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プルシアンブルーの肖像 [DVDやら映画やら]

ミニチュアのような学校。冬。雪道を静かな音をたてながら歩く少年。名前はアキヒト。少女、カズミと待ち合わせして交換日記を渡す。カズミから他の少年、タダシのことを「かわいい」とか「正直」とか言われて、けっこう寂しそうな顔をするアキヒト。しかも彼はカズミとタダシの交換日記の渡し役。なんだかトラウマな予感。そしてカズミはタダシに会いに学校の中に入る。初対面なのでうれしくてたまらない。そこで大変なことが起きる。これが事の始まり。そしてタイトル登場。でも「プルシアンブルーの肖像」の「プ」の字が役者さんの足と重なってちょっと見づらい。15年後。学校の屋上で一人話しているのは「冬の花」と書いてトウカと読む高橋かおりさん。映画「誘拐報道」のときからずいぶん成長した様子。シャープな子顔。他の雑な女子・男子とはレベルが違う。主役なので出番は多いし台詞も多い。頭がいい人だったんだなあ。しかし鳥小屋に閉じ込められたりプールのシャワー責めと、散々な目にあってしまうのがかわいそう。記憶ではでっかいメガネの尾花先生が高樹澪さんだったよなあと思ってたら原田美枝子さんだった。なんで子供たちは学校にいて家に帰らないのか。いっしょに帰ろうとしてただズルズル残っているだけなのか。人がいなくなったのは、だまって帰っちゃったということもあるので許せるにしても、先生があんなことになっても何も起こらない。そりゃないだろうと思ったりするが、子供なのでどうしていいか分からないということもあるかもしれない。疑問なシーンは多々ある映画。でも BGM は良い。映画のイメージはほとんど忘れていたが、水だらけのシーンで思い出した。シャワーといい雨といい噴水といい、水責めされる高橋さんがカゼをひかなかったか心配になる。つながりが不自然なシーンもあったりするが、エンドロールを見て、これは高橋さんのための映画だったのだと確信する。古い校舎の屋上部分のセットとか雨とか、舞台にはずいぶんと手間がかかっているよう。玉置浩二さん演じる用務員、アキヒトの、いわゆる「どろぼうヒゲ」が特殊メイクよりもホラーに見えてしまった。「学校の怪談」的な映画だが、実は「美女と野獣」とか「オペラ座の怪人」とか「ノートルダムの~男」とかの雰囲気もあるような。雪の上の血はおそらく女の子のあの日の血なんだろうなあ。そうだとすると原案は、純粋に少女から大人への成長物語だったのかもしれない。高橋さんが好きなら見なければならない映画。晴れ。


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