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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years(The Beatles: Eight Days a Week - The Touring Years) [DVDやら映画やら]

「バンドは知ってるだろうけど、ストーリーは知らんでしょ」という映画。ライブシーンが多い。今まで見たことがある映像や画像でも、その画質におどろかされる。なんといってもカラー。着色やぼやけ加減でときどきアニメにも見えたりする。モノクロ部分もすばらしい。ジョンのかかえる小さなリッケンバッカーも良く見える。コードを押さえている様子もよく分かる。リバプールのスタジアムで男どもがシー・ラブズ・ユーを合唱しているシーンが怖すぎる。かっこいいのはジョージがグレッチを持ってロール・オーバー・ベートーベンを歌うシーン。グレッチは大きいようでギターの部分が占める割合はかなり小さい。グレッチを見るとギターはやっぱり見た目だなあと思う。なんで浅井慎平さんの名があるのかと思ったらインタビューで登場していた。忙しいライブツアーやファンやマスコミとの行き違いで、ライブはやらずにスタジオにこもり始めたのは有名な話だが、疲れていたのだなあというのが分かったような気になる。ビートルズの動向とともに大統領暗殺やベトナム戦争といったアメリカの様子も描かれる。ベトナム戦争の徴兵を拒否したカシアス・クレイも登場する。そして有色人種差別。ゲイター・ボウルでのエピソードはすばらしい。バンドはリンゴの加入で演奏力が格段に向上したという。リンゴがすばらしいのかそれまでの人がひどかったのか。毎夜「僕たちの演奏に問題はなかったか?」と聞くビートルズたち。それは観客が叫ぶばかりで「聴いていないから」だそうだが、自分たちにも聴こえていなかったせいもあるだろう。リンゴも音が聞こえないので、ジョンたちのお尻の振り方で分かったとか話している。東京公演でも、いつもどおり演奏した1日目は、観客が静かな分、自分たちの演奏の粗さが分かってしまい、2日目はがんばったらしい。ポールのマイクスタンドが動くことで有名なライブフィルムは1日目のもの。東京公演やレコーディングの様子、最後のルーフトップライブまで登場するが、終わってみれば、アメリカがビートルズをどう受け入れ、どう戸惑い、どう反発したか、そしてビートルズによってアメリカがどう変わったかということが印象に残る。ビートルズを狂言回しにして語られるアメリカンヒストリーともいえるかも。面白かった。晴れ。


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