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トラベラーズ 次元警察 [DVDやら映画やら]

長澤奈央さんを観たかった。しかし「ウルトラQ ダーク・ファンタジー」で見た小町のイメージとちょっとちがってた。その代わりというか木下あゆ美さんが良かった。みなさん元々戦隊ものに出ていたんですねえ。木下さんと笛木優子さんは顔の雰囲気が似てる気がします。しょっぱなから中国語。レトロワールドと呼ばれる次元はもろ台湾か中国。そういう資本で作られたんでしょうか。おそらく色々な並行世界を行ったりきたりする話しなのだろう。マンガチックなCGも良し。血に迫力がある。実験で拷問されてるときとか。格闘シーンも良い。主役の女性陣は寸止めがちょっと甘いかなというときがあるが、やられる側のリアクションというか迫力がすごい。飛ばされ方とか。スピード感もあって、これは台湾ならではといところか。ラスボスとの戦いでは、盛んに足を伸ばしたり・開いたり・挟んだりするとかサービスショット多し。でもあの人が実はアレだったのかとか、ドロップ缶の秘密とか、色々と分かってくるところが感動。敵を倒すラストショットは、機械との絡みとはいえ、体位的にちょっと・・・18禁?・・・まあ良いんですが。これはタイムワープではなく、次元旅行であり、パラレルワールドをまたいで活躍する話し。パラレルワールドを往来できる技術を持ったとすると、その人たちにとって、自身の世界って、あまり意味が無くなるんではなかろうか。無理して世界を作らなくても、たくさんあるんだから、好きな世界の自分に成り代われば良いだけなので。考えてみると面白い。厳格な管理が無ければ、基準世界もなくなるか。タイムスクープ社のタイムスクープハンターと並ぶSF映画。ああ面白かった。雨のち晴れ。


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日輪の遺産 [DVDやら映画やら]

麻生久美子さんが出ている。戦中・戦後日本の歴史を借りたファンタジーである。堺雅人さん演じる軍人・真柴たちに指令を出していたマント男は誰だったのか。中村獅童さんの若い望月と、八名信夫さん演じる金原(旧姓望月)が似ていてナイス配役。特に目のあたりが良い感じ。望月と久枝はかなりの年の差婚だろうなあと思ったが、年を取れば関係ないか。土屋太鳳さん演じるスーちゃんは軍人さんの娘。自分の身体の弱さを気にかけている真面目な女子。ユースケ・サンタマリアさんの野口先生が淡々としていて良い。彼は完全に左ではなさそうな平和主義者っぽい。ただそれが野口先生と彼の女生徒20人が任務に関わった理由でもありそう。極秘任務を受けた3人、真柴、望月、そして福士誠治さん演じる小泉の中で、もっとも傷ついたのは小泉だったか。マッカーサーを前にした最期が彼の背負った荷の重さをあらわしている。やり過ぎではないかと考えてしまうが、彼の後ろには女生徒たちがいたんだろう。任務完了・解散の日に、日本の行く末を野口先生と明るく語り合っただけになおさらか。この映画はファンタジー、ぶっちゃけトンデモ話し。彼らが隠す金品の出所もすごい。たしかに日本円を前借りと称して横取りしても、価値が下がる一方になるだろうから理にはかなっている。物語のクライマックスといえる、女生徒たちの行動は、おそらくスーちゃんの信念によるものだろうが、それを植えつけたのは軍人である親の背中であり大人。彼女たちの行動は、真柴たち3人、そして野口先生にも到底予想できなかっただろう。悲しすぎて、ここで物語が終わってもいい。戦後を後半とするなら、その山場は、洞窟でマッカーサーたちがある光景を見るシーン。しかしそれよりも、後半は関係者にマッカーサーを皮肉った歌を歌わせるためにあるようなものだ。それが女生徒たちが残した唯一意思といえるんでしょう。小泉がマッカーサーと話す英語がかっこいい。みなさん素晴らしい演技であるけれど、役者さんというより、スーちゃんの存在が心に残る映画でありました。観終わって考えると、スーちゃんを休ませる場所について話す、その何気なくて短いシーンが物語の分かれ目だったかもしれない。ああ悔やまれる。長いけど短く感じる映画だった。命令伝達のマント男の裏には何があったのか。それだけでもまたファンタジー映画ができそう。ああ面白かった。暑い。


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推理作家ポー 最期の5日間(The Raven) [DVDやら映画やら]

ポーの映画というのも珍しいので見た。「ノー・ワン・リブス」のルーク・エヴァンスさんも出ていたので。彼演じる警視と、ジョン・キューザックさんのポーのバディ・ムービー。やはり警察物はバディが大事。ポーについて警視に話す新聞の編集長が良い奴だった。「あいつが犯人でっせ~」とかあらぬことを言うのではないかと思ったので。ポーの記事をチェックする編集者も、命を捨てる覚悟で原稿を書くポーの身を案じる優しい男。警視も論理的かつ情熱的で、ポーを偏見の目で見ないけっこう良い奴。ポーを毛嫌いする奴ばかりじゃないので安心して観られる。しかしその安心な状況が不自然な気がして、どうしてもあの人が犯人じゃないかと考えてしまう。これがミスリードであることに期待しながら見る。ラスト、犯人はわかったが、先回りされていたことを考えると、もしかして協力者だったとか知っていたんではないかと疑ってしまう。再現された巨大な振り子が素敵。ポーの彼女が普通っぽいのに好感が持てる。電気のない世界、ランタン片手の捜査は大変だったろうなあ。あらゆる証拠を見逃しそうだ。ベンチで空を見上げるポーの表情が良かった。メイクもあるでしょうが、なんだか蝋人形ぽい。ポーの「人生が夢だった~」のモノローグに江戸川乱歩さんの「映し世は夢~」を思い出す。警視が口を広げたときわかったのだが、彼の犬歯がけっこう大きい。もしかしてこの犬歯でドラキュラ役を得たのか。原題は「The Raven」といたってシンプル。この詩がポーを象徴しているからだろう。長い邦題は分かりやすいが、「最期・・・ああ亡くなっちゃうんだなあ」と思わせるタイトルはちょっと寂しい。ポーは変わった人だったかもしれないが、愛する人のために狼狽する姿は人並み以上の純真さがなせることか。ポー役のジョン・キューザックさんは雰囲気良しのナイス配役。酒場のマスターがダウントン・アビーのベイツさんに似てた。ああ面白かった。暑い。火山。

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丑三つの村 [DVDやら映画やら]

驚くのは、大場久美子さんの大女優扱いです。エンドロールの最後から2番目に名前が出てきます。ちなみに最後は五月みどりさん。格でいえば夏木勲さんが最後だろうなあと思うところですが、最後だからえらいということもないんだろうか。古尾谷雅人さん演じる継男は、村では突出した人の良い人間に見える。インテリで言葉遣いも丁寧。彼の住む村はなんとも閉鎖的で、夏木勲さん率いる自警団がよそ者を排除して守られている。継男が言う「どんどん血が濃くなる~」というのはとてもショッキングで、田中美佐子さん演じるヤスヨとは知らずに親戚関係になっているであろうという狭い世界。これではうかつに人を好きにはなれない。継男に負けず、ヤスヨも悲劇者。新井康弘さん演じる先輩はその辺をよくわかっていて、エッチは他所でする。さすがズートルビ。こうした状況を嘆く二人に対し、何の危機感を持たない、あるいはあきらめきっている・知らないふりをしている他の村人は変。エッチしたければするし、血のことなどおかまいなしに縁談を手伝うおばさんも変。「わしが生きている間は勝手なことすんな」と言った継男のばあさんもいかんかったか。ばあさんがいなくなれば何でもできると思ってしまう。古尾谷雅人さんはこの前年に「女教師」にでているが、それを100倍しても足らない、あっち側に行ってしまった役をどう思っていたのか。大きな映画会社の大作とはいえ、色々と複雑な思いがあったんではないでしょうか。とうぜんながら犯人に感情移入してはいけない。とはいえ継男はまともであり続けようとしたのかもしれない。ここで描かれている村はホラー成分満載で恐ろしい。ビートきよしさんが出ていたが、冒頭の一瞬だけだった。ああ、怖かった。家族鑑賞には向かない・・・天気良い。


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マーサ、あるいはマーシー・メイ(Martha Marcy May Marlene) [DVDやら映画やら]

当然エリザベス・オルセンさん目当てで観たのだが、こわかった。これはサスペンス、社会派ドラマというよりはホラーに近い。ホラー映画ではないけど精神的にホラーでした。カルトの怖さがエリザベスさんの挙動に現れる。ああ嫌だ。服従させる話法とかやり方とか、知りたくも無いですが、知っておかないと取り込まれそう。あんな友人たちは欲しくないです。マーサも姉にすべてを打ち明けていれば良かったものの。自分でなんとかできると思っていたんでしょうか。「終わりは始まり」と言わんばかりのエンディングが秀逸。観終わった後も緊張させます。どうしても暗い未来が見えてしまって滅入りますが。マーサが姉の下で何かするたび、過去のカルトグループでの行動の場面につながるのは、視覚的にも説得力ありすぎ。カルトリーダーがギター弾き語りでマーサに捧げる歌を歌うのだが、これがまたよく聴くと気持ち悪い。ポリスの「見つめていたい」に匹敵する、自己中心・ストーカー・俺にひれ伏せ的ソング。観ていて少し連合赤軍を思い出します。赤軍の「総括しろ」がカルトリーダー言うところの「証明しろ」ってところでしょうか。姉さんの旦那さんが可哀そう。ちょっとエッチなところが見れたが、怖くて頭に入らんかった。タイトルの「Martha Marcy May Marlene」の Marlene はなんだろうと思ったら、カルトの電話で使われている名前だった。そうすると、「マーサ、マーシーはたぶんマルレーネ」とか「マルレーネになる」とかそんな感じだろうか。だけどよく出来た映画なんでしょう。ああ怖かった。天気良い。


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生霊 IKIRYO [DVDやら映画やら]

ゲーム制作会社が作るゲームがホラーという話し。制作会社の事務所にあるボンダイブルーの PowerMac G3 がなつかしい。これはオリジナルビデオだろうか。劇場公開っぽくない。もちろん高橋かおりさんが出ているので観た。ダークな高橋かおりさんが活躍する話し。もちろんメイクだろうが、目の下にクマができたホラーっぽい顔が良いです。美人は何をやってもはまります。おそらく高橋さんの強いジェラシーが彼女を、さらには制作中のゲームをも変えてしまったのか。科学的な理由はもちろん、オカルト的な説明もあまりありませんが、その分ショッキングな映像でおぎなっています。一人目のイケイケであんたなんか蹴落としてやる系な女性の指や、恋敵の胴体とか。やられたあともちょっと動くのがこわい。更に凄惨な状況と幸せそうな家族が同時に映っているシーンは、なんだか監督とか脚本のこだわりを感じさせます。日常に潜む恐怖とでもいいますか。女性の相手になるのは、ゲーム制作グループのリーダー役であるチェッカーズの鶴久政治さんなのですが、配役の是非は問わないとしても、高橋かおりさんの相手にもなるのだから、もうちっと良い男でも良かったんでは? とファンの方は思うでしょう。おまけに三角とか四角関係の中心になる男性ですから。冒頭で高橋さんが夢か幻か、そんなお告げみたいなものを見るのだが、この辺の説明があるといいんかも。制作中のゲームを天宮良さんと鶴久さんがチェックするんですが、画面に再生されるゲーム動画のデザインがけっこう好き。うーんダークな高橋さんも良いですなあ。雨降りそう。


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バンカー・パレス・ホテル(Bunker Palace Hotel) [DVDやら映画やら]

「ゴッド・ディーバ」の監督、エンキ・ビラルさんの映画なので観た。観ながら、ルキノ・ヴィスコンティさんの映画「地獄に堕ちた勇者ども(La Caduta degli dei / The Damned)」とか、太宰治さんの小説「斜陽」を思い出してしまった。なぜだろう。偉そうな人が没落してしまうからか。バンカー・パレス・ホテルとは、早い話が「防空壕」のようである。安全なのは地下。だからモグラでどんどん地下に逃げる。観ていてどういう状況か分からなかったが、おそらく内戦とかで追われた大統領側の人たちが地下に非難した。地下で安心だと思っていたが・・・という話しか。観ている限り、具体的な状況説明はなくて、役者さんの言葉に頼るしかない。肝はホテルの従業員がみなロボットとかアンドロイドとか機械である点。もしかするとアンドロイド対人間という世界なのか。しかし人間らしいレジスタンスもいて、そうでもなさそうだ。だがちょっと考えてみると、故障とか銃で撃たれたりとかしない限り、人間か機械かわからない。それだけ良くできたアンドロイド。だから、彼も・彼女も、実はアンドロイドだったりするかもしれない。入れ替わった人間と思われるのも、アンドロイドのなせる技か。仮にアンドロイド同士が戦うとして、機械が導き出す最適の解は、結局人間のそれと同じようなものなのか。そうするとこの映画が描いているのは空虚以外なにもないような。特にゲーム好きには面白いかも。そういえばシナジー幾何学の「GADGET」は、この映画にちょっと似たような感じがする。列車の雰囲気とか。近未来の映像表現について、「ブレードランナー」とは別な回答かもしれない。面白かった。天気が良くなってきた感じ。


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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(Only Lovers Left Alive) [DVDやら映画やら]

イギリス映画。ティルダ・スウィントンさんが出ているので観た。小顔に長い髪とサングラスがイカしてます。少し年を召そうが関係なし。出だしで、アダムがビンテージギターをチェックする場面がある。Supro のギターとかかっこいいなあ。曲作りのシーンでは、Fender Jauger を使っている。それを弓で弾いたりする。壁には Telecaster が下がっているし、妹に壊されるギターは 1900年代の Gibson L2。ライブでバンドが使ってるギターは、Gibson SG Zoot Suit で、女性ベーシストは Dan Armstrong のクリスタルベース。良いセンスです。ギタリストは SG をスピーカーの前に置いたまま退場。当然フィードバックノイズやらハウリングサウンド。なかなかイカしてます。ギターがいっぱい出てくるので腹いっぱい。イブの住む場所はタンジール。タンジールと聞くと、ウィリアム・バロウズ、特に「裸のランチ」を思い出すので、なんだか良い感じ。タンジールなのは音楽のためだろう。酒場で歌っている女性が素晴らしかった。イブが妹エヴァに「招かれずに誰かの家に入るのは不吉」と言う。さすがバンパイア。この映画は新しい「The Hunger」か。ライブハウスでのアダムとイブは、デビッド・ボウイとカトリーヌ・ドヌーブのようです。派手な吸血はしないで静かに暮らしていた二人は、妹の登場をきっかけに行き場を失くし、更に頼りにしていた男は・・・それでしょうがなく、ああ・・・という話しだが、生きるためにはしょうがないだろう。アダムはトム・ヒドルストンさんで、マーベル映画のロキ様だった。イギリスの方だったとは知らんかった。他にジョン・ハートさんとかイギリス新旧役者さんを楽しめる映画。ああ面白かった。ギター好きにたまらん。天気良かった。


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忍者狩り [DVDやら映画やら]

白黒映画。やさしいお顔の河原崎長一郎さんの退場がちょっと早すぎ。常に団体で動くお城召抱えの者たちは、バラバラだが攻撃力の高い忍者の前にはまったく役立たず。山城新伍さん演じる筧新蔵が「頭でっかちの堅物」は使い物にならないと切り捨てる。しかし女にちょっと弱い。ただ筧新蔵と白葉尼の対決シーンはけっこうかっこいい。どういう映画であれ、男と女の愛憎は不可欠なものなのね。大人たちが斬ったり斬られたりする中で、「いやじゃいやじゃ」と駄々をこねる若殿は無邪気なもんです。しかし子供の持つ気の使わなさは大事なことかもしれない。城内での件はそのおかげで助かったともいえるので。敵役「闇の蔵人」が相手の目をつぶすのは、「目が見えなくなる」~「暗い」から「闇」に関係するのか。そうだとしたら組織名に合致したインパクト満点な脅しです。普段はわりと主役扱いが多そうな忍者ですが、この映画では敵役。その「闇の蔵人」から大事な書付を守るため、河原崎さん、山城さん、佐藤慶さん、そして近衛十四郎さんの四人を雇い入れる。彼らはみんな「闇の蔵人」にお家をつぶされたり痛い目に合っている。個人的にも敵なのだ。だから忍者打倒の執念がすごい。それはお抱え六人の中から一人の裏切り者を見つけ出すシーンでも表れている。近衛さん始め、四人の武士はどちらかといえば地味で、雇い主である田村高廣さんがいちばん色男。山城さんも二枚目半的なところを見せるかと思ったが、始終シリアス。考えてみれば、このころは二枚目キャラクターだったか。気がつけば、この映画には爆笑シーンが無い。ハードコア時代劇とでもいおうか。美保さんにはもうちっとがんばって欲しかったが、ここでがんばらせるとサービスカットみたいになりそうで、あえてそうしなかったのか? うーんストイック。忍者もの映画の正統派を見た感じ。最近はびっくり忍者劇しか見てなかったのでなおさらか。けっこう怖いけど面白かった。天気良い。

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未知空間の恐怖/光る眼 & 続・光る眼/宇宙空間の恐怖(Village of The Damned/Children of The Damned) [DVDやら映画やら]

白黒で古い映画だけれども画質が良かった。オリジナルの保存状態が良いのかリマスターなのか。すぐに村の異変を察知・判断するアラン少佐の軍人能力が素晴らしい。アランに協力して色々考える医者はタバコを吸いすぎ・もらいすぎ。処女懐妊で受ける女性のショックはいかほどだろう。妊娠可能な女性が対象ということだが、この辺りの設定は現在では難しいかも。なんだか「差別よ~」とか言われそうで。しかし設定が斬新で素晴らしいSFの古典であることは言うまでもない。生まれた体重がほぼ同じでも成長して身長・体格差があるということは、家庭格差ということか。電話を受けるときのカメラアングルや話す格好が、なんとも演技っぽくて時代を感じます。子供の知能を確認するのに「東洋のからくり箱」を使うのがにくい。続編の「続・光る眼」、こちらの方はSFというよりホラー色が強い。1作目と違って街が舞台のせいか緊張感がある。子供たちもインドの方がいたりアジア方面の方だったり、国際色豊か。もしかしたら最初の「光る眼」が海外でもヒットしたんでしょうか。それで目を世界に向けたとか。廃教会での子供たちの念なのか音波(?)攻撃シーンは、セットがボロボロになっていくだけだが、けっこうカッコいい。いちばん驚くのは、子供たちを説得にいった男の「何をしたいんだ?」という問いに対する答え。さすが子供と納得したりする。ストーリーの中で軍隊だろうが医者だろうが警察だろうが、人間になす術はなくて、1作目も2作目も考え付くことは似たようなもの。ただ2作目はちょっと後味が悪い。どちらも人間や動物を操ったり、知識や体験を共有させる能力に注目させるが、人の身体を借りて誕生する点も重要ではないかと思う。生殖なして誕生する生命。処女でも懐妊するところが宗教映画を思わせます。処女懐妊といえばマリア様だし、彼女が産んだ男の子は転生して人間を超えてしまった。この話しはキリスト信仰でなければ思いつかなかった話しかも。1枚で2本観れるなんて、昔しの同時上映みたいでうれしい。ああ面白かった。雨降ったり天気良くなったり変。

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ハンガー(The Hunger) [DVDやら映画やら]

なんといっても、Bauhaus が出ているから観た映画。そうはいっても、ピーター・マーフィーのアップがほとんど。ダニエル・アッシュの顔が少し。デビッド・Jは、ベースのネック。ドラムのケビン・ハスキンスは・・・。Bauhaus は ディスコのバンド役で、冒頭から「Bela Lugosi's Dead」を聴かせてくれます。Bela Lugosi ~ベラ・ルゴシといえば、もちろん吸血鬼ドラキュラ俳優のことで、この映画の内容に合うといえば合ってます。でも演奏は冒頭だけでちょっと寂しい。トニー・スコット監督ならではの起用ではないかなあ。デヴィッド・ボウイさんの登場も話題でしょうが、強烈な印象を与えながらも早めに退場します。話しは、永遠に若いはずの吸血鬼が急に衰えてしまって、次の人を探す話しです。カトリーヌ・ドヌーヴさんとボウイさん演じるミリアムとジョン。二人は少女アリスにクラシックを教えてます。ずいぶんと長い間生きてきた彼らは本物のクラシック教師。チャーリー・クリスチャンやジミヘンがそのまま現代でギターを弾いているようなもんです。ジョンに始まった老化が事件を巻き起こす、といっても彼らの存在自体が事件ですが。ミリアムがジョンの次に見つけた相手は、スーザン・サランドンさん演じるサラ博士。この二人のちょっとエッチな絡みも話題になってた。スーザンさんが見せてくれます。老化したジョンが必死に人を傷つけて血を求める様は、なんだか悲しくなります。案外この辺りの描写も、この映画が語りたいひとつかもしれません。ウィレム・デフォーさんはちょい役でも印象強いです。サラ博士は自分を変にしてしまったミリアムに抵抗するが、エンディングでミリアムは、サラはどうなるか。サラの悟りきった表情も魅力です。エンドロールで、特殊メイクを「Make Up Illusionist」と呼んでいるのがかっこいいなあと思った。Bauhaus かっけー。面白かった。寒い。


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Bauhaus は、カバー曲も印象的でした。「Telegram Sam」を除くと、わりと忠実にカバーしてたような。

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特に「Third Uncle」が好きだった。あと「I'm Waiting for the Man」も良かった。


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アメリカン・クライム(An American Crime) [DVDやら映画やら]

エレン・ペイジさんが出ているので見た。アメリカン・クライムというタイトルからギャングとかマフィア映画かと思ったら、陰湿な話しだった・・・しかも実際にあった出来事らしい。カーニバルから始まり裁判風景へ。出だしのモノローグは既にいない人が喋っている。ガートルードさんのような役は、イメージもあるだろうしなかなか引き受けてがないんではないかなあ。おそらくガートルードさん、病気がちで自己流で薬を服用して不安定だったことと、金がもらえない・金が無い苛立ちで凶行にいたったのだろう。娘は母の病気を気づかって、とりあえず親孝行っぽい。変に気づかってしまうために逆らえなかったのかなあ。母親は今の時代なら何らかの病気と診断されるかも。彼女自身言い訳のように「自分は病気で子供のしつけができない」と言う。薬のせいで抑えが利かなくなるのだと。間男のジェームズ・フランコさんとの関係はどちらかという屈する方。無い金まで渡してしまう。これをそっくりそのまま子供たちやエレンさんに向けたのか。それ受けた子供は弟や妹に当たるし、その下は犬に当たる。その中で、家族ではないエレンさんは格好の対象だったのかもしれない。誰よりも快活そうで、おまけに可愛いときたら、憎さ余って何たらということか。もとはといえばガートルードさんの長女の性格が原因か。母親と似ているところがありそう。その弟・妹がちっちゃいくせに人でなし。もしかしたらこいつらがいちばんやっかいかも。でも親の姿を見てただけだ。ああ良かったね!から奈落に墜ちる展開がある。証言台に立つ若い人々の口から出る言葉は決まって「分からない」。正直なんだかバカなんだか。最後に関わった人がどうなったのか簡単なナレーションが入る。ちっちゃい子でもちゃんと服役したんだな。たぶんジャック・ケッチャムさんバージョンだともっと凄惨なんだろうなあ。怖くて見れない。映画「コンクリート」とか、あの事件に関係した作品も怖くて見れない。あれをやった分別もついたはずの少年たちが今もどこかで生きていると思うとなおさら。辛かった。わりと良い天気。


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