンと来てしまう。これは役者さんのせいだろう。終わって考えれば、今村が知ってしまった事実に悩まずとも、母親はとっくに知っていたかもしれない。中村監督なので見たが、空き巣の親分が監督本人だった。けっこう良いとこ取り。震災の後、宮城県でできるだけ早く映画を作ろうという思いで出来上がった映画らしい。地元アピールもあるのか、特典メニューでロケ地マップが入っていた。とにかく黒澤が気になる映画。短いと思ったら1時間を超えるくらいだった。晴れ。


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